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2012年2月 アーカイブ

2012年2月 3日

まとめてドン

 チームはグアムキャンプ真っ最中ですが、既報の通りグアムではテストマッチを行わないことになっているため、これといったネタもありません。まぁ「チャオコン」のレポートではそれなりにネタがないこともないのですけど、さすがに有料サイトの内容を事細かに書くとまずいですからね。それをみんなが知ってる前提で書けば、登録してない人はおいてけぼりになっちゃいますし。
 まぁさして問題のない範囲で出して、もっと詳しく知りたければ有料サイトで情報ゲットしてね! みたいな感じになんとなくアダルトサイトっぽくステマっちゃう? なんてのもなきにしもあらずですが、どこからどこまでがセーフかの判断が難しそうなので、触らぬ神にたたりなし。
 まぁ同じグアムでキャンプをしている大宮アルディージャさんは、チャオコンレベルのレポートが公式サイトで無料で提供していますけどね。まぁだからといって札幌も無料でやれなんていうのは無茶というものです。最近いろいろ問題が多いとはいえ、日本有数の大企業であるNTT docomoがバックにいる大宮とは事情が違いますからね。骨川くんがみんなを別荘に招待したからと言って、野比くんもみんなを別荘にしなければいけない道理はありませんし、何よりも札幌にドラえもんはいませんからね。

 そんなわけでメディア上での記事を頼りに、いろいろかいつまんで書いていこうかと思います。

・2月6日にテストマッチ(日刊スポォツより)

 事前の話ではグアムキャンプではテストマッチは行わないとのことでしたが、6日(月)に急遽仁川ユナイテッドFCと試合を行うことに決まったそうです。仁川と言っても阪神競馬場のことではもちろんなく、馬券売り場の窓口の綺麗なお姉さんたちで構成されるお色気チームでももちろんなく、韓国Kリーグ1部のチームです。
 今回のテストマッチは仁川側から打診があったそうです。韓国のクラブとは昔はよくテストマッチをやってましたけど、最近はあまり縁がなく、キャンプでKリーグのチームと最後に対戦したのは2009年の浦項スティーラーズが最後ですね。さて、いきなり降って沸いたような練習試合ですが、どうなりますやら。

・肉(J’s GOALより)

 グアムキャンプではフィジカルトレーニングが中心となっているわけですが、フィジカルトレーニングの目的は簡単に言えば「最も動ける身体を作る」ことで、その中には「ベスト体重」を維持管理することも含まれます。もちろん体重だけでなく体脂肪率も関係してくるわけですが、記事を引用すると岩沼俊介はなかなか体重が落ちづらい体質のようでして、それを「古邊考功フィジカルコーチはよくネタにし、岩沼を呼ぶ時は『お肉』に関する単語で呼ぶことが多い。」とのことです。
 果たして岩沼はなんて呼ばれてるんでしょうね。「肉」そのままじゃ某巨乳の金髪女子のあだ名ですから、そうなると「古邊コーチは『こっち側』の人間説」が俄然浮上します。もちろんそんなことはないでしょけど、でもコーチはともかく今時は駅伝選手に王国民がいたり花澤さんの熱烈なファンがいるんですから、Jリーガーだってきっとそういう人はいると思います。ただ、アニメなんてやっぱりどこまで行ってもサブカルですし、そうあるべきですからね。そういう選手たちも、サッカーマガジンとかの選手名鑑の「好きな芸能人」に、本当は「大久保瑠美」とか「竹達彩奈」とか書きたいのに、無難なところで阿部寛とか福山雅治とか書いてる人、きっといると思います。
 何の話でしたっけ。ああ、肉的な呼称の話でしたっけ。まぁ普通に考えれば「カルビ」とか「ロース」とかでしょうけど、それじゃあまりにもそのまま過ぎますから、ちょっとひねって「こてっちゃん」とか、あるいは北海道のチームとして、「ジンギスカン」→「チンギスハーン」→「モンゴル」→「モンゴルマン」→「ラーメンマン」→「中国」あたりに落ち着いているかも知れません。「キックボクサーマモル」までいくとちょっとマニアックですね。

