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4位キープ

2018年明治安田生命J1リーグ 第9節
浦和レッドダイヤモンズ 0-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者:なし

浦和レッズの正式名称、いつも「浦和レッドダイヤモンズ」なのか「浦和レッドダイアモンズ」なのかわからなくなりますよね。ちなみに北海道コンサドーレ札幌のパートナー様は「ダイ”ア”モンドヘッド株式会社」が正しいので、お間違えなきよう。

そんなわけで浦和レッズ戦。アウェイです。世間的に賑わった任侠ものはとりあえず置いとくとして(個人的にはかなり好き)、ミシャ監督の古巣である浦和との対戦というのもとりあえず置いとくとして(これはどっちかというと浦和目線ですからね)、札幌サポーターとしての最大の関心事は、一時期の不調から完全に脱した浦和のホームで、どこまで今の札幌がやれるのか、ということであります。

今年のアウェイ戦に関しては、去年リーグ3位のセレッソ大阪とは3-3の引き分け、リーグ2位の鹿島アントラーズとはスコアレスドロー、リーグ4位の柏レイソルとは2-1で逆転勝ちと、実は去年の上位チームにはまだ負けていません。

では、ACL王者とはどうか。

去年の各チームとのアウェイ戦はすべて負けていたことを考えても、強豪チームとのアウェイ戦を「怖い」と思わなくなっただけでも、サポーターも負け犬根性がなくなってきたと言えるのかも知れません。もちろん精神面の話だけではなく、前節時点でシュート数リーグ1位、総得点1位タイという数字的な裏付けもありますしね。まぁその割には下位チーム並にシュート打たれてるんで、やっぱり良くも悪くもミッシャミシャにされているという。

で、この大一番に合わせてきたかのように、前節欠場した怪我人も復帰。ジェイはまだ戻ってきていないものの、チャナティップ、深井、宮澤がスタメンに名を連ねました。契約上出場できない駒井とジェイを除いてはほぼベストと言えるメンバー。

…だと思ったのですが、結果から言えば駒井の穴は予想以上に大きかったです。駒井の代わりに右サイドに入った荒野は、そもそも本職ではないこと、トイメンの宇賀神に手こずっていたこともありますが、パスを出すにもすべて自分のタイミングなので、周りと合わないことが多く、効果的に攻撃に絡めません。Twitterでどなたかが言っていた「合コンでいろんな席に顔を出しては場の空気を乱すタイプ」というのもなんとなく頷けます。そういうとこやぞ。

空気の読めなさでは荒野以上の大器で、いつもなら空気を読むことなくオーバーラップして、とぼとぼと帰ってくる姿が印象的なある進藤も、駒井のキープとカバーがないと上がりにくいのでしょうね。遠慮がちに上がりはするのですが、物陰からの猫パンチ程度のアクセントにしかならず。

仕方がないのでやはり福森、チャナティップ、ガースーのいる左サイドから組み立てて最後は都倉か三好、という攻め手しか取れなかったのですけど、ガースーとタイマン張ってた橋岡も厄介で、こちらもなかなかうまく形が作れず。この選手がいるならもう駒井返す必要ないよね? ね?

頼みの都倉も本当に常に槙野がまとわりついていて薄い本が厚くなりそうな感じだし、三好もかなり警戒されていたので、簡単にはやらせてくれませんでしたね。

加えて、いつもなら相手をはめ込んでボールを奪う守備もあまりうまく行かず。これは札幌がどうというよりは、「相手のプレスが来る前にボールを離す」という個人能力の高い浦和だからこそできる芸当なのでしょうけど、やっぱり攻撃をやりきられるシーンも多く、ソンユンのファインセーブなどでなんとか事なきを得るシーンも多かったです。

3バックがだいぶ安定してきたので、ソンユンもだいぶ守りやすくなってるみたいですね。開幕当初なんて、最大の敵は味方ディフェンスという感じのかわいそうな失点も多かったですけど。

そんな感じで割と押されっぱなしだった札幌なのですが、後半もだいたい半分を過ぎたあたりから浦和の運動量が落ち始め、徐々に攻勢に出るようになります。しかし、相手の身体を張った守備の前に不発。全面抗争…いやオープンな展開は今季の札幌のわりと得意とするところではありますし、実際惜しいシーンもけっこうあったので、正直もう少しセットプレイも含めたチャンスがあれば札幌のゴールも生まれたかも…という感じではあったのですが、結局最後までお互い譲らずスコアレスドローで終了。

「0-0はベストではないがベターな結果」というとっくんの言葉通り、ポジティブにとらえて良い結果ではないかと思います。まぁ個人的にはあれだけ任侠煽ったのだから、どうせ引き分けなら5-5くらいになれば、壮絶な抗争の末に双方全滅感が出て良かったんですけどね。