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2002年2月 アーカイブ

2002年2月 1日

Jリーグ日程発表

 昨日、今季のJリーグとナビスコカップの日程が発表されました。2chを始めとする各方面では結構前からほとんどバレてはいたのですが、そうはいってもそれはあくまで噂の域を出ないものですから、晴れて「確定」となるこの公式発表を待ち望んでいたサポーターも多いのではないかと思います。考えてみれば、何かと批判されることの多いJリーグで、ここまでみんなが楽しみにしていることもそうはないんじゃないでしょうか。年に1回という時点で既にJリーグは学研のおばちゃんに及んでません。まぁ、学研の場合もちびっ子は別におばちゃん本人を楽しみにしているわけではなくて、単に学研の付録が楽しみなだけなんですけどね。
 ということはつまり、Jリーグはシーモンキーに負けたということでしょうか。確かに川淵チェアマンはシーマンみたいなツラしてますけどね。

 それはともかく、今季は鬼門である九州での試合がないのはいいんですけど、ワールドカップの影響で変則的な日程となっており、ワールドカップ中断までの間札幌での試合はナビスコカップの磐田戦しかなく、札幌でのリーグ戦はワールドカップ終了後の再開を待たなければなりません。一応7月24日に札幌ドームで横浜Fマリノス戦が予定されており、そこでようやく札幌在住のサポーターに初お目見えとなるわけですが、その時まで札幌ドームが原型をとどめているかどうかが心配です。

2002年2月 4日

ごった煮コマーシャル

 コンサドーレ札幌のユニフォームスポンサーであり、2001年の増資でコンサドーレ札幌サポーターズ持株会が筆頭となるまで筆頭株主でもあった石屋製菓は、ユニフォームロゴにも商品名が入っているとおり、主力商品である「白い恋人」のテレビコマーシャルに毎年コンサドーレの選手を起用し続けています。1996~98年は吉原宏太をメインに、99年~2000年は複数の若手選手を一緒くたに出演させ(例外:村田達哉)、2001年バージョンではノノをメインとして健作、田渕、ビジュ、黄川田といういまいち華やかさに欠けるメンバーで勝負して案の定全員ノノの奥様の前に討ち死にしています。ただこのCM、今まで主役を張ったコータ、ムラ、ノノがそれから間もなくしてチームからいなくなってしまったというジンクスがあったため、1部サポーターの間では「恐怖新聞」のような扱いをされていたりもしています。その風評を知ってか知らずか、今季のCMはどんなワザを繰り出すかと思っていたら、なんと「昨年から生き残った選手を全員出演させる」というやけっぱちのような企画になるそうです。
 道新スポォツによれば、2002年バージョンのCMは昨年からの在籍選手17人に加えて、通訳の鈴木ウリセスを加えた18人。他のチームでもスポンサーが選手を自社のローカルCMに起用することが多く、世界の妖精に「ストイコビッチもよろこビッチ」とか言わせたりしていたところもありますが、監督ならまだしも通訳まで動員するっつうのは前代未聞じゃないですかね。まぁ昨年オレがコンサドーレの練習を見に行った時は、ランニングで一番先頭を走っていたのがバンバンとウリセスでしたし、試合前のアップにもかり出されている場合が多いので、今更CMに動員されたからと言って驚くことではないかもしれませんが。

 さてそのCMの内容ですが、どうやら新キャプテンの板長と副キャプテンの山瀬がメインキャラで、板長が「おふくろーず」という食堂の大将となり、その他のメンバーはいろいろなコスプレで出演するそうです。
 で、そうなってくると気になってくるのが「誰がどんな格好をするのか」という一点に尽きると思います。さすがに学園ものはムリがあるでしょうけど、「板長=食堂の大将」というこれ以上ないキャスティング、というよりはそもそもそのためだけに食堂というシチュエーションを持ってきたとしか思えないような配役にしてきただけに、他のメンバーはどんな「コスプレ」をするんでしょうね。先生や田渕はお巡りさんの格好なんて似合いそうですし、今野なんかはそのまんま学生服でいけそうですが、健作あたりがおかまの役をやってくれると楽しいですね。