・Jリーグ新人研修(J’s GOALより)

 Jリーグのチームに加入する新卒選手を対象に毎年行われているJリーグ新人研修。コンサドーレ札幌からも、ユースから昇格した5選手が参加しています。その様子がJ’s GOALに載っておりました。このレポートには研修の中で行われた「マスコミ対応」の研修に多く触れられており、研修的にも記事的にもウェイトの高い内容だったことを伺わせます。
 で、そのマスコミ対応のゲスト講師として教鞭?を振るったのが、「俺たちのノノ」こと野々村芳和氏。普段スカパー!での試合解説や、「アフターゲームショー」などの関連番組の司会を務める野々村氏が、現役時代のエピソードや、解説者という立場としての話などを交えて講義を行っていたようです。その「現役時代のエピソード」の中に、「相手にヘッドバッドを喰らわせて退場した時のインタビュー対応の仕方」が含まれていたかは不明です。
 さらにはその後行われた「模擬インタビュー」では、「札幌の奈良竜樹選手がものまねの一発芸を披露し失笑を買うも、笑いが起きるまで芸を披露し続けた。」そうです。一発で笑いを取れなかったことは本人としては残念だったかも知れませんが、100名以上の新人選手がいる中で記者に取り上げられるまで持って行ったことは大いに評価できますね。

2012年2月 6日

初試合

 グアムでは今季最初のテストマッチとなる仁川ユナイテッドFC戦が行われました。韓国Kリーグ1部のチームを相手に行われた試合は、30分3本で0-1という結果に終わっています。この結果をどう捉えるかについてですが、まぁとりあえずは現時点ではこんなものでしょうか。
 今回のグアムキャンプでは前回も書いたとおり、当初はテストマッチを入れる予定はなく、仁川側の打診で急遽行われることになったもの。最初からここを一定の目標にしてきたわけでもないでしょうし、グアムに来てからこっち、練習時間のほとんどをフィジカルトレーニングと守備練習に割いてきました。つまり攻撃の練習はほとんどやっていないこと、加えて今季の軸となるであろうFW大島や、昨季のチーム得点王FW内村が別メニュー、他にもMF宮澤やMF岡本ヤスといった攻撃の選手が欠場。そこを踏まえると、90分で0-1というのはまずまずなのではないでしょうか。仁川の公式サイトを見に行ったところ、当たり前の話ですがハングルばっかで適当にクリックしてみたらメンバー登録の画面になって超びびったりしながらそれっぽいところを探したところ、やっぱりハングルが並ぶ中かろうじて「PK」は判読できたので、すげえオレってば実はハングル読めるんじゃん超国際じ~ん! と思ったらそこだけ英語でした。つまりPKだったみたいです。
 Kリーグ13位がどのくらいの実力なのかは分かりませんけど、ひとまず守備についてはある程度の手応えが得られたのではないかと思いますね。山下の穴はそう簡単には埋まらないと思いますが、ノブリンが今のところ「禁じ手」として封印している「河合さんセンターバック」を出さずに流れの中から失点しなかったのですから、この先煮詰めていけばわりかしやれるんじゃないでしょうかね。

 去年からいるメンバーが多いとは言え新しい選手たちも多く加わっていますし、乗組員がほぼ女子高生の宇宙船じゃあるまいし、最初からそうそううまくはいかないでしょう。グアムキャンプも残りあとわずか。熊本での二次キャンプに向けて手応えと課題を得られたのであれば、「まんずまんず」といったところだと思います。

2012年2月 8日

愛称募集

 今季清水エスパルスから新加入し、ボランチのスタメン候補として期待のかかるMF山本真希が、知名度アップのために愛称を募集している、と日刊スポォツが報じています。

 札幌山本が認知度UPへ「愛称募集」

 記事によると、先日行われた仁川戦でもスタメン起用されノブリンからの評価も高かったように、プレイ面では今のところ極めて順調。そんな彼の目下の懸念事項は、「名前のインパクトが足りない」ことらしく、移籍をきっかけにサポーターに新しい愛称を考えて欲しいとのこと。「面白いのがいい」とのことですが、話の流れ的に「インパクトの大きさ」も重要と見ました。おそらくは現地に行っている記者との雑談の中で何となく盛り上がった話なのでしょうが、北海道日刊スポォツでは受付窓口まで用意する本気っぷり。ならばサポーターの端くれとしてもその本気に応えてみようかと思います。

