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2001年11月 アーカイブ

2001年11月 1日

足踏み札幌

 本日行われたJ1リーグ2ndステージ第11節、クラブの財政を締め付けまくる2週連続の平日の開催となりました。故障者続出で台所事情の苦しい札幌は名古屋グランパスエイトとのアウェイ戦に臨みましたが、あえなく2-0で敗戦。磐田戦に続いて2連敗となり、またもや自力残留決定はなりませんでした。
 岡ちゃんも危惧していたように残留当確ランプが灯って、なまじ磐田に善戦してしまったがためにちょっと気が抜けたような部分も否めなかったので、連敗中の名古屋にまったくいいところなくやられてしまったのはいい薬になったのではないかと思います。まぁアウェイの試合はいっつもこんなモンなので、「もう残り試合一つも勝てない!」などと思うほどトンチキでもないのですが、いくら何でもシュート4本じゃ勝てるものも勝てませんわな。
 こうなると気になってくるのは15位の東京ヴェルディの動向ですが、「活躍するとは思えない」とセルジオ越後さんに言い切られたエヂムンドの活躍でセレッソ大阪に快勝したため、残留決定は次節以降に持ち越しとなりました。

 そんなわけで名古屋戦観戦記

2001年11月 2日

ドームで災害訓練

 ご存知の通り、2002年に行われるワールドカップでは札幌ドームもその試合会場となりますが、本日付けの札幌タイムスのWebに、そのワールドカップのための準備の一つとして、昨日ドーム内での火災を想定した災害訓練が札幌ドームで行われたというニュースが報じられていました。
 その記事によると、ドームでの災害訓練は今回で4回目となるそうですが、実際に火を使った訓練は初めてということで、札幌ドームの社員とコンサドーレ札幌の運営会社であるHFCの社員も参加しての訓練となったそうです。

 明日3日には札幌ドームで浦和レッズとの試合が行われる前々日にHFC社員も参加して行われた火災訓練、その成果が早速明日発揮されることのないように祈ります。札幌ドームのスタッフがドーム自慢の放水銃を使ってみたい衝動に逆らえなくなるかもしれませんし。

2001年11月 4日

とりあえず残留

 昨日行われたJリーグディビジョン1第12節、対浦和レッドダイヤモンズ戦が札幌ドームで行われました。昼の試合でヴェルディが神戸に引き分けて勝点24にとどまったため、引き分け以上の結果を出せば札幌が残り3試合を全敗してヴェルディが全勝しても逆転は不可能となりJ1残留が確定する札幌は、前半開始早々に俺王様のミドルシュートで先制したものの、後半アリソンのフリーキックで追いつかれて「ドーム名物」延長戦に突入。結局120分フルに戦っても決着が付かず、試合は1-1のドローに終わりました。
 開幕前にはJ2降格候補筆頭という評価を受けていたことを考えれば、この時期に安全地帯に避難できたのは、チーム全体の力量からしても上々の結果と考えてもいいんじゃないかと思いますが、いくら「あと勝点1でゴール」とは言っても、ホントにピッタリゴールせんでもいいとおもうんですけどね。別に双六みたいにピッタリで上がらないと戻されるわけじゃねぇんだから。

 とはいえ、まぁ今季の最大目標はクリアしたんだからとりあえずはお疲れさま&おめでとうと言っておきます。次は「勝点39」を目指しましょう。そんな感じで浦和戦の観戦記もアップしておきます。