2002年2月 8日

コンビで勝負

 ちょいと古い話になってしまうのですが、チームはアデレードに場所を移して二次キャンプに入っております。フィジカル強化中心だった一次キャンプから戦術的な練習に入るようで、6日には南オーストラリア州1部リーグチャンピオンのアデレード・ブルーイーグルスと30分×3本の練習試合が行われました。前回の南オーストラリア州選抜との試合に続きこの試合でも勝ったことは勝ったんですが、内容的には得点は2本目の山瀬の1点のみで、FWのコンビがあまりかみあわなかったらしく、新聞では「格下相手に決定力不足露呈」というなんともな書かれようです。
 オーストラリアにはプロリーグはないそうで、この日の対戦相手のブルーイーグルスもチャンピオンとはいえ州リーグのアマチュアチーム。実際に見たことがないのでなんとも言えないのですが、なるほど確かにプロやアマという区分けで見れば格下と言えると思います。
 ただ、ちょっと話はズレてしまいますけど、オーストラリアという国は他のオセアニア諸国と同じくラグビーが盛んだそうですが、それでもオーストラリアはかつてはイギリスの植民地で、また積極的な移民政策を採ってきため欧州系の移民も多く、彼らの移民社会ではサッカーも盛んに行われているという話を聞いたことがあります。イタリア代表のクリスチャン・ビエリもオーストラリアで育ったそうですし、いくらブルーイーグルスがアマチュアチームだからといって、日本の大学生や社会人の地域リーグレベルの相手より大きく劣るということはないでしょう。いずれにしてもこの時期の練習試合なんていわばホントに練習の一環ですからね。重要なのは試合自体じゃなく、その結果や内容を受けてそれからどうするかだと思いますから、とりあえずはどうでもいいです。それよりも、「決定力不足」はまぁいいとしても、鬼の首を取ったように「露呈」だなんて昔は決定力が足りてたかのような書き方はやめてほしいと思います。
 つうか、FWに関してはみんながみんなコンビ組んでまだ日が浅いメンバーばかりですから、つきあいたての高校生カップルみたいなぎこちなさはあって当然だと思います。昨季チームに君臨していた俺王様だって、オーストラリアキャンプの時はバンバンと息が合わないと嘆いていましたからね。それがシーズンが始まってみればみなさんもご記憶の通り、全盛期のコント55号の如く絶妙なコンビネーションで得点を量産してましたからね。

 最後のほうは倦怠期に突入してましたけど。

2002年2月10日

おまけ収集

 ある程度収入のある社会人サポーターの皆さんと同じように、オレも持株会、ファンクラブ、後援会のトリプルに加え、北海道新聞社が刊行しているオフィシャルマガジン「月刊コンサドーレ」も定期購読しています。
 まぁ「月刊コンサドーレ」に関しては特に定期後続するつもりはなかったのですが、関東では限られた場所でしか発売されておらずわざわざそこまで買いに行くのも面倒なので、どうせ毎月買うなら定期購読してしまえと思ったわけです。また、ファンクラブのほうも基本的には1年単位なのですが、オレのはニコスのFCカードですからこちらから退会を申し出ない限りは自動更新となりますので、毎年この時期になるとファンクラブ入会の特典グッズが送られてきます。
 ファンクラブの特典グッズは一応ホームゲームチケット割引券とどちらかを選べるのですが、チケット割引券はローソンチケットのオンライン発券では使えないので、入会時にグッズのほうを選択しました。で、入会した年にドーレくんの写真立てを選んで、特に何も訊かれなかった去年は問答無用で同じものが送りつけられてきたのですが、今季はなかなか送られてきません。先日行われたサポーター集会でHFCの幹部が言っていたことによると、なにやら会員情報のデータベースが破損したらしく発送が遅れているとのことです。
 さらに、先日「月刊コンサドーレ」の購読期間も終わってしまったので新しい振込用紙が送られてきたんですが、職場から郵便局が結構遠いのでついうっかり放っておいてしまったんです。で、発売日になって他の掲示板などで「月刊コンサドーレ」2月号の表紙が哲さんのドアップだとかという話題が出てたのを見て、慌ててカミさんに頼んで振り込んでもらったわけですが、それから何日か経ってもなかなか送られてきません。もしかしたら定期購読は3月号からなのかと思って2月号だけネットで申し込んだら、さすが北海道新聞、すぐに届きました。当日に。

