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再構築

前回の更新からずいぶんと空いてしまった間に、守護神クソンユンは兵役の関係で大邱に移籍するし、エース鈴木武蔵はベルギーのベールスホットに移籍するし、安倍総理大臣は辞任するし、ナツキ・スバルくんは何度も死んでしまっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

再開後の6試合を無敗で乗り切り、引き分けた試合も「これ勝ててたよな」という内容ばかりだったのが、8月になってから一転1試合も勝利できず。9月になって仕切り直しと行きたいところでしたが、といっても月が変わったことで何かが変わったり、月に代わってお仕置きがあるわけでもなく、ルヴァン杯の横浜F・マリノス戦では終始押し気味に試合を進めておきながら終盤追いつかれPK戦で敗北、9月5日のサンフレッチェ広島戦も、ボールは支配しながらも引き気味に守る相手を最後まで崩せず、ミスから失点といういつものパターンで敗北。

もっとも、もともとディフェンスはこんなもんですから、今の問題はそっちじゃなくて、とにかく点を取れないことに尽きるんじゃないかと思います。リーグ戦で1試合で2点取ったのは、8月2日のヴィッセル神戸戦(2-3で敗北)が最後。守備面のもろさは織り込み済みな「肉を切らせて骨を断つサッカー」が札幌の信条だったのに、2失点が基本で1得点がやっとという肉ばっかり切らせてるサッカーじゃ、勝てるわけもないですね。

その背景にはやっぱり鈴木武蔵の移籍が、こちらの見ている以上に大きい感じがします。最初は自分も、むっちゃんが怪我して戦列を離れていた間でもチームとしてはきっちり戦えてはいたので、移籍の影響はそこまで大きくはないんじゃないか? なんて楽観視してたんですよ。でも、「一時期だけいない」のと、「これからずっといない」というのは同じように見えて全然違うんでしょう。カーチャンが一週間程度旅行で留守にしている家庭と、カーチャンが家出してしまった家庭の違いみたいなもんで、前者はとりあえず一週間しのげばカーチャン帰ってきますけど、後者の場合はえらいこっちゃ、カーチャンもう帰って来ん、なわけです。家庭の再構築です。詰むや詰まざるや。

なのでカーチャンがベルギーに行ってしまったチームも再構築する必要があるのですが、連戦でその時間も取れないですからね。連戦は相手も同じじゃんというのは確かにその通りなんですけど、そこいらあたりはやっぱり事情が違ってきます。

大卒ルーキートリオは確かにJ1レベルの実力を備えていますが、コロナ禍でかつてない過密日程での戦い、ある程度キャリアのある選手たちですらキツそうなのに、プロとして戦う最初のシーズンならそのキツさはなおさらでしょうし、ミスが増えてくるのもしかたないと思います。

「去年からの継続性」こそが一番の札幌の武器だったのが、その継続性の強みが失われてしまったのが今の状態なんでしょうね。クラブとしても選手を抜かれるリスクを想定していないはずはないですが、それ以上の想定外(アンデルソンロペスが再来日できなくなったり)が起こりまくっているんだろうなぁと思います。うまくいかないときってこんな感じですよね。

まぁだからといって今の状態でよしとするつもりも全くないので、「誰も取らんのなら自分が点を取る」くらいの意気込みでシュートを打って欲しいと思います。