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2001年2月 アーカイブ

2001年2月 2日

ネネのあいつにマンマーク

 豪州キャンプがスタートしたコンサドーレ札幌ですが、練習に次ぐ練習というなんの変化もない日々に加え、代表クラスのスター選手もいないローカルチームのために、わざわざ全国紙がオーストラリアまで報道陣を送り込むわけもなく、めぼしいニュースはあまり入ってきません。
 しかし、そんな中でも無駄に注目を集めているのがやはり俺王様。大分時代は公称体重から10kgもサバを読んでいたという、ホルヘ・カンポス(メキシコ代表のGK。身長が168cmしかないのに公称は178cmと言い張る)もビックリな俺王様に対して、やはりというかなんというか早速岡ちゃんから「ダイエット指令」が出たようです。岡ちゃんのJ1監督としての初のチーム指導は、かつて名将・石崎監督を以てしてもアンタッチャブルだった俺王様の肉のカーテン((C)鳥日新聞)への挑戦から始まりました。

 ということで、現在84kgという体重を80kg以下に持っていくために、フィジカルコーチのネネから徹底的なマンマークを受けている俺王様は、練習だけじゃなく食事もサラダ&フルーツたっぷりという俺王様専用メニュー。現在のところ「特別待遇」という言葉でだまされているようですが、「体重を落とすのは簡単だよ」というネネコーチの談話に、俺王様は「だったらお前が先に痩せろ」とツッコんだとかツッコまなかったとか。

2001年2月 4日

日韓? 韓日?

 さてオーストラリアでは、恐いもの知らずだったはずの俺王が実は高所恐怖症だったとか相変わらずオモシロ人間っぷりを発揮しているそうですけど、今日はちょっと札幌から離れて、現在なんか(まだ)もめているらしい2002年のワールドカップの表記問題について書いてみたいと思います。

 別に日韓と書こうが韓日と書こうが、おそらく開催両国の一般サッカーファンのほとんどが「んなこたぁどうだっていい」と考えてると思いますが、国を挙げてのイベントとして妙にはっちゃけてる方々にとっては由々しき問題みたいですね。たかが表記ひとつがそんなに重大な問題なんでしょうか。オレはほかにもっとやるべきことがあるだろうと思います。まぁ、もし「韓日なのに日韓と書いたせいでモルジブ代表が予選落ちした」とか、「表記の順序が変わったせいで、日本と韓国を取り違えてニアミスした」とか、「『ドリームサッカー』なのに全然メンバーがドリー夢じゃなかった」とかなってしまうなら大いに問題アリですけど。とりあえず、両国がどんなにあーだこーだ言い合ったところで、2002年にやって来るであろう各国代表メンバーの大半は世界地図で日本と韓国を探せないに決まってますから、ホントにバカバカしい問題だと思います。
 つうか2カ国を列記する以上、どうやったってこういう問題は起きるんですから、いっそのこと二つともはずして「2002年ときめきワールドカップ」とか、「2002年魁!ワールドカップ」とかにすれば角が立たないし、どうせならば「2002年バラエティー生活笑カップ」にしてしまえば、こんなアホくさい泥仕合も四角い仁鶴がまぁるく収めてくれると思います。

2001年2月 6日

隠密俺王

 遠く豪州の地でキャンプに励むコンサドーレ札幌について、オレが唯一無二の情報源としていた道新スポォツのWebに、出発以来初めて「俺王」の「お」の字も出てきませんでした。いや、今までも「俺王」とは出てないんですけど。
 来札してからこっち、そこはかとなく醸し出す俺フェロモンによってその存在感を無駄に誇示していた俺王様ではありますが、ここに来てのいきなりの雲隠れは、どうやらレンジャー訓練で見せた「コアラ状態」がよっぽど屈辱だったようです。あるいは、道スポの小田記者が編集デスクから「あんまり俺王のことばっか書くな」とのお達しを頂戴してしまったのかも知れません。
 そんな感じで、俺王様の名前が紅白戦の記事にも全然出てないのは、一瞬でも皆の注目から外れたわずかな隙を狙って、こっそりとカンガルーとタイマン勝負してたり、コアラとユーカリ大食い対決してたり、「つうか、なんでパンダがいねぇのよ?」と意味不明な怒りを振りまいていたりとかで、紅白戦どころではないからだそうです。

 さてリンク更新。健作研究室。健作のファンサイト…でいいんですよね?

