内容はアレながらも久しぶりの連勝に沸く札幌に、突然のニュースが舞い込んできました。コンサドーレ札幌GK佐藤洋平が、ジュビロ磐田へ今シーズン終了までの期限付きで移籍することが決まったそうです。
1stステージの優勝を逃した磐田は高原寿康が骨折で戦線を離脱中な上、ヴァンズワムが首脳陣と衝突して退団が濃厚ということで、即戦力となるGKを探しており、今年ポジションを藤ヶ谷に奪われベンチを温め続けていた洋平に白羽の矢を立てたということのようです。聞くところによれば洋平自身も出場機会が減ったことで移籍を志願していたとかで、若返り策を推し進める札幌と三者の思惑が一致、シーズン半ばでの電撃移籍と相成ったようです。
確かにサッカー選手は試合に出てなんぼですし、洋平の場合年齢的にもそう時間が残されているわけではないですから、このままで終わるわけには行かないと思うのも致し方ないと思います。わからないでもないです。でもねぇ。試合に出れないからと言って早々にチームをほっぽり出すっつーのは、キャプテンとしていかがなものかと思いますけどね。同じ年齢でありながら、試合に出ることがかなわなかった時でも腐ることなくいつ来るかわからない出番に備えて常にコンディションを整え、いざ試合となれば常に100%の力を出し続けていた選手だっていたのに。
まぁ、そういう選手がクビを宣告され、張監督のミーティング中に大あくびぶっこいたり、練習が終わったら他のチームメイトに声をかけることすらもせずに真っ先に帰ったりなど、聞けば聞くほどゲンナリな話ばかりの選手を残したどころかキャプテンにまでしてしまったことがそもそもおかしいんで、オレとしては今更何を言うつもりもないんですけどね。もちろん、鹿島アントラーズから移籍してきた1999年以降、J1に昇格した2000年、J1残留を果たした2001年の功績というのは忘れるハズもありませんから、石持て追い出すつもりもないですけど(※用例間違ってます)。
今季のレンタル終了後はそのまま完全移籍となるらしく、とりあえず札幌-磐田間は片道切符となる模様ですが、どっちにしても(札幌にしては)高額年俸の選手をベンチに置くほどの余裕のない札幌では、このままならシーズン終了後にほぼ間違いなく退団となることが確実だっただけに、強豪中の強豪である磐田への移籍というのはお互いにとっていい選択であることは間違いないでしょう。オレにとってもいい話でした。
さてその洋平が抜けたあとのGK陣ですが、報道によれば来年はユースの「エビ」こと蛯沢省吾くんが昇格するらしいです。だとすれば心配はいらないですね。もちろん入団してすぐにどうこうしろとは言いませんので、来年どんな体制になろうともマザロッピだけは残して欲しいと思います。
あと水戸戦観戦記もアップしました。