 当日?

 宅配ピザじゃねぇんだからまさか申し込んでその日に届くわけはありません。この2月号はきっと定期購読分のものだと思われます。それを裏付けるように、その2日後にはしっかり2月号がもう1冊送られてきました。オレの手元には「月刊コンサドーレ」2月号が2冊。つまり哲さん2人。
 そして、今日いよいよファンクラブの特典グッズが送られてきました。道内には既に届いている方もいるため、今年の特典はドッグプレートであることは知っていたんですが、それにしては封筒がデカいなと思って開けてみた封筒に入っていたものは!

 「月刊コンサドーレ」2月号でした。

 哲さん3人目だよ、おい。アイドルの写真集じゃねぇっての。

 それとリンク追加。FOOLさんの湘南系船越偏愛サイトの湘南の杜です。

2002年2月13日

南に北に

 というわけで本日はオーストラリアキャンプでは最後となるアデレード・シティーフォースとの練習試合が行われましたが、オフィシャルサイトによるとコジがゴールしたものの1-1の引き分けだったようです。相手チームは全国リーグ1部という強豪とはいえ、昨年の同チームとの試合ではバンバンのハットトリックと俺王様のゴールで4-1と一蹴している上、前回の東京ヴェルディ戦でも0-0で引き分けているだけに、特に未だに音なしのロブに不安を持っているサポーターも多いようです。

 つってもまぁ、前にも書きましたようにオレ個人は練習試合の結果にはまるで興味がありませんし、トレーニングの内容も違えば前年とほとんど同じ顔ぶれだった去年とはチームの仕上がり具合も違うでしょうからあんまり心配してません。それよりも今のオレは何よりもソルトレークに夢中で、連日連夜の道産子たちの競演に思わず「ユタ州とてもいいトコよ~」などとメガネを前後させて叫ばんばかりの勢いと見せかけて実はそんなに見てません。つうか時差ありすぎ。

 あとMisiaは飽きた。

2002年2月15日

アディダスの力

 1月22日からスタートしたオーストラリアキャンプも14日で打ち上げとなり、24日間に渡る合宿がようやく終わりました。チームは本日帰国して2日間のオフを挟んで18日に再集合、その後は宮崎でまた合宿に入ることになります。ただし、オフといっても生き残り組+ウリセスは17日に例のCM撮りに駆り出されますが、何しろ演技については素人に毛が生えた程度の野郎どもが18人もいるわけですから、確実にすんなりはいきそうもないような気がします。とりあえず、もしオンエアされたCMでビジュが空を飛んでいたりしても、たぶんそれは特撮じゃないのでみなさん驚かないように。