2001年2月 8日

松木監督が岡ちゃん批判

 昨日の話になりますけど、サッカー報知に札幌と同じくオーストラリアでキャンプを張る「やすたろう王国((C)鳥日新聞)」のやすたろうさんが、岡ちゃんがキャンプで採り入れていたレンジャートレーニングなどを批判した、という記事が掲載されていました。
 ああ? なんだとこのマンマーカーむしろストーカー! などとちょっとどころかかなり間違った言いがかりでよくよく見てみると、その時のやすたろうさんのコメントは「うちはそんなにのんびりしている暇はない。やるとしたらプールトレーニングくらい。」というもの。

 …別に批判してるようには見えないんですけど。オレはてっきりやすたろうさんが岡ちゃんに向かって「お前の母ちゃんデベソ!」などと叫んだのかと思いましたよ。まぁ必要以上に対決ムードを煽るのはスポォツ新聞の常套手段ではありますが、新戦力が多い上に札幌より1週間遅れてキャンプインした就任1年目のやすたろうさんにとってみれば、実際問題として開幕まであまり時間がないのは本音だと思います。ですから、やすたろうさんは純粋に「まぁ、うちは監督が松木だけに末期症状なんですよね!」と言いたかったのだと思います。

 そして虹と雪のテキスト第2弾、練馬大根でダイエット!です。「お父ちゃんの夜泣きに困っている」という方は必見ですよ!
 さらに今日もリンク更新、純喫茶グランパス君はその名の通り名古屋グランパスだよおっかさん!

2001年2月10日

進化の果てに

 豪州キャンプではつかの間の息抜きのバーベキューが行われ、岡ちゃんと全国の札幌サポーターが俺王様のリバウンドを心配する最中、ここで話は札幌とかサッカーというストライクなゾーンを大きく外れて、「おぉっとここでワイルドピッチでキャッチャー後逸! 今三塁からニカウさんがホームイン!」って感じになりますけど、オレはバッハが好きでしてね。どのくらい好きかって言うと、「全バ連(全日本バッハ愛好者連合会)」という、バッハのヅラをかぶってトランスしながらイワシの頭を食いちぎる種族の団体に参加してるくらい好きなんですよ。いや、そんな団体ありませんけど。
 クラシックって結構好きなんで、バロックから現代曲まで有名無名問わずしこたま聴いたんですけど、それで出た結論は、「やっぱ焼き鳥は砂肝に限るよネ!」というのももちろんなんですけど、「やっぱ行き着く先はバッハでありブラームスでありベートーベン」ってことです。何回聴いてもいいなぁと思う曲は、マタイ受難曲とか、ブラームスの4番とかベートーベンの9番とかであり、春一番とか麻布十番とかはどうでもいいです。
 まぁこれに関しては好みの問題もあるとは思いますけど、なぜこれらの曲がいいかと言えば、それは「音楽の原点」だからなんですね。もちろんマーラーとかヒンデミットとかバルトークとか小林亜星とか、いろいろな楽器を使っていろいろな手法で作られた曲も確かにいいんですけど、なんと言いますか、バッハやブラームスやベートーベンの曲には、音楽の"本質"があるんじゃないかと思うのですよ。もちろん、春一番の原点はアントニオ猪木です。あと亜星は違う。
 それで前置きが長くなりましたけど、実はこれってサッカーにおいても同じなんでねぇの? と思うわけですよ。ご存じの通り、サッカーという競技が生まれてからこっち、キック&ラッシュとかトータルフットボールとかプレッシングサッカーとかフラットスリーとかビジーフォーとかフィンガーファイブとか三浦弘とハニーシックスとかウルトラ(以下略)といった感じにいろいろ進化してきてますけど、はっきり言って戦術が進化しすぎてサッカーの「原点」とか「本質」が見失われてるんじゃないかな、なんて生意気にも思ったりするわけです。
 なんでそんなこと思ったかといいますと、この前テレビで見たサッカーが、あまりにもサッカーとはかけ離れていたものだったからです。プレスが重要なのはわかります。フォーメーションが重要なのもわかります。でも、ボール持ってない人にも平気でタックルするだけならまだしも、挙げ句の果てには平気で手まで使ってるんですよ? ボールもなんか変な形だし、もう、そんなのサッカーじゃねぇ! なんなんですかそのヘルメットは! と思ったらスーパーボウルでした。サッカーじゃありませんでした。

