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2001年7月 アーカイブ

2001年7月 1日

ドーム初ゴールは柳沢

 2002年ワールドカップの会場となる札幌ドーム、そのサッカーでのこけら落としとなるキリンカップサッカー2001「日本vsパラグアイ」が本日行われました。この試合でファンの注目を集めた「果たしてドームでの公式戦初ゴールは誰が決めるのか?」は、前半15分に小野からのロングパスを受けた柳沢がゴール右隅に決めて、「勝負のかかってない試合でのチラベルに対しては滅法強い男」の面目躍如。その栄冠(?)を手にしました。
 今年からコンサドーレ札幌もホームスタジアムとして使用するこの札幌ドームの初ゴールが、札幌の選手ではなく柳沢だったということに比較的ガッカリ感の否めない人もいるかとは思いますが、とりあえずこの試合にピッチではなく全員スタンドにいた札幌の選手がゴールを決められるはずもありませんし、そもそもナビスコカップで1回戦負けしてなければこの試合がこけら落としになることもなかったんで、まぁ記念すべきJリーグの初ゴールがカズでもジーコでもリティでもなくマイヤーだったということを考えれば、まぁ柳沢で良かったかもという気もしないでもありません。
 とりあえず、「ドーム初ゴールはオウンゴール」というミもフタもないゴールよりは数倍マシだと思います。

 ところで、結局試合は柳沢が後半にもゴールを決めて2-0で勝ちましたけど、これで来週の大分の試合でパラグアイに2-0で負けたユーゴスラビアが2-0で日本に勝ったりしたら、優勝はどの国になるんでしょうか?

2001年7月 3日

2002年への道

 ワールドカップを来年に控え、日本全体がワールドカップ・日本代表応援モードになりつつある今日この頃。サッカーファンの興味も「果たして本大会のピッチには誰が立っているのか?」ということになって来ているんじゃないかと思います。
 そんな中、シドニーオリンピック予選での靱帯断裂以来、度重なるケガと不調に長らく悩まされていた小野伸二が、コンフェデレーションズカップ、札幌戦、キリンカップとここ最近絶好調の働きを見せて「完全復活」を印象づけた感があります。小野がここ最近の代表の試合で入った左のウィングバックは、それまでは現在負傷で戦列を離れている中村俊輔が担っていました。人一倍負けん気が強いことで知られる彼のこと、小野の活躍に刺激を受けてないはずはありませんから、ケガを治してコンディションを取り戻せば、2002年に向けて代表のミッドフィールドはよりいっそう充実したものとなりそうです。そうなってくるとあくまで一サッカーファンとしましては、「彼らが一緒にプレイしたらどうなるのか?」なんてことを思ったりもします。
 「どんなことをするのか予想がつかない」という意味ではおそらく、山口もえと西村知美の頭の中がファンタジスタなコンビがメインのトークライブみたいな感じになるに違いないと思います。

 つまりは怖いもの見たさってことで。

2001年7月 5日

細切れリーグ

 キリンカップで中断されていたJ1リーグも今週末から再開しますが、さてこれでがんがん行こうぜ、と思ったらもう1stステージももう13節なんですね。ということはつまり、あと3試合やったらまた中断期間に入ってしまうわけですよ(オールスターはありますけど)。中断されていたリーグが再開して「さあ、リーグ戦だ! イヤッフー!」などと思っていたらまた中断ってなことが続き、何となく盛り上がりに水を差される感が否めず、さながらいいところ(エロいシーン)になるとCMが入るようなモンで、オマエはゴールデン洋画劇場か! と突っ込みたくならなくもありません。
 まぁそう感じるのは去年までまるで休みなしの2部にいたせいもあるでしょうし、来年にワールドカップを控えて代表の強化優先という事情も理解は出来ますっつーか、何より代表に札幌の選手がいないから中断期間中の代表試合を同じテンションで見られないという一点に尽きるんですけどね。