2001年11月 5日

俺王、大いに語る

 やっとこさ残留を決めたコンサドーレ札幌ですが、現在のところJ1トップの24得点を叩きだして残留に貢献した俺王様が、ニッカンスポォツ北海道にその心境を語っています。
 それによると、臣民の最大の懸念となっている「俺王様ドナドナ」については、本人は岡ちゃんを非常に信頼していること、来季も札幌でやりたいと思っていることを語り、札幌サポーターを喜ばせています。しかしオレとしては在位延長が決まるまでは安心しません。一昨年は「岡田監督を男にしたいと思っている」と言いながらも「上のレベルでやりたい」と出ていった人もいましたし、去年は「岡田監督が僕のお父さんだったらいいと思っている」と言いながらも「お金くんないからヤダ」といって出ていった人もいましたからね。まぁ、多分俺王妃様や俺姫様がパパの首に鎖を付けてくれると信じています。
 しかし、この独白の中で俺王様は「僕が札幌にきて一番良かったと思ったのは、チームの一体感だった。(中略)今までいたチームにはそれが欠けていた。いや、他のJ1チームでも、こんなに一丸となったチームはないよ。だから僕はこのチームを愛し、全力でやろうと決めたんだ。」と言っておりますが、いいのかなぁそんなこと言っちゃって。大分のサポーターにとってみれば、札幌サポーターにとっての「去年から浦和でやりたかった」と言っていたエメに対するのと同じような感情を抱きそうな気もするんですけど。つっても大元の発言は「札幌ほど俺様を崇めてくれるチームはないな。今までいたチームは俺様に対する敬意が欠けていたからな」といったところだと思いますけど。

 ところで本日、前橋育英高校の相川進也くんがコンサドーレ札幌に入団することが内定した、とクラブから発表がありました。U-18日本代表に選出されている逸材で、浦和など数チームが獲得に動いていたと言われていただけに血迷ったかと思わんばかりの入団(内定)発表にあらやだビックリ。前橋育英高校からのレンタル移籍とかいうオチはなしな。

 で、"King of Sapporo"新居は?

2001年11月 8日

満身創痍

 シーズンも終盤となってチームは無事残留を決めましたが、ここに来てやはりというかなんというか主力選手にケガが多くなってきています。2ndステージ開幕からずっとケガで出られなかったノノは戻ってきましたが、時を同じくしてリタイアしてしまった殿もまだ復帰は先のようですし、森くんも離脱という中で、右足首を痛めているアダウトはまだ練習に合流すら出来ず、浦和戦で健作も足を痛め、和波も浦和戦で足の爪をはがし、左足首が回復に向かっていた山瀬も今度は紅白戦で右足首を痛め、さらには岳也までもが練習試合で左足首の靱帯を痛め、岡ちゃんは心を痛め、サポーターは財布が痛い。
 もちろん、代表レギュラークラスの選手はそれ以上の過酷日程をこなしているワケですから、他のチームだって程度の差はありこそすれ似たような状況だとは思いますけど、そんなに選手層の厚くない札幌にとってはここまで来るとちとツラいです。まぁ、考えようによっちゃ合法的に控えメンバーを出せるチャンスではあるんですけど、昨季も札幌はJ2優勝決定後は主力のケガや出場停止で欠場したためそんな感じになって、試合に出た控えメンバーはそして誰もいなくなった前科がありますからねぇ…。

2001年11月11日

ああ市原臨海

 昨日行われたJ1リーグ2ndステージ第13節、対ジェフユナイテッド市原戦。もうなんと言っていいのかわからないくらいまったくいいところなく崔龍洙に2ゴールをくらって破れ、引き分けを挟んで3連敗となってしまいました。
 絶え間なく降る雨と臨海地域特有の風のせいもあって、スタジアムもクソ寒ければ試合もクソ寒いというまったくお粗末なていたらく。確かに市原のプレスは厳しかったですし、彼らのサッカーの質はさすがに上位にいるだけの裏付けがあるとは思いますけど、札幌はなんとなく覇気の感じられない試合内容で、山瀬がいないとかアダウトがいないとかとっつぁんのいない日とかそういう問題ではないような気がしますねぇ。岡ちゃん自身は「残り試合もその時点でのベストメンバーを使う」と言ってますけど、こんなんだったら控え選手出しまくって玉砕したほうがまだあきらめがつくような気がします。