 え? 原点? 何それ?

 それと、チーム紹介2001年シーズン試合日程の1stステージ分をアップしました。「次節ってどこでどこと試合?」と訊かれたときに、「えーと、スタルヒン球場で対福原愛ちゃんだったハズ!」と答えてしまうことがないように作ったオレ用のヤツなんで、別にコレといったものでもないんですけど。あとリンクにはCONS@FULを追加。たぶちのブチは淵じゃねくて渕なんじゃゴラ゛ァァァ! というペイジ。ではありません。

続きを読む "進化の果てに" »

2001年2月12日

俺王全国デビュー

 現在、生まれ故郷である札幌を離れて東京に住んでいるオレは、当たり前の話ですけど札幌ローカル局のコンサドーレ番組などは見ることが出来ません。オレも含めた道外の札幌サポーターはもちろん気軽に練習などを見に行けるわけでもありませんから、必然的にごく限られた情報で我慢しなければなりません。「ガンダムのプラモが売り切れだったのでジムで我慢」というか、「山田康男さんがいないから栗田貫一で我慢」といった感じです。
 そんなオレを憂いてくれたNHKが、2月11日のサンデースポォツで「コンサドーレ札幌キャンプリポート」をやってくれるという情報をキャッチしました。ということはつまり、ようやくこのオレも「動く俺王様」をこの両の目でしかと見ることが出来るってわけです。過去に戻ってオノレのおばあちゃんに「生きてる! 動いてる!」なんて言い放ったのび太みたいな心境ですヨ! ビバNHK! 受信料払っている甲斐があったよ!
 というわけで、ビデオに録画しながら気合い充分で臨んだNHKサンデースポォツ。上村愛子や星野仙一中日監督のインタビュー、プロ野球キャンプ情報などオレにとってはどうでもいいコーナーの連続に「なんで上村愛子(長野県民)なのよ? 里谷多英ちゃん(北海道民)にしろ!」などと理不尽な怒りをぶつけていると、ようやくコーナーはコンサドーレキャンプリポートに突入。岡ちゃんや(なぜか)優津樹のインタビューの合間に映る練習風景に今か今かと俺王様のお出ましを待ち続けていると、豪州の州リーグチームとの練習試合のシーンで、カメラはついに左足アウトサイドで優津樹にパスを出す俺王様のお姿をロックオン!

 そのシーン、時間にして約0.12秒

 結局これが最初で最後の俺王でした。まぁ「俺王特集」を勝手に妄想して楽しみにしていたオレとしては比較的ガッカリ感の否めないコーナーではありましたが、あの俺王様のことですから、もしかしたら思いきり放送コードに引っかかったのかもしれません。もっとも、一瞬さえ映らなかった選手もたくさんいたんですけどね。

