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2006年4月12日

フッキはフッキ

 水戸戦で相手選手と小競り合いを起こして退場処分をくらい、3試合の出場停止になったフッキ。既にこの出場停止は消化していますけど、水戸戦でのレッドカードは1発レッドのため、それ以前に受けていた2枚のイエローカードの累積はクリアされていません。ですので、あと2枚カードを受ければその時点で再び出場停止となってしまいます。開幕2試合でイエロー2枚、レッド2枚という驚異的なハイペースで得点ではなくカードを積み重ねているだけに、リーチ一発ツモの可能性も充分あり得ると見られていました。
 ところが、いざ処分が明けてからのフッキは2試合でのイエローカードはゼロ。もちろん、その代わりにレッドカードを受けましたというオチでもありません。冷静に考えればそれって割と普通のことなんじゃね?などと思いますが、何しろ出場停止の間にもサテライトリーグの仙台戦・道都大学との練習試合でもキッチリとカードもゲットするという往年のベジータばりのキレっぷりを披露していただけに、これは驚きです。
 しかし人間の性格なんてそうそう簡単に変えられるものじゃありません。ただでさえ気性難のフッキですから、ここ2試合のことは、怒らなくなったのではなく怒りを我慢しているんじゃないかと思ったものです。そんな折、本日の北海道新聞に「フッキ練習でまたキレた!?」という見出しの記事が載っていました。やっぱりやっちゃったのかと思い記事を見てみると、昨日の練習中に西嶋との競り合いの直後、その西嶋にスパイクの裏を見せてタックルをお見舞いし、即座にヤンツーに退場を命じられ、そのまま帰ったとのこと。

 なんだそんなことか。

 いや、スパイクの裏を見せてタックルするのは大きな怪我にも繋がりかねませんから、西嶋にとっては「そんなこと」では済まされないんですけどね。とはいえ、見出しを見てオレはまたフッキが大暴れでもしたのかと思いましたよ。まぁ確かに報復っぽく危険なプレイをしたのは「キレた」と見られても仕方がないと思いますけど、別にそんな大騒ぎするほどのことでもないと思います。少なくとも、かつて俺王様と黄川田が練習中に殴り合いをおっぱじめた前例に比べればどうってことないでしょう。少なくとも、そこまで刺激的なタイトルをつける必要はないんじゃないでしょうか。ああいうタイトルをつけるのであれば、せめてフッキが「イライラ棒」で勝手にイライラしてブチギレしたとか、フッキと林が正統後継者の座を賭けてバルーンファイトによる勝負でブチギレくらいのことは最低限起こってくれないと困ると思います。

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