 さて、以前もちょっと書いたようにオレの勤務地は渋谷なんですけど、そのJR渋谷駅にある東急百貨店渋谷東横店の壁面には、今月頭から超特大の中村俊輔が張り付いています。ちょっと前に話題になっていたのでみなさんもご存じだとは思いますが、この地上10階建てのデパートの壁をほぼ埋め尽くす巨大俊輔は、日本代表のオフィシャルサプライヤーであり、そしてコンサドーレ札幌のチームサプライヤーでもあるアディダスジャパン様の広告です。出来た当時は上半身裸で寒風にさらされたまま放置プレイされていたのですが、現在は先日発表された日本代表のワールドカップバージョンのユニフォームを着ています。
 で、聞くところによるとこの特大ユニフォームも実際のものと同じ素材を使っているとか。イヤまったくさすがはアディダス、文字通りスケールのデカいことをやってくれる、と言いたいところなんですけど、別にわざわざ本物を着せる必要はないと思うんですけどね。俊輔に着せるんだったらひょうきんマントで充分だと思います。
 いずれにしても、会社帰りに疲れた目で毎日イヤでもこのビッグ・ザ・俊輔を見なければならないオレにしてみれば、どうせなら白石美帆ちゃんがよかったなぁと思うんですけど。もちろんユニフォームなしで。

2002年2月19日

宮崎キャンプスタート

 渋谷のデカ俊輔は撤去されてました。

 さて、オーストラリアから帰国したチームは予定通りに宮崎県はシーガイヤイベントスペースにて、宮崎の方々の熱狂的な歓迎を受け、ている読売巨人軍の影でひっそりと宮崎キャンプを行っています。予定では開幕戦までこのまま宮崎にとどまり、その後高知にキャンプ地を移して高知での仙台戦を戦うことになっているそうです。
 哲さんが言うには「攻撃面の整備が遅れている」とのことですが、主力に故障者が相次いでいる他のチームに比べて、札幌は鼻骨骨折した曽田を除いてはそれほど大きな怪我人はなし。その曽田も回復は順調のようですし、足首や膝のケガと違ってある程度はトレーニングをしながら治癒させらますから、(もちろん本人は痛いでしょうけど)それほど深刻であるというわけでもないと思います。例年に比べて層が厚くなったとはいえ、怪我人は出ないに越したことはないもの。公式戦でケガを負ってしまうのは仕方がありませんが、開幕前にケガをしてしまうというのは、告白する前からフラレてしまうかのような、はぐれ悪魔超人コンビに倒されて超人タッグトーナメントに出場できなかったカナディアンマンとスペシャルマンみたいになってしまいますから、このままみんなが無事に開幕を迎えてくれればいいんですけどねぇ。

2002年2月21日

さらに引き分け

 昨日行われた国内での練習試合第1弾・対阪南大学戦は、30分3セットで行われて2-2の引き分けだったそうです。ゴールは練習生の田澤と待望のロブソン。オーストラリアでは左膝を痛めて別メニュー調整をしていた時期もあったロブソンですが、開幕を控えてようやくギアアップしてきたようです。というよりは、ブラジル人っておおむね開幕が近くなってこないとなかなかやる気にならないですね。俺王様だって練習試合ではほとんど得点してなかったし。
 で、大学生を相手に2点しか獲れず、さらに2失点して引き分けたことについていろいろ心配している方も多いようですが、阪南大学は昨年の「じゅんいちろうカップ」(別名:総理大臣杯)の優勝チームですから、大学生といえど決して侮れるチームではありません。もちろんその優勝した時とはメンバーは替わっているでしょうけど、この阪南大とは札幌は1999年の天皇杯の1回戦で当たっており、その時も2-1でやっとこさっとこ勝ったというあまり相性のよくないチームでもあります。
 まぁいずれにしても、当然選手は気合いを入れ直さにゃいかんでしょうが、サポーターが慌てたところで何の足しにもなりませんから何を言うつもりもありませんけど、この試合に肝心要の山瀬が出ていなかったらしいことについては大いに気になります。聞くところによると宮崎入りしてから発熱でコンディションを崩してしまっているとか。