2001年2月14日

岡ちゃん嘆き節

 豪州にてさくさくとメニューを消化しているらしいコンサドーレ札幌ですが、昨日サウスオーストラリア州選抜との練習試合を行ったそうです。結果は3-1とまずまずのもので、やすたろう王国が2失点を喫した相手に1失点という内容に、ディフェンスに対する手応えはある程度あったようです。もっとも、やすたろう王国は6点とったんですけどね。
 この試合での俺王ウィルですが、相手のオウンゴールを誘いなおかつアシストを一つ記録とそれなりの活躍を見せたようです。しかし岡ちゃんは「動かなくても、ボールを取られないとか、何かいいところがないと、今のままじゃダメだね」とぼやいたそうです。「早くも三行半か?」とも取れるコメントですが、普段マスコミに本音を話すことがほとんどない岡ちゃんのことですから、俺王様のいいところ、たとえば「ウクレレが趣味」とか「割と愛妻家」とか、さらには「メカである」とかはたまた「スタンドが出せる」というところにはとっくに気づいていることと思います。どれもサッカーとは関係ありませんけど。
 いずれにしても、今まで戦術指導を「俺のプレーに対する批判だと思っていた」という、どんな思考回路を持っていればそう思えるのか皆目見当もつかないほどの俺っぷり丸出しの俺王様ですが、現在のところ岡ちゃんによるねばり強い調教やネネコーチによるシェイプアップ作戦、いわゆる俺革命真っ最中という段階ですから、おそらく開幕する頃には「『るろうに剣心』と比較した『GUN BRAZE WEST』の和月伸宏の絵」もしくは「デビュー当時と比較した今の優香のツラ」と同じように今までとは全く違った、つうか別人?という俺王様を拝むことが出来るでしょう。(情報提供:笹さん)

2001年2月16日

キング・オブ・キングスへの道

 豪州キャンプも終盤にさしかかっているコンサドーレ札幌ですが、現地で北海道新聞による岡ちゃんへのインタビューが行われ、それによると岡ちゃんは「播戸とウィルを2トップにするのが一番良さそう」と考えてるみたいです。当初は俺王の中盤での起用を考えていた岡ちゃんですが、ここに来てようやく俺王を最も生かせる場所、つまり「キングポジション」を任せる決心をしたようです。
 さてその俺王様、「まだ播戸と息が合わない」とのことですが、ここをご覧になっている皆さまにおかれましては、これは当然通訳を介してフィルタリングされた訳であり、実際のコメントは「播戸が俺様に合わせようとしねぇ」というものであるということにはとっくにお気づきのことと思います。しかしこのコメントには実はさらに続きがあって、オフレコとしてこのまま播戸が俺王様に合わせない場合は「かくなる上は太ってやる」と意味不明の爆弾宣言まで飛び出たことはあまり知られていません。オレの妄想では。

 いずれにしても、サッカーの花形「キングポジション」を手に入れた俺王様。J1リーグが開幕した暁には、俺トラップから俺ドリブルでの俺突破で俺ゴール、そして俺だけが満足できる俺パフォーマンスという、非の打ち所のない俺プレイを存分に発揮するお姿を妄想しています。

2001年2月18日

やすたろうさん撃破

 17日に行われたやすたろう王国との練習試合は、30分×3セットの変則形式で行われました。大手の全国スポォツ紙のWebサイト全てが一切触れてないという注目度バツグンの試合の結果は、札幌が2-1で逆転勝利。お互い調整段階で手の内の全てを見せるわけがなく、さらにはやすたろうさんが毎晩豪州ワインを飲んだくれているとはいえ(誇張)、去年まで2部にいたチームが今藤山と洋平を代表合宿で欠いていることを考えれば、まずまずの結果ではないかと思います。