 だからといって札幌の選手が代表に選ばれないことについて文句を言う気はさらさらない、と言うよりはむしろ文句のつけようもないんですけどね。もちろん日本人として代表も気にならないわけではないですし、前回代表のことを書いておいてこんなこと書くのもアレですが、なんといいますか札幌の選手のいない代表チームってまるで他人事のような感じなんで、オレにとってはヨソのガキの運動会ビデオを見るようなモンなのです。思い入れもなければ重いコンダラもないワケですから、とりあえず現時点で代表の試合は家でビール片手に屁なんぞぶっこきながら見るほかないのです(オヤジ決定)。

2001年7月 7日

黄昏札幌

 本日行われたJリーグディビジョン1第13節札幌厚別公園競技場での対ジェフユナイテッド市原戦はBSもCSも生中継がなくそりゃまぁ他にオモロそうな試合が目白押しの今節に僻地での地味チーム同士の対戦の生中継なんてするわきゃねぇわなそんなわけで試合見てないのでどんな感じだったのか全然わからないのですがなんか試合開始早々に崔のヘッドで先制され前半終了間際に俺PKで追いつき後半バンバンが決めて突き放したものの直後にまたもや崔のゴールで追いつかれ延長後半にVゴールを決められ今季ホーム初黒星を喫したという噂が立っているのですがそれは本当ですか?
 相手が現在好調の市原とはいえベストメンバーを揃えてのホームゲームでいったんは逆転しながらそのリードをあっという間に失い延長Vゴール負けなんて噂が流れてますけどそれは本当ですか? これで厚別開幕戦以来引き分けを挟んで3連敗という話ですけどそれは本当ですか? あとパンチョ伊東はヅラだと言われてますけどそれは本当ですか?

 オレが昨日韓国料理に舌鼓を打っていたのは本当です。

 というわけで観戦記ですがスカパーの録画放送は月曜日の夜まで待たないといけないのでアップはそれ以降となりますがホントに気が重い。

魂のワールドカップ予選

 間断なく延々と続くJ2ですが、それでも一応「休み」はあります。名目としては「予備日」で、何らかの理由で試合が消化できなかった場合の「保険」とも言えるものです。2000年のJ2において、室蘭で行われるはずだったコンサドーレ札幌対浦和レッズの試合が有珠山噴火の影響で延期となり、この予備日に組み入れられたことは記憶に新しいと思います。
 というわけで全44試合の半分となる22試合を終えた今週がその予備日。選手は束の間のオフとなり、サポーターもちょっと一息つけるわけですが、この週末は日本サッカー界にとって重大なイベントがあります。J1? いえいえ、そんなものじゃありません。FIFA女子ワールドカップ予選プレーオフです。
 その名の通りワールドカップの女性バージョンとなるこの大会、日本女子代表は過去3大会全てに出場していますが、先日アジア予選を兼ねたアジア女子選手権(上位3ヶ国までが無条件に出場できる)を戦い、3位決定戦で韓国に0-1で敗れて北中米カリブ地域とのプレーオフに回ることになってしまいました。ちなみにこの大会で優勝したのは喜び組です。
 で、その北中米カリブ地域の相手となるメキシコ女子代表とのプレーオフ第1戦が7月5日にメキシコのあのアステカ・スタジアムで行われ、なんと観衆約10万人という超アウェイの中で2-2で引き分けるという申し分のない結果を残しました。そしていよいよワールドカップ出場を賭けた運命の第2戦が、今週末の土曜日(12日)の15:00から東京の国立霞ヶ丘競技場で行われるのです。これは見に行かない手はありません。「女子サッカーなんてレベル低い」なんて思ってる方、食わず嫌いはこの際ナシにして、だまされたと思って一度でいいから見てみましょう。断言してもいいですが、そこらのJリーグの試合はもちろん、海外のサッカーなんぞよりも数倍面白い試合が見られます。柳沢の海外移籍を昨日初めて知ったオレが言うのもなんですけど、とにかく12日は国立へGOですよ!