 さて、愛称というのはだいたい「つけられるパターン」が決まっています。まずは苗字を由来とした、有名人にかけられるパターン。高木さんなら「ブー」、大橋さんなら「巨泉」、伊東さんなら「ベンジャミン」といった具合ですね。「山本」は日本で7番目に多い姓なので著名人にも「山本」姓を持つ人は多く、このパターンはなかなか使えそうです。
 次に苗字や名前の一部を取ったり、それに「ちゃん」や「さん」など付けるパターン。苗字なら渡辺さんは「ナベ(ちゃん)」、岡田さん、岡山さんが「岡(ちゃん)」、、名前ならサチコを「さっちゃん」、ブリトニーで「ブリちゃん」、あずさは「あずにゃん」などがこれにあたりますね。山本真希の場合、苗字なら「ヤマちゃん」で、下の名前だと「マサ」とか「マサやん」といった感じになるのでしょうか。「まさち」とか「まさりん」だと女性声優っぽくなりますが別段そうする必要はないでしょうし、インパクトという意味ではちょっと薄いですね。
 上記に加え、さらにアレンジするパターンもありますね。新垣結衣さんの「ガッキー」とか、及川光博さんの「ミッチー」とか、インキュベーターさんの「キュウべえ」といった具合です。しかしながら「やまもとまさき」だとあんまりいじる…いやアレンジするところがないですね。考えつくのは「マッキー」くらいですが、そこから連想して「極細」とか言われるといろいろとちょっとかわいそうですし、イメージとしてはクスリで捕まった某シンガーソングライターを思い浮かべてしまうので避けたいところ。
 次はフルネームを省略して呼ぶパターンです。「木村拓哉→キムタク」「遠藤久美子→エンクミ」みたいな感じです。でも「ヤママサ」は言いにくいし「ヤマサ」だと醤油メーカーになって最終的には「昆布つゆ」に進化しそうなのでやめておきましょう。
 あとの代表的なパターンとしては外見から来るものでしょうか。スラムダンクの赤木主将の「ゴリ」とか、徳島ヴォルティスの橋内優也の「おっさん」とか。「似ている芸能人の名前で呼ばれる」というのもそうですね。山本の場合は…どうなんでしょうね。今回の話を聞いた古巣である清水エスパルスのパルちゃんがtwitterで「まっくろくろすけ」と名付けていましたが、その名前はいろいろと大人の事情が絡んできそうですし、正直そこまでまだ見た目を把握しているわけではないので何とも。強いて挙げればマユゲが立派だな、というところですが、それとてブルーノを知ってしまった自分にはやはりインパクトはちょいと弱いですね。
 後は…割と多いのが「ひょんなことがきっかけで定着してしまったもの」。岡野雅行の「野人」とか、早見淳のマカロニなんかもこのパターンでしょうか。しかしながら、オレの中学校の時の同級生が「ティンパニ」を「ピンパン」と言い間違えてしまったために、それから25年以上が経っても未だにピンパンと呼ばれ続けていることからも(お元気でしょうか本間くん)、かなりのインパクトはありますし定着もしやすいのですが、ごく身近な人でないとつけられないですし、しかもそのほとんどが本人も周囲も意図せず付けたものが多いですので、「サポーターから募集」という企画ではちょっと難しいですね。
 その他には、「きっぷがよくて面倒見がいいから姐さん(またはアニキ)」など、内面に由来するのもありますが、これも身近な人じゃないとわからなさそうですね。なんかそういうエピソードでもあればまた話は変わるんですけど。
 あと考えられるとしたら、「二つ名」的なものでしょうか。「フィールドの貴公子」とか「赤い彗星」とか、「管理局の白い悪魔」あたりが有名ですよね。ただ、オモロさとインパクトを満たすには適しているのですが、定着するためには言いやすさも含めた「使いやすさ」も重要ですので、普段使いには向かなさそうなのがネック。