 ちなみに得点者はビジュと奈良。練習試合3試合を終えた段階で未だに俺王様に流れの中でのゴールがないことを心配するサポーターも多いかもしれませんが、ビジュの同点ゴールは俺王の俺フリーキックからのこぼれ球を押し込んだナメックゴールであり、俺王様自身もオフサイドにはなったもののゴール右隅に俺シュートをたたき込むなど札幌のシュート数10本のうち4本を放ち、ようやく俺っぷりにエンジンがかかってきたようです。
 岡ちゃんも「練習でも良くなってきていたから。もう少しやってくれれば」と及第点を与えたようですが、もちろん俺王様にとってみれば「練習試合ごときに俺様が本気を出す必要はねぇぜ」という理由から、今回もいわば「ちょこっと俺」なのであり、まだまだこんなものじゃありません。ただし、ルーキーのFW奈良が得点を挙げたことについて、「これで心おきなく有給休暇が取れる」と考えてはいまいかとちょっと心配です。

 というわけで虹と雪のテキスト第3弾、衝撃! ムー大陸消滅の原因はもたいまさこ?をアップ。「矢井田瞳と椎名林檎の区別が付かない」という人のためのテキストです。

2001年2月19日

今藤山第1関門突破

 6月のアルゼンチンワールドユースに向けての実戦訓練の場である「U-20サッカートーナメント香港2001」に出場するメンバーに、コンサドーレ札幌から山瀬、藤ヶ谷に加えてゴンザレス今野も初の代表入りを果たしました。3人の選出は横浜Fマリノスと並んで最多です。
 小野、稲本、本山、高原らを擁した前回の準優勝チームと比べて小粒と言われている現世代ですが、札幌の選手が3人もいるという時点でオレの中では最強チーム。とりあえず、例のごとく3人とも全国スポォツ紙からはいないも同然の扱いですけどね。

 というわけで、今回選出されたユース代表は2月23日から香港にてブラジルユース代表、アルゼンチンユース代表、中国ユース代表という強豪チームと戦います。今藤山の3人には、この大会で存分にアピールして是非ワールドユースメンバーへの切符をつかみ取って欲しいのは山々なんですけど、噂によるとブラジルのユース代表は、先のU-20南米選手権においてイエローカードゲッター16人、退場者5人を出したというエメが11人チームらしいので、ケガでもされて香港への片道切符だけで終ってしまうことのないように祈るばかりです。早生まれの今野は次のユースにも出られますし。

2001年2月20日

貴公子の変革

 いっつっもっのよぉ~に今日もステキ新聞・道新スポォツのWebサイトを覗くと、「伊藤、筋肉改造でモリモリ」という見出しが目に飛び込んできました。「モリモリ」と見た瞬間、優津樹が改造手術で平松守彦大分県知事に変身か? と思ったオレは優津樹ファンからウィルスメイルが送られてくること必至なのですが、実際はMF伊藤優津樹が肉体改造に取り込んでいることについてでした。
 優津樹と言えば、昨シーズン左サイドから数多いアシストを記録しながらも後半15分を過ぎるとガッツリ運動量が落ちるため、「60分の男」としてその天才っぷりと虚弱っぷりを存分にアッピールしていた北の貴公子ですが、今季J1で戦い抜くために、以前は全くやらなかった筋力トレーニングをオフから精力的に取り組んできたそうです。これについては先日放送されたNHKサンデースポォツでも触れられていましたが、その結果現在は体重が4kgも増えたそうです。

 1部での戦いに向けて「虚弱返上」を目指す貴公子は、「今年は27歳になるから。アブラも乗る時期だしね。シーズン中にけがをしないように、と言うのが一番の理由だけど」とコメントしています。ちなみに今27歳のとある王は、別の意味でアブラが乗りまくりのため、4kg減量させられてますけど。

