グアムキャンプスタート
先月末からチームは第一次キャンプに入っています。今年のキャンプ地は例年のオーストラリアではなくグアム島。移動の大変な南半球ではなく、比較的日本に近い場所でのキャンプは、Jリーグの新人研修に参加している新人を除いた、コーチ陣やスタッフを含む31人でのスタートとなりました。
で、その第一次キャンプでのコンサドーレはどのような感じかと言いますと、大小さまざまなカエルが飛び跳ねているというグラウンドで練習しているそうです。何だかスゴイところみたいですけど、ヤンツーは「『カエル? 初めは気になったけど、ボールを使ったら気にならなくなった。我々はサッカーをやりに来ているのだから』と意に介さなかった(日刊スポォツ)」らしいです。もっともな意見ですが、とりあえずカエルの事情は一切無視のようです。カエルのほうもボールといっしょに蹴られちゃたまったもんじゃないと思いますよ?
さてキャンプでの練習の内容は、フィジカルトレーニングに加えて戦術練習の2部構成で行われています。しかし、フィジカルトレーニングはともかく戦術練習のほうは「飛行機に乗って(国内での練習を)忘れちゃったかな。3歩進んで2歩下がったみたい(道新)」と、さほど順調ではない模様。まぁいくら日本から近いと言っても北海道~沖縄間の直線距離よりも遠いわけですし、飛行機に移動による影響もあるにはあったと思いますけどね。昨季の低迷の一因として「監督と選手間のコミュニケーション不足」という問題が挙げられており、その原因は昨季の監督がブラジル人のジョアンや韓国人の張さんだったため、ニュアンスが伝わり切らなかったからと言われていますが、2年目以降の選手たちばかりの中でのこのヤンツーのぼやきを聞いていると、原因は監督の国籍だけじゃなかったんじゃないかという気がしてきます。
まぁそうは言ってもキャンプはまだ始まったばかり。少しずつでもものにしていけばいいので、じっくりゆっくりやっていってください。カエルの呪いには気をつけながら。