 さて話はコンサドーレに戻しまして、前回すっかり書き忘れたのですが、この間の鳥栖戦で一つ気になったことがありました。ジョアン・カルロス・トシキ監督が試合中にテクニカルエリアを飛び出して第四審判に注意を喰らうのは別段珍しい光景ではないのですが、鳥栖戦では珍しくマザロッピGKコーチまでテクニカルエリアまで出てきたシーンがありましたね。何に対してのアクションなのかはちょっとわかりませんが、なだめていた第四審判は六本木で酔った安岡力也に出くわしたような心境だったでしょうねぇ。
 それにしても以前から思っていたんですが、ジョアンといいマザといい、今季の札幌のコーチングスタッフは誰を見ても揃いも揃ってカタギには見えないのはなぜなんでしょうか。

2001年7月10日

アジアに俺旋風

 ここ4試合で1分3敗、ほぼ2ヶ月もの間勝ち星から見放されているという、マリコの部屋へ電話をかけたら間違い電話だった、ってくらい混迷の度合いを深めているコンサドーレ札幌ですが、そんな暗いチーム状況の中久しぶりに明るいニュースが飛び込んできました。6月のアジアサッカー連盟月間表彰で我らが俺王様が最優秀ゴール賞を獲得したとのことです。
 日本サッカー協会の発表によれば、俺王様の選出は名古屋戦でのゴールが評価されてのことらしいです。まぁ勝ったり負けたり負けたりと大変ですけど、やはり1部リーグにいればいいことあるんですねぇ。俺王様も「俺は今モーレツに健忘している!」ってな感じなのではないかと思います。
 ところでこの名古屋戦でのゴールって恐らく俺フリーキックのほうだとは思いますが、個人的には楢崎チョンボのほうがアジア最優秀にふさわしいのではないかと思います。

 で、遅ればせながら市原戦をビデオで見ました。この試合についてはそこかしこで「ヒドい内容だった」ということを聞いていたので、オレとしては苦労してヒロスエ激似ビデオを入手したらまるで似てなかった時のような残念っぷりを覚悟していたのですが、そのおかげかはたまた手足どころかケツすら出せなかった浦和戦を生で見ているせいなのか、ビデオで見た感じでは思ったよりもヒドくはなかったです。そんな市原戦観戦記です。

2001年7月13日

森下を獲得?

 先頃から「新戦力を獲得するんでねぇべか」と噂されていたコンサドーレ札幌ですが、スポォツ報知のウェブサイトに瀬戸とのトレードでガンバ大阪のMF森下仁志を獲得と書いてありました。元磐田の森下ではもちろんありません。あまりよく見たことがない選手なんですけど、補強ポイントと言われていたDFの選手ではなくどうやら右サイドの攻撃的なMFのようですね。
 正式に発表されたわけではないのでこれが本当だとすればの話になりますけど、報知の記事ではやはりこれまたレンタル移籍だそうです。まぁ瀬戸自身が大分からのレンタルですからよく考えてみればそりゃそうだろうとは思いますけど、右サイドのMFの層が薄い札幌と、稲本移籍で守備的MFが手薄となったガンバ、確かになるほどと思えるトレードではあります。ここのところ出番がなかった瀬戸ですが、別れた小春ちゃんとの思い出が詰まった札幌を離れて心機一転ポジションを掴んで欲しいものです。

 ちなみに小春ちゃんとは瀬戸の飼っていた犬です。

 というわけで森下が加入するとなると、バンバン、大黒に続いてガンバからの借り選手は3人目です。和歌山出身の森下が入ったことで、この3人に三重県出身の和波を加えた4人が近畿地方出身者となり、札幌では東海と関東地方出身者(5人)に次ぐ、北海道と並ぶ勢力となりました。ちなみにその他は東北3人、四国2人、九州2人、ブラジル2人、地球外1人という構成になっております。