 それとリンク更新。三沢球技場は横浜Fマリノスのサポーターサイトですね。

2001年2月21日

バンバンハットトリック

 豪州合宿では最後の練習試合となるアデレードシティフォース(豪州1部リーグ)との試合が行われ、バンバンのハットトリックと俺王の得点で4-1という快勝だったそうです。ようやくのバンバン&俺王揃い踏みに、ほっと胸をなで下ろしたサポーターも多いのではないでしょうか。
 とりあえず、これまで豪州合宿で行われた練習試合4試合で、コンサドーレゴレンジャーのうちミドレンジャー(ニヒル担当=ノノ)・アオレンジャー(すばしっこい担当=バンバン)、キレンジャー(喰う担当=俺王)が得点をゲット。あとはアカレンジャーの山瀬(ドナドナ中)とモモレンジャー(紅一点=優津樹)が国内での練習試合で得点を挙げれば、江戸川権八総司令(岡ちゃん)も文句なしです。もう死神博士だって恐くありません。作品違うけどな。

 さて話は変わりますが、今週号のサッカーマガジンに掲載されたU-20代表の合宿リポートで、ゴンザレス今野のピン写真が載っておりました。恥ずかしながらオレは、先の高校選手権では東北高校の試合を見られなかったので、今までゴンザレスをまともに見たことがなく、「南原清隆に似ている」という噂しか聞いたことがなかったんですけど…。

 ホントに似てるのな。

 いやもう、マジで一度見たら忘れられません。親を忘れてもゴンザレスだけは忘れないってくらい激似です。この記事の中には、今回の合宿に参加した代表候補とスタッフ全員の集合写真も載っているんですけど、40人近くが写っている写真の中でも一発でどこにいるかわかるほどです。そういえば、香港入りしたユース代表が地元の若いギャルに大歓迎を受けたという記事が各スポォツ新聞に載っていましたけど、そのうちの何人かはユース代表をブラックビスケッツと間違えた可能性も充分考えられますね。
 スカパーをお持ちのみなさん、香港でのトーナメント(2/23~25)はノースクランブルで見られますので、ゴンザレスが出たら要チェックですヨ!

2001年2月23日

大きな経験

 ゴンザレス、藤ヶ谷、アカレンジャー山瀬の3人を擁する史上最強U-20(オレ史における)が戦う「U-20サッカートーナメント香港2001」が本日開幕しました。ユースとはいえ、去年まで2部にいた弱小田舎チームからJ最多タイの3人が代表入りというだけでも充分に身分不相応といいますか、まぁ早い話「何かの間違いでわないですカ?」なんてことになるのかもしれませんけど、本日行われたブラジル戦では、こともあろうに今藤山そろい踏みですよお客さん! インド人だってビックリ日本新記録という感じです。
 まぁ藤ヶ谷に関してはアジアユースでも正GKだったので、よっぽどのこと、たとえば藤ヶ谷だけホンコンと間違えてロンドンに行って1人だけ愉快で楽しかったり、日本がアジア(主に中東方面)の伝家の宝刀「セルフオーバーエージ枠採用」でディドを連れて行ってたり(ごまかせない上に現役じゃない)、そんなことがない限りは試合に出ると思っていましたが、山瀬は去年2部とはいえクラブとアジアユースでそれなりに結果を残しているのに、まだプロでは何の実績もない大久保(国見高校→セレッソ大阪)がマスコミに妙にもてはやされてるし、今野に至っては今回が初選出ですし、何よりもみんな地味なんで厳しいかなと思ってたんですよ。まぁもちろんちょこっとは期待してたんですけど、まさか本当に3人同時にピッチに立てるとは思ってもみませんでした。
 あんまり「代表慣れ」してないのはサポーターも同じ(オレだけ?)なんで、なんか「ベストジーニスト賞に輝いた南こうせつ(ベルボトム)」のような心境で、目頭どころか江頭まで熱くさせながら、高橋尚子を見守る小出監督のように試合を見たのでした。

