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2003年11月 アーカイブ

2003年11月 3日

山瀬とエメと池内と

 ナビスコカップ決勝を何となくテレビで見てました。結果は皆さんもご存じの通り浦和が4-0の圧勝で初戴冠。札幌サポーター的には山瀬が点を獲り、エメルソンが点を獲り、池内がさくっと抜かれるという、ある意味見応えはある試合でしたね。
 とりあえず山瀬を2億で買っていった浦和も、怪我人に2億も出すなんて正気の沙汰じゃないと当時は思いましたが、今回の優勝賞金1億でだいぶ元を取ったことになりますね。「大枚はたいてもあとから回収出来ればいい」というのは、オカネを持ってるチームの強みもあるでしょうけどさすがに商売がうまいです。
 まぁそんな感じで山瀬もエメも今となってはもはや札幌とは関係のない選手ですけど、なんかこうしてみると2000年の札幌はホントに強かったんじゃないかと思えて来ますね。ま、当時の札幌はナビスコは1回戦負けでしたけど。
 あと新潟戦観戦記も書きました。いつもあのくらいの試合をやっていれば、今頃はもう少し期待出来る順位にいたと思うんですけどね。

2003年11月10日

旅立ち

 私の瞳が 濡れているのは~ 涙なんかじゃないわ~ 泣いたりしない~♪

 いきなり千春モードで失礼しました。本日付の日刊スポォツ全国版に、コンサドーレ札幌MF・ゴンザレスこと今野泰幸が、移籍金推定1億8千万円で横浜F・マリノスへ完全移籍となるという記事が載っておりました。2001年に東北高校から札幌に入団した今野は、持ち前のワンワンディフェンスでルーキーイヤーから主力として活躍。U-20日本代表の主将も務める期待株なだけに、札幌がJ2降格となった昨年の段階から複数のJ1クラブが非公式に獲得を目指していました。結局クラブの引き留めて今年はチームに残留しましたが、オフの移籍市場の目玉の一つとして注目を集めていました。
 当然の話ながらクラブからの正式発表があったわけではありませんので、現時点ではあくまで噂の域を出ないのですけど、上昇志向が強い今野のこと、札幌が今季早々と来季もJ2で戦うことが確定した以上、今年の移籍は一部のサポーターの間でも既成事実として語られていましたから、事実だとしても今更驚くようなことではありませんね。

 そんなわけで今野の地元であるベガルタ仙台を始め、既に複数のJ1クラブが今野の獲得に動いていると言われていましたが、ここで問題となるのが最大2億円と言われる移籍金。仙台はチームのJ1残留が危うい上、この移籍金がネックとなって早い段階で獲得を断念したと言われており、となると残るは自動的に移籍先は「お金持ちチーム」に限られてくるというわけです。となれば出番はもちろん「Jリーグの読売巨人軍」と言われる横浜F・マリノス。その豊富な資金に加え、現在マリノスの監督を務めるのは、元コンサドーレ札幌監督の岡田武史氏。全国的に無名だった今野を練習で見初め、入団が内定していたJFLのソニー仙台から一本釣りした張本人だけに、まぁ納得出来る話です。
 ただ、正直言ってマリノスのカラーとは随分違った選手であるような気もします。岡ちゃんが就任してから久保、ユキヒコと岡ちゃん好みではあってもマリノスのイメージとはちょっと違う選手の入団が相次いでいます。もちろんそれで結果を出しているのですから誰も文句は言えないと思いますが、マリノスもその岡ちゃん軍団が去ったあとに草木一本生えないことにならないよう祈るばかりです。