震えた

 というわけで行ってきました国立競技場。いやもうスゴい試合でした。1000円でこんな試合を見てしまっていいのかと思うくらいいい試合でした。交代後にベンチでぶっ倒れるほど限界までプレイした小林弥生(日テレ・ベレーザ)、エースとしての活躍を存分に見せた澤穂希(アトランタ・ビート)、主将としてチームを引っ張った大部由美(YKKフラッパーズ)、どの選手も一人として手を抜くことなくワールドカップを勝ち取った女子代表の姿に心底感動しました。ここ数年のあらゆるカテゴリの日本代表の試合で、少なくとも自分が見た中では一番面白い試合だったと思いますが、惜しむらくはなぜこういう試合を地上波で放送しないのかということです。男子代表のヘボっちい練習試合に金を使うくらいなら、こういう「本物の真剣勝負」に予算を割くべきだと思いました。
 世間的には注目度の低い女子サッカーの試合に集まったお客さんは1万3千人弱でしたが、逆にこういう試合を見に来るのはよっぽどサッカーが好きな人か、もしくはよっぽどの物好きなのでしょう(オレは後者だな…)。いいプレイにはすかさず拍手が沸き、少ないながらもゴール裏のサポーターの声は最後まで衰えず、スタジアムの雰囲気も最高でした。ホント、サッカーって面白いです。
 そんな中、この試合を翌日の一面に持ってきた「東京中日スポーツ」には拍手を送りたいです。でも澤を「女ヒデ」と呼ぶのはどうかと思うけどな。言いたいことはわからんでもないけど。
 ワールドカップの本大会は9月21日からアメリカで行われます。代表選手とはいえほとんどの選手が他に仕事を持つアマチュア選手だけに厳しい戦いになると思いますが、少しでもいい成績を残せるように頑張ってもらいたいと思います。


<突然VOWコーナー>

張り紙
発見場所:東京都練馬区某所


直アポ禁止のようです。

2001年7月15日

夜明け

 現役を退くストイコビッチ、オランダへ移籍する小野伸二のホームラストゲームに日本中の注目が集まる中、両チームのサポーター以外には誰にも注目されずにひっそりと行われたアビスパ福岡対コンサドーレ札幌。まるで勝てないアウェイ戦へ性懲りもなく出張るオレでしたが、今まで1度も勝ったことのないスタジアム(のひとつ)である博多の森へ乗り込むに当たって、気合いを入れるためにコンサドーレのロゴの入ったポロシャツを着て家を出ました(普段は自作応援テーシャツ。レプリカは滅多に着ません)。
 オノレ的には「見るからにコンサドーレサポーター」という格好をしていたつもりですが、にもかかわらずチェックインをするためにホテルへ向かったタクシーの運転手さんには「世界水泳見に来たのかい? 違うの? じゃあ山笠(祭り)?」と訊かれ、スタジアムに向かうために福岡空港駅から拾ったタクシーでは「博多の森球技場まで」と言ったのに「博多の森って言ってもいっぱいあるけどどこ? 弓道場?」と訊き返されたりと、やはりコンサドーレのことなんて全然知らないおっさんたちによるアウェイの洗礼を浴びながらも、クソ暑い中スタジアムに到着。それにしても毎度のことですが、ゴール裏には見知った顔がたくさんいるのでいまいち遠征という気がしません。

 試合のほうは俺王様の2ゴールで札幌が福岡を下して博多の森での初勝利を挙げました。札幌にとっていろいろな意味で大きな1勝でしたが、やっぱりそれがうれしかったのか試合終了後の岡ちゃんのコメントが秀逸。「今朝、目が覚めたら外が騒がしく、それはセミの鳴き声でこちらはそういう季節なんだなぁ~と…」という、試合どころか当日朝までさかのぼって振り返るステキコメントでした。

 久しぶりに筆が進んだ福岡戦観戦記も出来ましたよ。

2001年7月17日

浅き夢見し

 ウチのカミさんが見た「バンバンの尻が光っていたので触ってみた」という夢が局地的に話題になっているようですが、実はオレはそれなりにサッカーファンをやってきたにも関わらず、今までサッカー選手が出てくる夢を見た記憶がほとんどありません。まぁ、いいトシこいた大人が「夢でサッカー選手に会いたい」なんてのもちょっとどころかかなりアレなんですけど、たまにはオレだって黒澤明監督ばりに「こんな夢を見た」とか言ってみたいのです。などと思っていた今朝方、オレもようやくサッカー選手が出てくる夢を見ることが出来ました!
 が、その記念すべきオノレドリームに出てきたのは、尻の光るバンバンでも空を飛ぶ俺王でもなく西武池袋線の各駅停車でオランダへ向かう小野伸二でした。