 ジステンパーですね

2002年2月23日

伝統

 宮崎キャンプ中のコンサドーレ札幌は、昨日国内での練習試合第2弾、かつ最後の試合となる(え?)対城南一和(韓国)戦を行いました。前回の試合で大学生相手に引き分けた哲さんが「内容も結果もこだわる」と話していたこの試合は、ロブ、和波、岳也がそれぞれ1ゴールずつを挙げて3-0と快勝したようです。まぁもちろんコレも練習試合ですから勝とうが負けようが殊更騒ぐようなことでもないんですけど、どっちかと言えば負けるよりは勝ったほうがいいですし、昨季韓国Kリーグの覇者を相手の勝利ですから少なくともいいイメージを持って開幕を迎えることが出来ると思います。
 それはいいのですが、この試合の後半に城南DF金鉉洙にこづかれて激怒したロブが頭突きをお見舞いし、赤紙一発退場となったようです。キャンプ開始からこれまでどうにも地味な印象しかなかったロブですが、この土壇場に来て1ゴール1レッドという大暴れを見せ、札幌の「9番」の伝統だけはしっかりと受け継いでいたことを証明。今週発売の「週刊サッカーダイジェスト」に載っていた加部究さんのコラムには、「札幌のロブソン、ガンバ大阪のマルセリーニョなどは、最近では大物の部類に入る」と書いてありました。「天使の右足」を持つと言われるマルセリーニョ・カリオカは、海外サッカーにさほど詳しくないオレでもその名を知っているくらいですから確かに大物なんだろうと思いますが、ロブが大物だったなんて初めて聞きました。海外サッカーファンにとっては、やはりチャンピオンズリーグ出場チームのレギュラーだった選手は大物の部類に入るようですけど、サポーターにとっては札幌に来るような選手が大物であろうハズがないという思いこみがあるせいか、どうもピンと来ません。
 それに普通に考えればその大物がこんな極東のリーグの、しかもこんな僻地のチームにやってくるとは思えませんし、札幌にビックリするような報酬を払えるお金があるはずもない、つうかそんな金があったらそもそも俺王様を手放してないハズですから、ひょっとしたらコレは何か裏がある、たとえば「チャンピオンズリーグでゴールを決めたのは実は双子の弟でした」とか、ロシアコネクションだけに「実は黒幕は他にいる」とか「全部秘書がやったことです」とかなのかなと思っていたんですけど、そっち方面のオチだとは思いませんでした。

 んで退場したロブ、札幌のもう一つの伝統からすればボーズとなるはずですが、彼はもうこれ以上ボーズになりようありません。ここは発想の転換でアフロにしてくれませんかね。

2002年2月25日

トリコロールの俺

 ネタ的にはちょっと古い話になってしまうのですが、先週の土曜日は等々力まで横浜Fマリノスと川崎フロンターレの練習試合を見てきました。ご存じの通り横浜には俺王様と清水ジロー、川崎には伊藤優津樹と黄川田賢司とそれぞれ2人ずつの元札幌選手が所属しておりまして、彼らの姿を見に行ったわけです。横浜での新入団選手発表でははち切れんばかりのユニフォーム姿を披露した俺王様ですが、話によれば横浜のキャンプでは痩せたいと思うあまりにサラダとスープしか口にせずにトレーナーから大目玉を食らうなど相変わらずオモシロ人間っぷりは衰えていなかったようです。で、その女子高生のようなダイエット法が功を奏したのか、当日の日刊スポォツ(紙面)には「ベスト体重の76kgとなり、開幕へ向けて万全」と書いてありました。先発ではなかったものの後半頭からいよいよピッチにその姿を現しました。

 ニッカンの嘘つき!

 昨季の長居での開幕戦で見たときも驚きましたが、それ以上の恰幅にスタンドからも少なからぬどよめきが起こるのもムリはなく、得点王を手に入れてなお、さらなる上を目指す俺王様が次は横綱でも狙っているのかと思うくらいの肉っぷりです。
 しかし肉はあれどもそこはやはり俺王様、得点こそなかったものの自慢の俺キープは健在なところを見せただけでなく、しかもやっぱり俊輔からフリーキックを奪い取る俺っぷりに、スタンドのオレも腹を抱えて笑ってしまいました。

 あと黄川田も後半30分からピッチに登場。札幌時代とは違って左ウィングバックのポジションだったのですが、なかなかにがんばっておりましたよ。何回かチギられてましたけど…。