 とりあえず市原戦観戦記は書きました。

2001年11月12日

岡ちゃん辞任決定

 昨日札幌サポーターを騒然とさせた岡ちゃんの辞任報道ですが、本日札幌市内のホテルで岡ちゃんの記者会見が行われ、やはり辞任することになった模様です。その記者会見の情報を総合すると、4年間(代表時代含む)監督を続けてきて新しいチームプランが浮かばずマンネリ化になってきており、心身共に疲労したということらしいです。まぁ、それが本音かどうかはわかりませんが、いずれにしても来季は監督自体をやらないようです。
 とにかく3年間お疲れさまでした。どうもありがとうございました。まずはゆっくり休んでください。
 さてこうなってくると気になるのが「次の監督はいったい誰なのか」ということになります。新聞報道ではその候補として副島博志氏(元セレッソ大阪監督)、柱谷幸一氏(山形監督)、柱谷哲二氏(解説者)、マドレーン・オルブライト氏(前国務長官)らが候補に挙がっているようですが、実はもう後任監督は決まっています。オレの脳内だけで刊行されている「北海道練馬日報」の号外版によると、以下の通りになったようです。

 「サッカーJリーグ1部・コンサドーレ札幌の岡田武史監督(45)が22日記者会見を開き、今季限りで札幌の監督を退団、休養する意志を表明した。クラブ側は強く慰留したものの意志は固かった。しかしそれでも岡田武史監督をあきらめきれないフロントは、北海道深川市在住の岡田武史(おかだ・たけふみ)さん(62・農業経営)を後任監督として招聘することを決めた。岡田さんはJクラブの監督に必要とされるS級ライセンスを所有していないが、大型トラクター免許や2級農業機械士など多くの資格を所有していることから、Jリーグは『特例』として岡田さんの監督就任を認める見通し。
 岡田さんは高校卒業後、実家を継いで農業の道に入った。先日長男が結婚して実家を継ぐことになり時間に余裕が出来たため、今回のオファーを受けた。HFCの田中良明社長は、『北海道でも離農者が相次ぐ中、40年以上も専業農家を続けてきた手腕を大いに発揮してもらいたい』と期待を寄せていた。」

 それはともかく。

 まぁ、コレで多分俺王様もいなくなってしまうと思いますが、なんにしてもなるようにしかならんですね。岡ちゃんは後任者として2~3人の候補を推薦しているそうなので、次期監督に期待しましょう。

2001年11月14日

俺王様の行方

 本日のニッカンスポォツに載っていた俺王様がガンバ大阪へ移籍有力、という話がサポーターを局地的に騒がせています。記事によると、俺王様のパスを持つ大分が移籍金2億5千万で買い取りを迫っており、それにプラスして年俸5千万、合計3億円もの資金を札幌が用意できるはずもなく、アーセナルに移籍した稲本の移籍金があるガンバ大阪への移籍が濃厚である、ということのようです。
 そんなわけで、記事内容が「~のもよう」とか「~の可能性が高い」とどうとでも取れる書き方なのはこの際おいておくとして、ガンバ大阪が稲本を売り払った資金があるとは言え、俺王子のような若くて将来性のある(ように見える)若手ストライカーならまだしも、ユース代表の遠藤ですら1億2千万で獲得したチームが来季28歳の選手に3億っつうのは、なにわの商人としては考えにくいような気もしないでもないんですけど。勉強しまっせ。(←違う)

 まぁいずれにしても、札幌が一人の選手に何億も使えないのは事実ですから、なるようにしかならんわけですけどね。それよりも、本日の札幌タイムスに載っていた中尾のブラジル留学が「個人的な、プライベートな理由で」延期になったということのほうが気になります。再出発日は今のところ未定で、事件・事故・不祥事などの類での理由では一切ないということらしいのですが、やっぱりここはブラジルに行くはずがイージス艦に乗ることになりましたということなんでしょうかねぇ。仙台のノリヲと共に。