 …というのが予定原稿だったんだけどなぁ

 実際はまぁ今野は出なかったのはしょうがないとはいえ、いつの間にか山瀬が茶髪になってるし何を血迷ったのか西村さんFWで使ってるし案の定吹っ飛ばされてるし失点自体は藤ヶ谷の責任ではないけどそのほかはちょっと危ないプレイもあったしつうかやっぱり大久保くんはいい選手でしたすいませんすいません生まれてすいません。しかし今更ですがやっぱりブラジルの選手はみんな巧いですね。ブラジルがアジアでの試合でなおかつ主力を送り込まなかったのに、川崎にドナドナされたエメが呼ばれなかったのもよくわかります。まぁ、ただ単に忘れられてただけの話かも知れませんけど。
 とりあえず、ワールドユースを前にブラジルと戦えたのは、山瀬と藤ヶ谷(だけじゃないけど)には大きな経験となったと思いますし、次の試合には今野の出番もあるでしょう。もちろん、彼らがいるからと言って近い将来札幌が強くなるかと言えば必ずしもそうではないんですけど、先々に向けての楽しみが増したことは確かです。他チームにドナドナされなければ

2001年2月26日

ゴンザレス代表デビュー

 23日に行われたブラジル戦において、「青木くんはストッパーよりボランチのほうがいいんでねぇの? 彼を上げて、その場所に今野を使え!」と、通ぶっていそうで実は身びいき丸出しなことを思っていたオレなんですけど、25日に行われたアルゼンチン戦の試合は、ちょうどその時間に調布でフットサルの予定があったためリアルタイムでは見られませんでした。なので、ビデオの録画予約をセットしておき、試合を楽しみに家に帰ってきました。
 早速試合について触れたいところなのですが、その前にみなさんに是非申し上げておきたいことがあります。非常に大事なことなので、耳をかっぽじってよーく聞いてください。

 ビデオテープの残量には充分注意しましょう。

 というわけで前半の45分しか見られませんでした。期待通り今野は先発だったものの、藤ヶ谷と山瀬はベンチにも入ってませんでした。まぁ選手全員に経験を積ませるために使われなかったということは、この2人に関してはすでにめどが立ったということなのでしょう。残念ではありますけど、何せオレがビデオ録画ミッションに失敗しているだけに、もし3人同時にピッチに立っていたら怒り狂っていたでしょうけどね。オノレのマヌケさに。もう、やり場のない気持ちのあまりに盗んだバイクで走り出すくらいの勢いだったと思います。
 さて初出場のゴンザレスですが、左ウィングバックの駒野くんに助けられた部分もあったものの、大きなミスもなく積極的にオーバーラップもかけるなど、初出場とは思えないほど落ち着いていましたね。初めて見ましたが、噂通りにいい選手ですし、噂通りに南原清隆に似てました。

2001年2月27日

第2次俺革命

 ここのところ若人の代表話をしましたが、その間チームはどうしていたかといいますと、豪州キャンプを終えいったん帰札、現在は「岡ちゃん一行のぶらりサッカー放浪の旅」第2弾として、静岡県の御殿場で2次キャンプを張っております。
 さて、豪州キャンプで岡ちゃんから「ダイエット指令」を受けていた俺王様。札幌サポーターや各方面の俺王ウォッチャーから「チンパンジーにITを教え込むほうがはるかに簡単」と言われていた俺革命ですが、その成果のほどはどうだったのかといいますと、なんと大方の予想を覆して4kgの減量に成功したそうです。ステキ新聞・道新スポォツによりますと、「まるで別人かと思わせるような体の絞り方だった。」とのこと。まぁ、いわゆる「のび太はテストで30点とっても賞賛される」って感じだと思います。

 しかし「これが本当にわたし?」という感じで、初めて美容院でメイクしてもらったOLのように気をよくしたのか、調子に乗った俺王様は「まだベスト体重じゃない。これから絞りたい」という発言も。ということは、昨年までのオノレはいったい何だったのか、大分の石崎監督に聞かせてあげたいコメントですね。

 さてここでお知らせ。3月7日に「J・エキサイティング・トト新聞」というタブロイド紙が創刊されるんですが、その「サポーターによる勝ちパターン、負けパターン」というコーナーで札幌の記事をオレが書いています。230円でたぶんコンビニ等で発売されると思いますので、見てやってくださいね。

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