2002年2月26日

突然試合

 開幕まであと5日と迫った本日、札幌は地元のプロフェソール宮崎FCと練習試合を行いました。当初の予定では23日の城南一和戦で調整試合は全て消化のはずだったんですが、哲二監督は広島への遠征に帯同させるメンバーを見極めるため、急遽控えメンバー中心で今季からJFLに昇格するチームとの試合を組んだようです。
 その結果は4-4という、なにやら修学旅行の枕投げを思わせるノーガードのどつきあいだったみたいですが、話によれば開幕戦に臨むと思われるレギュラー組は誰一人として出場しなかったそうで、人数が足りずに後半には相手チームの選手を借りての試合となったらしいです。なるほどそんな感じじゃ組織的なチームプレイなんかは望めないだろうし、そんだけ失点するのもムリもないなと思いますけど、何だか急遽マッチメイクしたというよりは宮崎FCの紅白戦に混ぜてもらったと言ったほうが近いような気もします。

 まぁいずれにしても、この練習試合は開幕に向けた準備と言うよりは控え組のやる気を落とさせないための配慮の意味合いが強いような気がしますけど、得点は新居、相川、森くん、そしてオウンゴール。新居&相川のAAコンビ(なんだそりゃ)が得点したことによって、コレでオーストラリアキャンプから行われてきた練習試合を通じてロブ、コジ、オグ、岳也、田澤、新居、相川、今はDFやってる曽田も含めて今季のFW登録の選手が全員ゴールを挙げたことになりました。昨季の開幕前はバンバンと俺王様が3得点ずつ挙げた以外は深川とらっきょ(今年はMF登録)が1ゴールずつだけ。もちろんチーム戦術の違いはあるでしょうけど、シーズンに入ってからも結局ほぼそのまんまの結果となったことから考えても、「ゴールが何よりの薬」なストライカーにとってはいい傾向だと思います。特に新居の場合。

2002年2月28日

ロブトーク

 26日の練習試合の話になりますが、オフィシャルサイトではこの試合の得点者は「新居、相川、森、オウンゴール」となっており、オレもその記録をそのまま書いたんですけど、翌日の新聞ではこのオウンゴールは新居のゴール(つまり新居2ゴール)となっていました。まぁ別に公式戦じゃないですからどっちだっていいんですけど、少なくとも新居の中では間違いなく自分のゴールになっているでしょうね。わんぱくでもいい、俺様に育ってほしい。
 ところで本日のコンサイズムの「今日のコンサ」コーナーにその新居の記事が載っていました。なにやら「宮崎FC戦でゴールできなければボーズ」と同部屋のコジから言われていたとか。ボーズにしろっつっても既にボーズだと思うんですけど、そのボーズも実はベッカムの髪型をマネして失敗したんだとか。アレはスポォツ刈りじゃなかったんですね。
 さて、道内での発売は明日となりますが、今週号の「サッカーダイジェスト」ではロブことロブソンのインタビューが載っています。まぁウリセスの通訳だけに表面的には当たり障りのない答えが多く、「全試合ゴールを狙う」とか「モスクワにいた時から札幌でプレイしたかった」とかのオモシロコメントがあるわけでもないのですが、合間の記者のコメントに少し気になる一文が。
 「それにしてもロブソンは非常に真面目な人間だ。インタビューの受け答えも模範的。エメルソン、ウィルと強烈な個性を放つ“問題児”が続いただけに、今のところ彼のまじめさが目立つ。」

 確かにエメやウィルというキャラ的に際だった選手に比べれば大抵の人間はマジメに見えるような気もしますけど、相手選手にヘッドバッドをかます選手を普通は「マジメな人間」とは言わないと思うんですがいかがでしょう。このインタビュー自体はおそらく退場した城南一和戦の前に行われたものでしょうけど、インタビュアーはしまったと思ってるでしょうねぇ。

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