2001年11月19日

悲喜交々の日曜日

 昨日、Jユースカップグループリーグ最終戦・FC東京U-18対コンサドーレ札幌ユースU-18の試合が東京ガス金沢グラウンドにて行われました。勝ったほうが決勝トーナメントに進めるまさしく勝負をかけた試合でしたが、"King of Sapporo"新居やU-16日本選抜の鈴木智樹を怪我で欠く札幌は地力に勝る東京に押し込まれる展開が続き、結局3-1で破れてしまいました。
 これによりグループリーグ敗退が決定してしまったためにこのチームのラストゲームとなってしまいましたが、今年1年楽しませてもらいました。全日本クラブユースでは準優勝まで行きましたしね。3年生の皆さんはお疲れさまでした。
 また、最終節で山形、仙台、大分の3チームが昇格の可能性を残したJ2は、リムキーチョンマジック炸裂に苦しみつつもロスタイムの財前のゴールで勝点3をもぎ取ったベガルタ仙台が昇格決定。仙台サポーターの皆さん、おめでとうございます。

 最後の試合となってしまった札幌ユースの主将・中村拓朗や守護神・相川雄介の涙、目の前にあったJ1へのチケットをつかみ損ねた山形の守護神・鈴木の涙、喜びに沸きかえる仙台サポーターの涙。そういったものを見ていると、そんな日本サッカー界の頂点にあるはずのJ1の試合がなぜWindows XPの深夜発売くらい盛り上がってないのかはなはだ疑問なんですが、そんな柏戦についてはここでは何も言うまい…。

2001年11月21日

岡ちゃん辞任?

 土曜日にリーグ最終戦を迎えるコンサドーレ札幌ですが、本日とんでもないニュースが飛び込んできました。北海道のローカルニュースで、岡田監督が辞任する意志を固めたという報道が出た模様です。それによると、家庭の事情から岡ちゃんは今年限りで監督を辞めて休養に入るそうで、HFCは慰留に務めているもののその意志は固く、明日にも正式発表があるとのこと。クラブ側は現在J2も含めて後任監督を検討中ということらしいです。
 まぁ正式発表が現時点では何もないので、この話が本当であるならばという仮定の話になりますけど、コレまでの岡ちゃんから判断するに辞めると言ったら辞めるでしょうし、本人がそう決めたのなら仕方がないですね。

 しかしまぁ、コレでもし岡ちゃんが辞任して、さらに俺王様までいなくなってしまったりしたら、オレの「武史無双」のテーシャツも俺王様のゲート旗も1年で天寿を全うしてしまい、新しい観戦記のタイトルまで考えなくちゃならないじゃないですか。いずれにしても明日になってみないと何とも言えませんが、実はマンションの自治会長を辞めるだけとかいうオチだったりしたらうれしいんですけどねぇ。

2001年11月24日

終わりダメなら全てダメ

 岡ちゃんのリーグ戦ラストゲームとなったセレッソ大阪戦。ホームゲームということもあり是非とも勝ちたい試合でしたが、大柴にゴールを決められ0-1で負けてしまい、有終の美を飾ることができませんでした。けが人続出で満足なスタメンが組めなかったとはいえ、監督が最後だろうがホーム最後だろうがロスタイムに失点を喰らって負ける最後までお約束を守りきった試合は確かに今年の集大成とも言える見事な散り様だったようです。

 なお得点王争いですが、得点ランキングで2位につけていた崔龍洙(市原)が欠場し、ウェズレイ(名古屋)が無得点に終わったため、3点差でトップに立っていた俺王様が試合に出ずして得点王を獲得しました。札幌の地にやってきて無限のラーメンパワー&刺身パワーを得た俺王様ですが、今季初ゴールも俺王様、コンサドーレのJ1チーム通算100ゴールも俺王様、今季ラストゴールも俺王様(つうか浦和戦以来まったく点を取ってない)という、最初から最後まで俺祭りだった今季のJ1リーグは終わりを告げました。どうやらやっぱり俺王様の移籍金は払えないみたいで、いなくなるとなれば来季は今季以上に苦しいシーズンとなると思いますが、とりあえずフロントはここが腕の見せ所だと思って、オモシロ人間の穴はオモシロ人間で埋めてもらいたいものです。

