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2001年10月 アーカイブ

2001年10月 1日

国歌斉唱

 5得点という大収穫祭で幕を閉じた神戸戦ですが、この試合から俺王様の新しいコールがデビューしているそうです。新コールのお披露目となった途端にハットトリックを含む5得点全てに絡む大活躍な俺王様ですが、笹田さんからの情報によりますと、実はこの新コール、俺王様が直々に「これを使ってくれ」という要望があったとのこと。
 その歌詞は「エオエオウー ウィル エウテホー」というもので、意味は「ウィル、危険な男」ということらしいですが、何でも俺王様がブラジルでプレイしていた時代に使われていたコールだとか(以上はかなりうろ覚え。間違いがあれば掲示板などでご指摘を…)。俺臣民であるサポーターがこの勅令を断るはずもなく、晴れてこの「俺王国国歌」が札幌にて復活、そして俺王様は大車輪の活躍となったというワケです。ちなみに、要望を受けたサポーターの元にはこの歌のテープが届けられたそうなんですが、そのテープに吹き込まれていたのはどう聞いても俺王妃様の声だったそうな。

 ちなみに俺王様は次節は有給休暇なので、残念ながらアウェイでは国歌はお預けです。でもホームのサポーターに教えてもらう。

 というわけで、「民あってこその王」というアラバスタ国王か俺王様かといった感じのエピソードですが、やはりといいますか何といいますか、このレンタル中のJ1得点王には複数のJ1クラブ(名前は明かされていないがあそことかあそことかであることは想像に難くない)が興味津々となっている模様。コーナーキックなど人に合わせるプレイは恐ろしく苦手なものの、正確無比なフリーキック、キープ力、ゲームの流れを読む眼、ゴールを察知する能力(神戸戦の山瀬のミドルの時も俺王様はしっかりこぼれ球を狙っていた)などあらゆる面で優れた俺王様を欲しがらないクラブはないだろうとはいえ、毎年毎年エースを奪われていたんじゃこちらとしても泣くに泣けません。ソースのスポォツ報知では「札幌には移籍金が払えないから移籍濃厚」とのことですが、俺臣民の力を見くびってもらっては困ります。全国の臣民は今こそ一丸となって我らが王をお守りしなければなりません。やらせはせん、やらせはせんぞぉ!

2001年10月 4日

バンバンペイジ誕生

 インターネットが重要なメディアとして広く世間に認知・普及されるにつれ、イタリア・ACパルマの中田英寿選手の「nakata.net」やオランダ・フェイエノールトの小野伸二選手の「Shinji-Ono.TV」など、サッカー選手も自身の公式サイトを持つことが多くなってきました。
 公式サイトというのは、選手に許可をもらってファンが運営する「公認サイト」ではなく、実際にその選手個人が運営しているサイトのことで、日本だけではなく海外でも、またサッカーだけではなくあらゆるスポーツで自分の公式サイトを持っている選手が多くなっており、テレビや新聞などには流れない選手の生の声が聞ける場所としてファンに重宝されています。もっとも、選手個人の運営とはいっても別に選手自身がパソコンとにらめっこしてホームページビルダーとかフロントペイジとかをせこせこいじって作ったりしているワケではなく、たいていの場合実際に作っているのは所属事務所や外部委託である場合がほとんどなんですけどね。実際におのおののサイトをご覧になってもらえればおわかりかと思いますが、選手一人であれだけ凝ったペイジを作れるんだったらそもそも職業の選択を間違っていると思いますし。まぁ、中にはURLは忘れちゃいましたけど現仙台の岩本輝雄選手のサイトのように、小学生が作ったような涙なしには見られないサイトもあるにはあるんですけど。

 で、前置きが長くなってしまいましたが、そのIT化(?)の波に乗るべく、コンサドーレ札幌のバンバンこと播戸竜二も公式サイトを開設した、という話題が道新スポォツのWebサイトに載っておりました。それによると「神戸戦で7試合ぶりゴールを決めたFW播戸竜二(22)が札幌初の公式ホームページを開設した。」とのことですが、この「札幌初」というのはどうやら「クラブ公認初」ということみたいですね。オレはまたノノのサイトとか曽田のサイトはもはや既になかったことになってるのかと思いましたよ。