 意外と近いみたいです。ロッテルダム。

2001年7月19日

空白の2年間

 先日、俺王様がAFC選定による月間最優秀ゴールを受賞して俺王国(首都札幌)のアジア制覇への足がかりを掴んだのは以前も紹介したとおりですが、その受賞を受けて今週号のサッカーダイジェストの「J LEAGUE HOTLINE」のコーナーが俺王様を紹介しています。
 この記事中で俺王様は、磐田がブッチぎって優勝した今年の1stステージで唯一リーグを盛り上げたコンサドーレ札幌(ホントか?)をグイグイと引っ張る選手である、という感じで書かれています。福岡戦でも2つの俺ゴールを挙げ、14節を終えた段階で12ゴール、ISIZEのOPTAランキングFW部門でもトップをひた走る、まさに君臨者、まさにキング・オブ・キングス、まさにライラライラライラライラライである俺王様にふさわしい採り上げられ方と言えるでしょう。
 とまぁそれはいいんですけど、気になったのがその記事中の俺王様のプロフィール。「昨年、日本に殴り込みに入り、1年目で29試合22ゴールを奪取」と書いてありました。あれ? そうすると98年から大分に加入して、「秋天の陽炎」で有名な99年のJ2最終節でもヘディングゴールを挙げた選手は誰だったんですか?

 …やはりニセ者か!

 惜しい、サッカーダイジェスト。「殴り込みに入る」というところまでは正解だったのに。

2001年7月21日

1stは8位で終了

 Jリーグディビジョン1最終節、日本中がピクシー、小野、稲本のラストゲームに盛り上がる中、札幌の地ではひっそりとドーム初ゲームとなる対横浜Fマリノス戦が行われました。札幌はバンバンのゴールで先制したものの後半小村のゴールで追いつかれ、そのまま引き分けで終了したようです。というわけで、前節終了時点で6勝6敗2分と全くの五分だった札幌、ひとつ勝ち越すのとひとつ負け越すのでは2ndステージに向けての気持ちの持ちようが大きく違ってくるだけにこの日の結果は重要でしたが、結局帳尻を合わせるかのような引き分けで星は五分のまま。

 東京スタジアムでラストピクシーを堪能していたオレは当然試合を見てはいないんですけど(ウチは生中継をしていたテレビ神奈川も入らないので)、スーパーサッカーなど見る限りでは終始横浜ペースだったみたいですね。ドームでの初ゲームですし欲を言えば勝ってほしくはありましたけど、下位に低迷しているとはいえ俊輔が復帰して城のいない横浜から勝点を得たのは、結果としてはそんなに悪くはないと思います。
 まぁそんなわけで札幌は1stステージを終えた段階で勝点21の8位となり、目標とする年間勝点39、10位という数字は充分に達成可能な、昇格1年目のチームとしては上出来な成績でしょう。

 ところで今ファイナルファンタジーXをやってるんですけど、ワッカという仲間がどうにも気になって仕方がないです。何しろバンバンの髪型をした洋平なんだもの。

2001年7月24日

ああオールスター

 8月4日に行われる「たらみオールスターサッカー」に出場する選手と監督が発表されました。札幌からは岡ちゃんとバンバンが選出されたものの、出場が期待された守護神洋平と現在得点王の俺王様は残念ながら選外となってしまいました。
 といいますか、「今までの途中経過は何だったの?」と思わず首をひねってしまうような最終順位だったみたいですけど、まぁ以前も書いたように、このクソ暑い中わざわざ愛知まで行ってあまりメリットのない試合に出てケガでもされては大変ですから、正念場となるであろう2ndステージのことを考えれば肩と腰に不安を抱える洋平には出来るだけじっくり静養してもらうほうがサポーター的にはよっぽど有り難い、と自分を納得させてみることにする。
 なお、このまま行けば「華はないけど腹はある得点王」となるであろう俺王様ですが、こちらのほうは「オールスターだと? スターは俺だけだ」という理由で岡ちゃんに出場拒否を表明したとの噂です。