2001年11月28日

ゴンザレスに期待

 11月も末となりそろそろ世間はクリスマスモード、オレの職場がある渋谷の街にもMisiaとかMisiaとかMisiaとかMisiaとかが流れてかなりの勢いで脳細胞が死滅しつつある今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 イヤ、別にMisiaや「Everything」が嫌いなわけではないんですけど、いくらいい曲でもこうエンドレスで聴かされちゃいくら何でもいい加減飽きてきます(というか去年の時点で既に飽きている)。トロはうまいけど毎日喰えばそりゃ飽きるのと同じで、これはもう音楽の暴力といっても差し支えないのではないかと思う次第です。
 さて、岡ちゃんの退任や次期監督の噂、俺王様の移籍話などですっかりと忘れ去られていますが、地味に2003年のワールドユースを目指すU-18日本代表が始動し、札幌からはゴンザレス今野と、来季の札幌入りが内定している相川進也(前橋育英高校)が候補合宿に呼ばれています。特に今野はケガがなければ前回のアルゼンチン大会のメンバーにも入っていたはずですので、今度こその意気込みは大きいと思われます。とりあえずは来年行われるアジアユースを目指すことになりますが、今野も相川もレギュラーとして活躍してほしい、といいたいところですが、来年以降もまたドナドナに嘆く日々が増えるのでしょうねぇ。ユース代表だとJリーグは中断されないもんなぁ。

 遅れてしまいましたが、セレッソ大阪戦の観戦記ようやくアップしました。

2001年11月29日

新監督は誰だ

 今年から札幌でも練習着スポンサーが採用されています。当然のことですが練習着というのは試合中は着用しないためテレビ中継での露出度というのはそれほど多くなく、一般的には「費用対効果としてはそれほどでもないんじゃないか」と言われてきました。しかし、稀代のジャージストである岡ちゃんのおかげでスポンサーである札幌セミナーのロゴが数多くテレビに映り、思いの外の効果が得られたとのことです。そのため、これに味をしめたHFCは次期監督にも「出来ればジャージを着てほしい」という要望を持っていることがニッカンスポォツ北海道のWebサイトに載っておりました。
 しかし、現在の日本サッカー界で岡ちゃんと肩を並べるほどのジャージストといえば、石崎監督(川崎)か柱谷幸一監督(山形)くらいしか思い浮かびません。ただし、ご存知の通り石崎監督は今季から川崎と長期契約を結んでいますし、柱谷監督も山形留任で話がまとまった模様。自ら望んでジャージを着るようなオモシロ監督はそんなに多くないため、ジャージ優先で監督を探すのは難しそうです。万年資金難に喘ぐコンサドーレですから、資金的にもネタ的にもおいしさを得るために、ここは是非とも「試合中はジャージ着用のこと」という田舎の中学校の校則のような契約条項を盛り込むくらいの意気込みを見せてほしいと思います。

 で、そのジャージスト生け贄候補ですが、本日のスポニチアネックスには札幌のフロントは柱谷哲二氏1人に絞って交渉しているというニュースが載っておりました(ただし、北海道新聞は「小山部長が帰国してから複数の候補と交渉を行う」としている)。氏は今季山形の監督に就任して監督生活1年目で弱小山形を昇格1歩手前までに導いた柱谷幸一氏の実弟で、現役時代は主将として黄金期だったヴェルディ川崎(当時)や日本代表を支え、「闘将」の名で呼ばれていたようにファイティングスピリットを前面に出す人です。ダイモスのように変型はしません。
 ただ、哲二氏は来年1月にS級ライセンスを取得する予定の新米監督のため、経験のなさを心配して「兄さんのほうがいい」というサポーターも多いようです。しかし、かつてはウーゴ・マラドーナ(元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナの実弟)やホルヘ・デリーバルデス(マラガのフリオセサール・デリーバルデスの双子の兄)、ロベルト・アシス・モレイラ(ブラジル代表ロナウジーニョ・ガウーショの実兄)など、浅倉南ちゃんも顔負けの「必殺二親等で我慢」という荒技を駆使してきたコンサドーレらしい人選と言えると思います。幸一さんとソックリな哲二さんならジャージもお似合いでしょうし、全て解決です。(情報提供:あきっくさん)

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