2001年10月 9日

アフリカンシンフォニー

 J1のない今週末は、J2に日本代表と久しぶりに何のしがらみもなくサッカー観戦としゃれ込んでいました(といってもやることが目白押しだったので家でテレビ観戦だったんですけど)。ということで日本代表の欧州遠征、前回のセネガル戦は見てないんですが、ナイジェリア戦はお互い駒落ちの親善試合とはいえ結構オモロい試合だったと思います。
 試合は皆さんもご存知の通り柳沢敦と鈴木隆行の鹿島コンビが得点を挙げたものの、オウンゴールとナイジェリアのアガホアに決められ結局2-2のドローという結果となりましたが、なにやらナイジェリアの2得点目の大きな原因となった松田直樹のミスに非難囂々みたいですね。まぁ彼を擁護する気は別にないのですが、代表選手とはいってもミスするときはミスをするといいますか、とりあえず札幌のサポーターなどをやっておりますと、あの程度のミスなんて慣れっこになってしまっているところがうれしはずかし麦畑って感じですよ。

 とはいえ、コレがワールドカップの予選とかだったら国賊扱いとなっていたのかもしれませんけど、日本代表のフィリップ・トルシエ監督が言っていた今回の遠征の「ミニラボ」という位置づけはどうなんでしょうねぇ。イヤ、別に監督の采配批判をする気は全くないんですけど、高知での柏戦を思い出させるような大雨の降りしきる中、ボールがまったく走らないコンディションのピッチに放り出されたドリブラー・奥を見て、なんか「猫はヒゲを切ったらどういう行動を取るか」みたいなあんまりな実験をしているような気もしました。

2001年10月11日

バンバンまんが誕生

 本日の道新スポォツのWebサイトに、バンバンが少年まんがの主人公となると載っていました。先日、オノレサイトをオープンしてインターネットメディアに進出したばかりのバンバンですが、返す刀で早々に今度は雑誌メディアに進出することになります。あとは代表進出だけなんだけどな。
 バンバンといえば、「週刊少年サンデー」で連載中の草場道輝氏作の「ファンタジスタ」というサッカーマンガの主人公・坂本徹平くんのモデルとなっていることは割と有名な話ですが、バンバン自身が主人公となるこのマンガは、「播戸竜二物語」(仮題)として、原作がスポォツライターの吉村憲文氏、作画が森田崇氏(どうやら道産子らしい)ということで11月25日発売予定の「週刊少年サンデー別冊」に掲載されるとのことです。バンバンファンの皆さんは今からその内容が気になって仕方がないと思いますが、そんな方々のためにオレがそのマンガのストーリーをキャッチしましたよ(電波で)!

 ──兵庫県姫路市に住む播戸竜二少年は、将来プロサッカー選手になることを夢見る、どこにでも良くいるようなサッカー少年だった。いつものようにたった一人でボールを蹴っていた竜二少年の前に、ある日2人組の男が姿を見せた時から彼の人生は大きく揺れ動く。浅黒く日焼けした男は、竜二少年に向かってこう言ったのだった。
 「自衛隊に入らんか?」
 その誘いを受け入れた竜二少年は、事故死した双子の弟の夢を継ぐために一子相伝の暗殺拳を身につける。そして「究極のメニュー」を目指して自動人形を倒すための旅に出るが、自宅の倉庫で出会った囲碁打ちの幽霊に騙され外人傭兵部隊の契約書にサインさせられてしまう。送られた先のアパートで未亡人の管理人に思いを寄せる竜二少年だが、彼こそが実は22世紀から来た猫型ロボットであることを誰も知るものはいない──

 …どこで間違えた?

2001年10月14日

残留確率20%アップ(当社比)

 1部残留に向けて最大の山場となった年間15位の東京ヴェルディ1969との直接対決のアウェイ戦。方や札幌は俺王様、方や相手はマルキーニョスとお互い攻撃の核を出場停止で欠く両チームの試合は、まったくもってしょぼい内容ながらも札幌が0-1と逃げ切り勝ち。残り7試合でヴェルディとの勝点差は13となり、1部残留がようやく現実的なものとなってきました。
 まぁとりあえず、今節はどんなショッパい内容でもいいから勝点3を得ることが目標ではありましたし、そもそもアウェイを戦う札幌に内容を求めるほどトンチキではないのですが、今季俺王様をケガで欠いた2試合(1st磐田戦、2nd鹿島戦)はいずれも2-1で敗戦と、俺王様がいないと1点しか取れない札幌(2試合とも得点は左ウィングバックの和波智広)ですが、前半早々に左ウィングバックのアダウトの得点で先制しておきながら今日もやっぱり1点止まり。

 そんなにお約束が好きか!