 そんなわけでこれらを踏まえた上で、面白いかどうかはわかりませんが少なくともインパクトのありそうな愛称いくつか考えてみました。

・山本繋がりで「五十六」
・カミソリのような切れ味のFKを持つことから、「貝印」
・目標選手はロッベン(オランダ)らしいので、「玄白」
・清水時代の写真が何となく似ているので、「如来」

 この愛称募集の〆切は3月8日だそうですので、上記のうち皆さんからの推薦が多かったものに応募しようと思います。このブログのコメントまたは私のTwitterアカウント(@count_of_nerima)まで投票してください。本人が気に入ってくれるかどうかは分かりませんけど。
 ちなみにオレは、中学時代に塾で「未開の地・西岡に住んでいる」という理由で「酋長」というあだ名をつけらたことがあります。

2012年2月16日

テストマッチ

 愛称投票はなぜか「如来」が人気です。まだまだ受付中!

 さて、そんなことしている間にチームはグアムキャンプを打ち上げ、12日から熊本キャンプがスタートしています。ここでは戦術的なトレーニングを中心に行われており、テストマッチも「3~4試合」行われることになっています。既に2月19日に北九州においてギラヴァンツ北九州とのプレシーズンマッチが行われることは発表されていますが、基本的にテストマッチはトレーニングの一環としてあくまでチームのために行われるものなので、これといってサポーター向けのリリースがあるわけではありません。なので多くのサポーターが新聞報道をはじめとしていろんな方面からの情報収集にいそしむわけですが、その中で2月27日にベガルタ仙台とのテストマッチが宮崎で行われることが判明したようです。
 ネタ元は、とある旅行会社による「ベガルタ仙台応援ツアー」なるものの告知ページ。ベガルタ仙台サポーター向けの企画で、2月25日の夜に仙台を出発、26日早朝に羽田空港から宮崎入りし、モンテディオ山形とのテストマッチを観戦、翌日に札幌とのテストマッチを観戦した後、夕方の飛行機で再び羽田空港経由で仙台に戻るという旅程になっています。

 さて。今年のキャンプ襲撃は2月25日~27日の予定。2009年の対清水エスパルス戦以来3年ぶりにテストマッチを引き当てたことになりますが…。テストマッチの行われる場所は、仙台がキャンプを行っている宮崎市内です。ちなみに2009年の時は鹿児島まで行きました。

 また遠征か…。

 ちなみにツアーの帰りの飛行機は、当日16:10宮崎空港発の全日空便。つまりはこの飛行機に間に合う時間に試合が終わるはず。去年も仙台とのテストマッチを宮崎で行っておりますが、その会場となったのが宮崎県総合運動公園陸上競技場で、この競技場は宮崎空港からかなり近い場所にあるようです。今回も同じ場所だとして、札幌の選手が当日移動の可能性が高いことも考慮に入れると、キックオフはおそらく12:00くらい、遅くて13:00といったところでしょうか。
 さて、熊本から宮崎へ行くには、一番手っ取り早いのが高速バスなんですが、所要時間が実に3時間半。キックオフ12:00なら当日移動でも始発に乗れば間に合うでしょうし、これまでの実績からはおそらく前日は午後練習なしとなると思いますので、そうなれば26日のうちに宮崎に前乗りするつもりなんですが、問題は帰り。既に熊本発着の特典航空券を予約しているのですけど、試合が終わった後また熊本に戻るのはあずましくないので、キャンセルして帰りの便を宮崎発にして再予約。キャンセル料はかかりましたが、どのみち熊本戻るにも交通費はかかりますし、また3時間半バスに乗ったらそれこそ尻の肉がそげ落ちる夢を見そうなので、仕方ありませんね。あとはチームからの練習予定が出てからかな。

