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2002年10月13日

死して屍拾う者なし

 攻めない追わないやる気がない! 攻めない追わないやる気がない! コンサえらい! コンサえらい!

 というわけで不敗神話を持つ厚別での今季最後の試合はFC東京との対戦。札幌ドームの不勝神話に相殺されているものの、コンサドーレのそう長くない歴史の中で、高い勝率を持つ同競技場で勝利が期待されましたが、前節清水戦と同じくまったくもってやる気の感じられない試合で0-4の敗戦。
 年間14位の神戸が勝ったため札幌との勝点差は16にまで広がり、早ければ次節に札幌の降格が決定してしまうことになるのですが、そんなことよりも酷かったのが札幌の試合内容。前節清水戦は近年まれに見るダメ試合だと思っていましたが、それからわずか一週間でそれをさらに越えるダメダメな試合。清水戦はまだアウェイというエクスキューズが出来ましたけど、今回はホームであのような情けない試合をやらかしてくれるのですから、もう言葉もありません。
 別にね、選手は自分や家族のためにサッカーをやるのでいいと思うんですよ。サポーターなんて誰に頼まれたからやっているわけじゃなく、ただ単に好きでやってるだけのもんですから、「サポーターのために」なんて建前は言ってくれなくて結構です。でもね、選手の給料はサポーターのお財布から出ているわけですよね? スポンサーだって広義ではサポーターに違いありません。客を満足させろとは言わないけど、せめて納得させる試合くらいは見せて欲しいのですよ。
 もう、どうしようもないのですかね。クラブは勝利給を2倍に上げてハッパかけてますけど、そういう「ニンジン作戦」がダメなのなら、今度はイラクみたいな「ムチ作戦」しかないかもしれません。といっても、ホントにムチ打ちをするのは人道的にもアレですので、負けたら以下の罰ゲームを実践して下さい。

 ・「はじめ人間ギャートルズ」のコスプレでススキノを練り歩く
 ・「鉄拳」のコスプレでススキノを練り歩く
 ・「あみだババア」のコスプレで以下同文

 えー、そんなわけで先ほどconsadole12.netから本日行われたコンサドーレBチームの札幌ベアフット(元夕張ベアフット)との練習試合の結果が流れてきました。オレは試合は見ていませんが、6-1でコンサドーレの勝利で、得点者は新居辰基、吉川京輔2、磯山和司2、相川進也ということです。
 そろそろじゃないですか? 出番が欲しくてギラギラしている選手を使いましょうよ。現時点で力が多少劣っていてもいいんです。同じ負けるのでも、覇気のない試合しか出来ないレギュラー選手より試合に飢えている若者たちを見てるほうがなんぼかマシです。
 そりゃあね、新居はプロ選手としては(現時点では)テクニックのあるほうじゃないですし、フィジカルも足りないかもしれませんよ。ものすごいドリブルを持っているわけでもないし、スゴいシュートを打てるわけでもない。でも、新居の場合理屈じゃないんですよね。裏へ抜けるスピードは持っていますが、新居の真骨頂は何よりも天性の俺様っぷり、そしてニヤニヤしながらピッチをうろうろしているかと思ったら何か知らんけど点を獲ってる嗅覚です。加えて、新居はユース時代に何度も後半ロスタイムに決勝ゴールや同点ゴールを叩き込んでいるように、試合を途中で諦めたりはしない男です。伝統的にメンタルの弱い札幌というチームにおいて、こういう男は貴重だと思うんですがね。函館での鹿島戦の初ゴールなんてまさにそんな感じだったでしょ? とにかくだまされたと思って使ってみてもらいたいのですがね。

 あと東京戦観戦記アップしてます。

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