 さて、チームには残ってももう一人旅立ちを迎える選手がいます。ブラジル留学に行く新居辰基です。当初はアルゼンチンのクラブが有力と言われていましたが、諸事情でブラジルになったようですね。受け入れ先チームが決まり次第と言うことで、早ければ水戸戦終了後に出発という話でしたが、その後の話は聞こえてきません。まぁ早い内に旅立つのだろうとは思いますが。
 ルーキーとしては上出来とも言える活躍をした昨季と比べて、本人もサポーターも納得出来ないパフォーマンスに終わってしまった今季、このままでは「ただの速いFW」で終わってしまいかねません。彼の一番の持ち味である人を人と思わぬ俺様っぷりがすっかり影を潜めてしまいましたから、留学へ行って環境を変え、オノレ自身も変わって欲しいものです。来季に向けてそれこそ別人になるくらいの気持ちで頑張んないといけないですね。
 つっても、いくら別人とはいえ帰ってきたら顔がかまやつひろしになってたりとか、頭がガッツ石松になってたりとかだとかなり困りますけど。

2003年11月19日

あと1つ

 最近サボりまくっていてめきめきアクセスの落ち込んでいるサッカー百鬼夜行です! こんばんは! すいません! 幽霊に憑依されて生のサンマとか食べてたために更新できませんでした!
 さて、久しぶりのせいでずいぶんテンションが高いかもしれませんが、前節山形戦は文句なしにいい試合でした。前にも言いましたが出来るんだったら最初からやってくれよと思わなくもないですが、まぁ今更それを言ったところで始まらないのであと1試合がんばってください。泣いても笑っても最後です。
 で、白熱する昇格争いの中、来季J1で戦うチームの2つのうち1つが決定しました。昨年J2降格の無念を味わったサンフレッチェ広島です。同じチームと4度も対戦する長丁場のJ2に苦しみながらも1年での復帰を果たした広島の選手及びスタッフ、そしてサポーターの皆さんには心からおめでとうと言いたいです。
 そしてあと残るは1チーム。川崎フロンターレかアルビレックス新潟のうちどちらが笑顔でシーズンを終わらせることが出来るのか。川崎は広島、新潟は大宮と、ともに難敵との対戦となります。下馬評では川崎の試合結果如何にかかわらず引き分け以上で昇格が決まる新潟が有利との声が高いですが、何が起こるかわからないのがサッカーです。両チームのサポーターならずとも注目せざるを得ない最終節、札幌サポーターの皆様におかれましては、横浜国際競技場に向かっていたはずなのにうっかり武蔵小杉で途中下車していたと言うこともあるかもしれませんので、お気をつけ下さい。

 というわけでもう忘れかけていたかもしれませんが、水戸戦の観戦記をアップしました。山形戦はもう少し待て!

2003年11月28日

天皇杯

 俗に「終わりよければすべてよし」といいますが、最終戦も完敗、開幕戦も同じく横浜FCに惨敗と、始めも終わりもダメなのですから、まさに基本的に救いようがない状態です。これでは最終成績13勝18敗13分、9位というのもまぁ致し方ないですね。まぁ過ぎてしまったことをどうこういっても仕方がないですので、ここは無理矢理未来に目を向けることにしましょう。なんだか去年の今時期も同じようなことを言った気もしないでもないですけど、まぁいいや。
 で、天皇杯です。コンサドーレ札幌にとっては選手はもちろんサポーターにとっても伝統的にスルーされがちな大会ですが、今年はちと違います。ここをご覧の皆様ならばもうその理由は想像がつくでしょうが、ユースの選手がメンバー登録されたからです。内訳はご存じMF鈴木智樹を筆頭に、小川睦史、松下宏、石井謙伍、藤田征也の合計5人。先日FC東京サテライトとのアウェイゲームに出ていたメンバーですね。
 とりあえず登録されただけで試合に出られるかどうかはまた別問題ですが、四の五の言わず積極的に使って欲しいですね。構想外選手や移籍のことで頭がいっぱいの選手をぞろぞろ出してやる気のない試合を見せられるよりは、こっちのメンバー使ったほうがよっぽど楽しいと思いますよ。うん、オレらが。

 というわけで、山形戦の観戦記もアップしてます。それとリンクも2件。でんどろさんのモバイル向け札幌系サイト・Consadole supporters squareと、Salut!(サリュ)さんによる大分系のTo And Froです。

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