2012年2月20日

九州流れ旅

 19日は国内初の対外試合となるギラヴァンツ北九州とのテストマッチが北九州で行われ、前半14分に近藤祐介のゴールで先制したものの、25分にフリーキックを直接ねじ込まれ、84分にはカウンターから的良…じゃなかった加部未蘭にゴールを許し1-2で逆転負けとなりました。まぁ内容については守備の再構築中という状態を含めて山下の穴は大きかったなと感じましたが、死んだ子のトシを数えたって始まらないですから、開幕までに課題を修正(しきれるかどうかは分かりませんが)してもらえばいいと思います。

 そんなことよりだ。

 前回のエントリで「27日にベガルタ仙台とのテストマッチが行われる予定」と書きましたが、なくなりました。いやね、仙台のほうのスケジュールが一足早く更新されてましてね。そっちだと27日は「オフ」という2文字が躍っていたんですよ。この時点でほぼ望みは薄いながらも、それでも「仙台公式のミス」という一縷の望みに賭けていたわけなんですが…。本日札幌の公式サイトのスケジュールも更新されまして。はい。27日は正式に「オフ」でございました。なんだこれは…たまげたなぁ…。
 ついでに言うと、ツアーに組み込まれていた26日のモンテディオ山形との試合も「非公開」になってましたんで、これはツアー自体が中止になったんでしょうかね。後援に株式会社ベガルタ仙台も名を連ねている「テストマッチ応援ツアー」で1試合もテストマッチを観られないなんてことになったら、参加者が暴動起こしかねませんもんね。オレだったら暴れますよ。ピカピカピカリンじゃんけんぽんとか言ってる場合じゃないっすよ。バッドエンドまっしぐらですよ。オレの人生的に。

 で、さらに言うと前回の更新後に25日までの予定は発表されていまして、それによると25日もテストマッチ開催…ただし非公開。当日は午後熊本入りの予定で午前練習は見られないので、午後だけ見る予定だったのですが…何という非道な仕打ちでしょう。ノブリンがこの時期に非公開にするはずもないので、おそらくは相手チームの都合なんでしょうけど。場所も当然非公開ではありますが、ひとまず状況証拠から水前寺競技場と思われます。というか施設の公式サイトのスケジュール見たら、25日に思い切り「コンサドーレ札幌サッカーキャンプ」と書いてあるので。札幌の公式サイトでは午前練習は大津球技場と書いてあるのですが、チャオコンのほうでは午前も水前寺とあり、もしかしたら午後は別の場所に移動するのかも知れませんが…水前寺なら市内中心部からすぐ近くなので、もし空振りだったりおことわりされてもダメージは少なく済みますから、ダメ元で行ってみようかと思います。
 そして、27日がオフになった代わりに今回新たに追加されたのが、26日のテストマッチ。こちらはどうやら非公開ではないようですが…場所が大分。

 あー。

 ということで宮崎行きがまったく無意味なものになったばかりか、さらなる旅程の変更を余儀なくされることに。まぁ前日も熊本にいるのであれば、飛行機に乗るためだけってのでもよかったんですけどね。熊本から大分に行ってさらに宮崎なんてまさにサイコロの旅みたいになっちゃうので、再び3,000マイル払ってキャンセル。さようならオレの6,000マイル(合計)。円換算はしないことにします。
 こうなったらいっそのこともう26日のうちに東京に戻ろうかと思ったんですけど、さすがに日曜だけあって大分空港からの羽田便は全て満席。比較的近い北九州も福岡も夜は全滅だったので、大分で一泊してネネさんと温泉にでも行くことにします。日曜なら宿は何とでもなるでしょうしね。
 で、最後の問題は大分まで行く方法。発表によれば場所は大分スポーツクラブで、キックオフは12:00ちょうど。熊本からの高速バスの場合、米良バイパスからパークプレイス公園通行きのバスに乗り換えてスポーツ公園東行きで下りるのが一番早いらしいのですが、問題は12:00に間に合うには11:30スポーツ公園東着のバスに乗る必要があり、そのバスが米良バイパスを出るのが11:04です。で、熊本からの高速バスは、始発に乗っても米良バイパス着予定が11:02。ちょっとでも遅れたらアウトというか、時代を先取るニューパワー的なエクストリームが必要な感じ。賭けに出るには相当分が悪いですよね。このサイトをご覧いただいている方はおわかりかと思いますが、「レンタカー」などという手段は最初から除外です。交通安全以上に、辿り着けない可能性が高いので。たとえナビがあっても。そうなると、やっぱり新幹線で小倉回りで行くしかなさそう。26日に帰れれば宿代分を新幹線代に回すことが出来たんですが…。まぁこればっかりはしかたないですね。
 しかしまぁ、この時期の練習内容なんて変わるのは当たり前ですし、極端な話その当日に急遽変更になることだって珍しくありませんけど、ウルトラハッピーとか言ってる場合じゃなかったですね。まぁ、それでも頑張れば試合を観られる分だけ2007年の「滞在3日のうち2日がオフ」よりかは断然マシと自信を持って言えます。

