来る10月21日のヴィッセル神戸戦で、「コンサドーレ札幌10周年感謝デイ」と称した記念行事が執り行われ、その目玉企画としてかつてコンサドーレの選手として活躍した選手たちによる親善試合が行われることは9月7日のエントリでも書いたとおりですが、その後このOB戦に参加するメンバーの追加が発表されました。今回新たに「帰ってきた赤黒マン」として名を連ねたのは、オレの古川先生、伊藤優津樹氏、森秀昭氏、石塚啓次氏、大野貴史氏の5名です。1997年のJリーグ昇格と2000年のJ1昇格を支えた懐かしい選手たちがまた1日だけコンサドーレのユニフォームを纏って札幌ドームのピッチに立つことになります。
さて、今回のこの試合は親善試合で、どっちかといえば同窓会的な趣きもあり、当たり前の話ですが真剣勝負をするわけではありません。参加するOBの方々もそのつもりでいるでしょう。しかし、どこの世界でもプロになるような人というのは基本的に負けず嫌いですから、遊びとはいえ負けるのはイヤでしょうし、そもそもサッカー選手というのは永遠にボールは友達であることが宿命づけられた人たちです。いざ実際ピッチに立って試合が始まったら、きっと当初の予定とは裏腹にハッスルするに違いありません。しかし現役を退いて随分経つ人はもちろん、アマチュアとしてまだサッカーを続けている人でも少なくともプロとしてやっていた頃とは体力は当然落ちているでしょうから、主催であるHFCの関係各氏におかれましては、「酸素ボンベ」、「コールドスプレー」、「魔法のヤカン」の三種の神器の用意だけは努々お忘れなきようよろしくお願いいたします。また、それぞれ仕事を持ちながらも多忙な時間の合間を縫って集まってくれたOB諸氏に感謝の意を表して、当日現地に集まられたサポーターの皆様は、場内割れんばかりの「攻めろコール」で盛大に迎えるのがよろしいかと存じます。
米チェン!