 で、横浜Fマリノス戦の観戦記もアップしてます。

2001年7月30日

俺様の名のもとに

 福島県のJヴィレッジ(通称J村=ジェイソン)にて、28日から全日本ユース選手権が行われております。初日は開会式のみなので、実質グループリーグ開幕となった29日、今年前半この日をトップのどの試合よりも楽しみにしていたオレは、他のビョーキな方々とともにサポーターバスツアーにて一路福島へ。お目当ては、つってもちょっとまた背が伸びた伝庄優くんやキャプテン中村拓朗くんのダブルボランチ、U-16日本選抜にも選ばれたMF鈴木智樹くんにGK蝦沢匠吾くん、スピード豊かなサイドバック石郷裕二くんをはじめとしてもう全員がお目当てではあるんですけど、中でも一番の注目はやっぱり、ここでも何度か触れている"King of Sapporo"もしくは「プチ俺王」こと新居辰基くん。
 満を持して登場した第3試合、新居は北信越代表のGENIOS FCを相手に大暴れ。2人に囲まれてもその間を強引に突破したり、意表を突くループパスを出したかと思えばペナルティエリア外の角度のないところからシュートを打ったりジャンピングボレーを見せたり、オフサイドに引っかかって副審にガンを飛ばしたり、しかもリスタートしてるのに(ガンくれたまま)悠然と歩いて戻ったりなどのオモシロプレイもさることながら、14分、31分、33分と立て続けに3ゴールを叩き込み正真正銘のハットトリックで結果も残すという、もう俺様好きのオレの間違った期待に応えるどころかそれをはるかに上回る俺っぷりでジェイソンに集結した30人あまりのサポーターを魅了。あまりのオモロさにオレなどは鼻血が出てきたくらいです。サッカーの応援してて鼻血出したのなんて初めてですよ。
 日程が詰まっているためか新居は前半で「御役御免」となったので、おかげで鼻血による失血死で二階級特進という事態は避けられましたが、結局試合は新居が引っ込んだ後も7点を奪い、結局11-1という大量得点で勝利。イヤもう、トップの試合見てるより数十倍オモロいです。まさに「オモシロいものが嫌いな人がいて?」ってな感じですよ。

 なお、本日行われた第2戦もコンサドーレ札幌ユースはアルビレックス新潟ユースに5-0で快勝、新居も2得点と相変わらずの大活躍だったようです。大会を見にきているU-18日本代表の田嶋幸三監督、新居を是非じっくり見て、そして代表に選んでください。選んでくれないと監督の携帯電話の留守電に「ロード」全章をフルコーラスで入れますよ?

2001年7月31日

俺王子、京浜東北線北上?

 本日付けのニッカンスポォツによりますと、昨季札幌でJ2得点王となってJ1昇格に貢献し、今季川崎フロンターレに移籍していった「俺王子」または「青春の子連れ狼」ことマルシオ・エメルソン・パッソス・コモチが、移籍金3億円で浦和に完全移籍することがほぼ確定したと言うことです。
 まぁこの記事を載せているのがニッカンスポォツだけなので信憑性のほどはわかりませんが、小野のオランダ移籍によって戦力ダウンの否めない浦和がその穴埋めのための新戦力を獲得するのはごく当たり前の話ですし、そのターゲットとして昨年散々手を焼かされたエメに白羽の矢を立てるのもこれまた当然の話。しかしながら、持て余し気味だったとはいえ川崎としても大枚はたいて買った選手を安売りするはずもありませんし、ゴールはゲットするがカードもゲットする19歳に3億もの移籍金を払おうという(無謀な)チームも、Jリーグではお金持ちで知られ、かつ小野の移籍金の入った浦和くらいしかないわけですから、獲得の具体性はともかく少なくとも狙ってないワケではないでしょう。
 つうか、移籍先が移籍先だけに札幌のサポーターの中には複雑な心境の人も多いようですけど、あれくらいの選手なら(使いこなせるかどうかはともかくとして)オカネさえあればどこだって欲しいでしょう。札幌はそのオカネがなかったからエメを置いておけなかったワケですし、コレばかりはスネ夫をうらやんでもしょうがないので、殊更に反応するようなことでもないと思います。浦和が小野の移籍金でデストラーデを獲得! とかいうのだったらビックリしますけど。

 それよりも、この話が本当だとすればトゥットにエメというJリーグ最速のハタ迷惑な2トップが浦和に誕生するわけで、そうなると札幌を含む他チームにとってはまさにまいっちんぐマチルダ中尉といった感じですが、コレによって浦和サポーターの中には早くも「2ndの優勝はもらった」と息巻く人が続出している模様。審判に「バカ」10連発でそのまま帰るなどというようなことがなければいいんですけどね。

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