 というような東京ヴェルディ1969戦の観戦記です。それとリンク1つ追加。ウチのBBSに書き込みをしてくれているへべれけさんのサハリンについてのHP、Beyond the La Perouse Channel

2001年10月17日

俺の聖地厚別

 8日間で3試合という、なにやらJ2時代が思い出される過密日程、その中日となったJ1リーグ2ndステージ第9節・ホーム厚別での広島戦は、バンバンと俺王様の2ゴールで4-2の勝利となりました。
 まぁ何しろ映像で見てないので何とも言えないのですが、2点先制後に2点取られて追いつかれる、というまたもやお約束的な試合運びではあったようですね。とはいえ、もとより爆発的な得点力を誇る広島を無失点で抑えられるとは思ってませんでしたし、それでも2トップの活躍で打ち勝ったのでよしとしましょう。オフィシャルページの速報やニュースステーションのゴールシーンをる限りでは、有給明けの俺王様が「オウ、俺様がいない間寂しかったんだろ?」といわんばかりに4得点全てに絡む大活躍だったようです。ていうか厚別で点を取らなかったことってないんですよね。俺王様。
 横浜Fマリノスが勝ち、ガンバ大阪も勝ったため年間順位にも2ndステージの順位にも変化はありませんが、コレで2ndステージ4連敗の後引き分け1つを挟んで4連勝で2ndステージ成績を4勝4敗1分、つまり年間通算でもようやく五分の星とし、ようやく十両落ちはほぼ回避というところまでやってきたのでした。
 なお、この試合のスカパーの放送は次の磐田戦前日となっているので、観戦記はもうしばらくお待ちください。あ、その次節の相手の磐田は、今節ジローが途中出場でハットトリックの大活躍だったそうで。やはりキミには札幌の空気はあわなかったんだね…。

 それとリンク1つ追加。kurochanさんの被害系サイト(?)・ホタテ御殿

2001年10月19日

厚別ドッグカーニバル

 前節の広島戦で90分勝ちを収めて勝点を33に伸ばし、降格危険ゾーンからほぼ抜け出してようやく残留争いとは無縁な位置まで逃げ出すことが出来ましたが、気が付けば(はるか)上のほうでは鹿島と磐田というJを代表する2チームが壮絶な優勝争いを繰り広げており、各スポォツ新聞ではもはや降格にも優勝にも当面は縁がないコンサドーレの扱いが格段に小さくなった、というよりはむしろないに等しいという、いわばあるべきポジションに落ち着いた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。「牛? 喰いますよもちろん。全然問題ないですよだって生まれたときから狂牛病だもの」の先天性脳内スポンジ・chooでございます。
 さて、明日行われる第10節は、名波をケガで欠いてはいるものの、前人未踏の完全優勝に向けて並々ならぬ意気を燃やすジュビロ磐田が相手です。ホームゲームとはいえ「本気の磐田」を相手に好調の札幌がどこまでやれるか、札幌が「もう一つ上のランク」へ上がれるかどうかの試金石となる試合ですが、広島戦でゴールの際右膝を痛めたらしいバンバンと、左足首を痛めたという山瀬の出場は微妙な模様。まぁケガの程度がわからないですし出場するという話もありますが、J1残留はほぼ確定したことですし、シーズンは今年で終わりなワケではないですから、とりあえずあまりムリはしてほしくないところ。そうは言っても彼らにとっては磐田との試合は多少無理してでも出たいでしょうけどね。
 もちろん出られるに越したことはありませんが、もし出れないとしても札幌の誇る犬はバンバンやラッシー山瀬だけではありません。パトラッシュ今野とかリンチンチン森下とかジョリー岳也が楽しませてくれると思います。あ、もちろんヨーゼフ野々村(犬だけどあんまり動かない)の完全復活も希望。