 ところで26日は午前練習は9:30からあるんですね。当日移動にしても午前練習してからではどこでもドアでもない限りは絶対に12:00キックオフに間に合いませんから、チームをサブ組とレギュラー組2つに分けるんでしょうね。わざわざ出稽古するからにはガチンコ勝負でしょうから、おそらくレギュラー組が大分遠征、サブ組は前日の非公開TMでといった感じでしょうか。

2012年2月26日

別府湯けむり殺人事件

 ピカピカぴかりんジャンケンポン!(挨拶)

 というわけで、紆余曲折を経て大分までやって参りました。当初の計画では宮崎にいて、明日のトレーニングマッチに思いを馳せているはずだったんですが、ワタクシはすべての予定を終え、別府温泉で一息ついています。
 25日は午後に予定されていたトレーニングマッチを「あわよくば」見られないかと思い、朝8時過ぎに自宅を出たのですが、その途中で先乗りしているサポーター仲間からメールが入り、「水前寺は控えメンバーのみ、主力は午後のトレーニングマッチのために博多の森へ向かったらしい」という情報が。博多の森…ということは相手はアビスパ福岡ですね。さすがに熊本空港に12時過ぎについてから博多の森へはどう頑張っても15時には着きませんし、非公開はやはり相手都合だったようで、そうすると着いたところで見れる望みはほぼゼロ。J1チームを呼びつけて自分たちの都合で非公開とはなんて偉そうな、と思いましたが、相手は盟主と呼ばれるチームですから仕方ないですね。居残ったサブ組も練習は午前だけのようで、つまりな話、結果的には熊本に行く意味はまったくなかったということです。悔しいので熊本ラーメンと馬刺しをたらふく食べて憂さ晴らし。いかん、また腹が出てしまう。お肉も、脂肪も、あるんだよ。
 そして翌日の大分でのトレーニングマッチも、主力ではなく控え組で遠征するとのこと。まぁいくらなんでも2日連続でバス遠征なんて無茶ですから、福岡戦が主力組だったのであれば当然控え組なのは当然の流れです。まぁ「開幕前にチームの状態をチェックする」というもともとの目的は達成できなくなりましたが、逆にシーズンが始まってしまうとなかなか見られない控え組の様子を見ておくのも悪くないので、予定通り大分に向かうことにしました。
 前回のエントリをアップしたあと、九州在住経験のあるサポーター仲間から「小倉回りよりも久留米で降りてゆふ1号に乗ったほうが安い」というアドバイスが来ました。調べてみたところ、たしかに3,000円以上安い。時間はこっちのほうがかかるものの、それでも差は30分ちょっとと許容範囲です。というわけで久留米ルートを採用。懐かしさを感じるやや古めの車両に揺られ、途中ワンセグでスマイルプリキュアを見ながらのんびりと大分へ。現地でサポーター仲間の借りたレンタカーに相乗りさせてもらい、一路大分スポーツ公園、通称「トリランド」(嘘)に到着しました。
 そういえばここは大分トリニータの練習場、宮の沢と違い見学用のスタンドがあるわけでもない(正確には見学スペースの用意されたグラウンドもあるのですが、そっちは整備中だったようです)ため、決して見やすいとは言えないところに、日曜日ということもあり多くのサポーターが見学に来ており、場所的にはあまりいいポジションは取れなかったのですが、一応見るには苦労しないポジションをゲット。