 というわけで明日はもう磐田戦というタイミングの悪さで出来上がった広島戦観戦記をどうぞ。

2001年10月21日

収穫と反省と

 あと勝点3を上積みすればJ1残留が決定するコンサドーレ札幌は今節、ジュビロ磐田を厚別に迎えてのホームゲームを戦いました。現在4連勝と波に乗る札幌がJ1完全優勝に向けて連勝街道をひた走る1stステージ王者を相手に一歩も引かずによく戦いましたが、中山と金沢にゴールを許し、終了間際にビジュのヘッドで1点を返したものの1-2と破れてしまいました。
 中山の得点は健作のクリアミス、金沢の得点は森のクリアミスといずれもミスがらみでの失点となってしまったのはもったいないような気もしますが、あのくらいのミスは今までもあった、というよりはJ2時代からちょくちょく見られていたことですから、あれだけを見てあれこれ言う気は起きないんですよね。ああいったミスは逃さないのが磐田を王者たらしめているゆえんなんだと思いますし、そういう相手と戦う時は一つのミスが命取りになる、ということが身にしみてわかったと思います。それに、磐田に2点を先行されても「磐田相手だったらしょうがねぇや」という雰囲気など微塵も見せずに最後まで執念を見せてくれたことに満足しています。珍しくマジメに語ってしまいましたが、勝てはしなかったけど少なくとも札幌の進んでいる方向は間違っていないと感じた試合でした。
 ところで、BSの中継では試合終了後に中山と俺王様が一触即発の状況になっていたように見えたんですけどどうだったんでしょうね。ヒーローインタビュー後にアウェイスタンドの磐田サポーターと一緒に踊る中山の目が全然笑っていなかったのが怖かったんですけど。

 その磐田戦観戦記

2001年10月25日

海外至上主義?

 サッカーファンじゃない人から「サッカー選手なんてみんな同じ顔に見える」と言われたことがあります。なるほど、確かにサッカー選手といえば茶髪・金髪当たり前ですし、同じユニフォームを着てますから遠目からだと判別しにくいのも致し方ないような気がします。しかし、あだち充のキャラの区別が付くヤツのセリフとは思えんな。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 というわけでJリーグもリーグ戦はひとまずお休みで、今週の土曜日はナビスコカップの決勝が行われるワケですが、ご存知の通りナビスコカップは1回戦でとっとと負けた札幌にはまるで関係のない話で、試合は来週の水曜日までないものですからこれといったネタがありません。ケガで長いこと戦列を離れていた殿(名塚)がチーム練習に合流したというのは明るい話題なのですが、まだ試合に出られる状態ではないみたいですし、それだけではいじりようがないですし。
 まぁ1回戦負けの札幌だけではなく決勝を戦う磐田と横浜以外のチームにやはり関係ない話で、要はほとんどのチームにネタがないワケですが、鹿島だけは昨日アジアクラブ選手権の1回戦を戦いまして、インドネシアのペルシジャ・ジャカルタに4-1で快勝しています。Jリーグからアジア制覇を目指すチームがまずは1歩目を踏み出しましたが、各スポォツ新聞は相変わらず海外に出た選手の話題が中心。おまえらJリーグはどうでもいいのかと小一時間問いつめたい心境ですよ。

2001年10月28日

森くん離脱

 昨シーズンにアビスパ福岡からレンタル移籍してきて、右ストッパーとして33試合に出場、今年札幌に完全移籍して今シーズンも不動の右ストッパーとして活躍している森秀昭が、今季の残り試合を欠場して痛めていた右膝を手術することになったそうです。
 寡黙な性格であまり目立たず、どっちかというとオウンゴールの印象しかない人も多いかもしれませんが、彼が出場停止だった1stステージでの浦和戦では、その森くんのいない右サイドから崩され2失点を喫してしまったことからも、目立たないけど実は効いている選手です。いなくなって初めてその価値がわかるというのもちょっとアレですが、そんなワケでこれまでも痛み止めを飲みながら出場し続けてきたものの状態は思わしくなく、岡ちゃんと話し合って来季を見据えて手術に踏み切ることになった模様です。
 当面の目標だった残留をほぼ決定した状況で、つまり今年はもうムリをする必要はないですから、ここはきっちり治して来年に備えてもらいたいですね。たとえファンサイトがたった一つしかないほど地味な森くんであっても、オレは応援してるぜ森くん!

 ところで、岡ちゃんが来年のことを考えて手術に踏み切らせたということは、岡ちゃんは来年も札幌の指揮を執ってくれるってことですよね?

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