 すでに選手たちがアップを始めており、その中にはやはり昨日福岡戦にスタメン出場した選手の姿はありません。ただし、遠征には行ったけど試合に出なかったらしい前貴之や榊翔太、出ても出場時間が短かった宮澤裕樹や上原慎也、キリノの姿はあります。出場時間が条件であれば大島も該当するはずですが、ベテランだからなのかそれとも腰をいたわるためか、姿はありませんでした。ちなみに前所属が大分の前田俊介も試合には出ませんでしたが一緒に来てました。
 そしてキックオフ。ノースが豪州代表に招聘され、福岡戦は未成年センターバックコンビがフル出場しこの遠征には帯同していないため、本職のセンターバックは岡山とジュニーニョしかいません。ひとまずこのコンビで来るかと思ったら、前半このポジションに入ったのは本職がサイドバックの小山内貴哉。ワントップ桐乃、トップ下に荒野拓馬、両サイドに三上陽輔と古田寛幸、ボランチが前貴之と宮澤裕樹、左サイドバック上原慎也、右サイドバックが日高拓磨という布陣。相手の大分は顔のわかる選手があまりいないのでなんとも言えませんが、開幕前週であること、デカモリシやチェ・ジョンファンがいたことから考えると、おそらく主力が出てきているのではないかと思います。
 前半はその大分主力組を相手にやや押し気味な展開で、相手を交わした荒野からのパスを三上が受け、そのままドリブルで突破して右足を振りぬき先制。しかしその後はじわじわと相手に押し込まれる展開が続き、セットプレイからポストの跳ね返りを決められ同点に追いつかれてしまいます。何度か惜しい場面を作ったり、危ない場面を作られたりしつつも前半は1-1で終了。

 後半、ノブリンは榊とジュニーニョを投入。いよいよお手並み拝見かと思ったら、彼が入ったのはセンターバックではなく左サイドバック。最初はジュニーニョ、岡山、日高の3バックかと思ったのですが、どうもそうではないようで、右に移った上原が下がって4枚になっています。合流してからまだ日は浅いものの、センターバックよりもこっちの位置のほうがいいとの判断なのでしょうかね。まさか「大森健作に似ているから」という理由ではないと思いますが。
 そのジュニーニョ、少なくとも守り方はサイドバックのそれではないような…。結局試合はろくにチャンスを作れない札幌に対し、大分がデカモリシが頭でゴールを決めこれが決勝点となるわけですが、たしかにセットプレイ崩れのカウンターでポジションにギャップが発生したとはいえ、クロスを上げられたのは札幌の左サイドから、しかも岡山とジュニーニョの連携が曖昧な部分を突かれてのものだったので、ちょっとばかし不満ですね。まぁジュニーニョ自身まだ若い選手ですし、プレイの質という意味では、レギュラーメンバーに近い選手以外の若者たちで、ゴールを決めた三上も含めてあまり眼を引くような選手はいなかったのですけど、ジュニーニョに関してはノースが豪州代表に呼ばれて奈良さんと櫛引がまとめてユース代表に抜かれるようなことになってしまった場合、彼が活躍してくれなければどうしようもなくなるので、余計に頑張って欲しいところですし、頑張らないといけないのですよね。

 まぁそんなわけで試合自体はしょっぱいものではありましたが、1年目~3年目くらいの若手選手が大半を占める中、大分の主力を相手ということを考えれば、現時点ではこんなもんでしょうか。チームが本気でJ1定着を目指すのであれば若手選手の底上げは急務ですから、これをバネにもっともっと曽田っていってほしいと思います。

 ところで、自分の今泊まっているホテルは2002年ワールドカップでイタリア代表が使用したところでして、ホテルのロビーにイタリア代表のユニフォームなどが飾られています。

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 名古屋グランパスさんも利用されているようです。

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 ダニルソンさんのサインもありました。

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