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2005年8月 アーカイブ

2005年8月 1日

さらに試合

 J1各チームが接待ゴルフ…いやサッカーにふけり、日本代表がクズな試合を繰り広げている間にも、J2は常に真剣勝負を繰り広げています。そのしょぼい代表のコンフェデレーションズカップと東アジア選手権に挟まれた7月のJ1リーグ、その過密日程も含めて「ホット6」と銘打たれていましたが、J2の過密日程なんてホット6どころじゃないぞ。さらにはほっと12なんてJ1の倍スゴイってことですよ。たこやきが。
 てなわけで言ってみれば「ホット44」という、最初から最後まで気の抜けない心臓に悪いリーグがJ2。つまりJ1の12倍スゴイ(計算違い)。もちろん去年みたいに昇格争いどころかひたすら最下位を独走していた去年であればホットもクールもないんですけど、その場合確かに心臓には悪くなくても脳の血管によくないのでかなり微妙です。どっちにしてもチームを応援するというのは見た目以上に骨身を削るものですね。
 もちろん、骨身を削っているのは選手も同じ。明日は前節からわずか中2日でまた試合が行われます。今回は札幌ドームでのホームゲームということで移動の負担がないことが救いですが、徳島への「行ってこい」の後では身体的にもしんどいのは間違いないでしょう。ただし、しんどいのは相手も同じ。というよりは、わざわざ札幌までやってきて試合をする分だけ横浜FCのほうがしんどいでしょう。聞けば先日横浜FCに加入したカズこと三浦知良の加入の影響か、平日夜の試合にもかかわらずチケットが今季最高ペースで売れているとのこと。しかも横浜FCは中断期間中には北海道で合宿を行っています。そんな地味に北海道経済に貢献中の横浜FC。ささやかなお礼として、勝点3を払っていただきたいと思います。いや、遠慮はいらねぇよ。

 そんなわけで至極タイミングが悪く今更ながらに鳥栖戦観戦記を誰もが忘れた頃にアップしました。

 あと本筋とは関係ないけど、男子代表を貶めるために女子をべた褒めするのはやめてほしいと思った。確かに北朝鮮は強かったけど、正直言って賞賛できる試合内容ではなかったぞ。

2005年8月 2日

負けちゃった

 コンサドーレ札幌1-2横浜FC

 得点者:アイカー(札幌)、キングカズではないことだけは確か×2(横浜FC)

 むーん。試合は見てないので内容については触れないとしても、札幌ドーム、カズ効果が少なからずあったにせよ、平日夜の試合に2万人を集めた試合で結果としてこれでは、ちょっとどんな内容でも褒められませんね。上位争いに食らいついていくためにはこういう試合を落としてはいけないし、逆にこういう試合をモノにできなければ、仮に直接対決で勝利したとしても、追いつけこそすれ追い抜かすことなどできないのですからね。まぁその辺りはまだまだ足りないというところなんでしょうか。かといってこれで直接対決でスコーンと勝ったりしちゃうのがまた不思議なところなんですけどね。

meganekun.jpg

 まぁ、勝手に夢見たのはオレなんですけど。つーかホントに悔しいなぁ。まぁ去年みたいにほとんどすべての感情を失っていた頃から考えれば、悔しいと思えるだけマシなんですけどね。もうわかった。土曜日の草津戦は回避予定でしたけど行くことにしたからな! はっきり言って今の関東地方は息をするのもイヤになるほどの猛暑だかな! 覚悟しとけ(主にビール売りの姉ちゃん)!

2005年8月 5日

行ってくるぞと

 板橋区。

 さて、明日はもうザスパ草津戦です。ご存じの通り現在日本列島は猛暑の最中。東京在住のオレももうかなりアメーバ状態に近いです。まぁ生まれつき単細胞なので普段から半分くらいアメーバであることを証明されがちでもあるんですが、明日試合が行われる群馬県は、内陸部なのでその暑さは東京以上。尋常じゃない暑さです。昔学校で「北半球では北に行くほど寒くなる」と習ったのに、東京より北にあるはずの群馬県のほうが暑いなんて、学校はウソツキです。今から夜の校舎窓ガラス壊して回りたい気分です。夜の試合とはいえ、かなりキツいコンディションとなるのは間違いありません。

 まぁそんなわけでわざわざこの真夏に群馬で試合をやろうってんですから、既に自然ぐるみの嫌がらせに近いような気もするのですが、群馬県といえば前橋育英高校卒業の相川進也がいました。出身こそ埼玉県とはいえ高校3年間を過ごした前橋といえばもう準地元と言っていいでしょう。ザスパ草津には大谷や岩丸、佐田など前橋育英時代にプレイしていた選手も多く所属しています。第1クールの試合ではベンチにも入れませんでしたが、勝手知ったる前橋でかつての仲間たちが相手。燃えてないはずはありません。家族や友人も来られると思いますので、是非ともゴールを決めちゃって、両手で俺王様のようなハートマークを書いたかと思いきや実は上州名物焼きまんじゅうを書いていたというパフォーマンスをお願いします。

2005年8月 6日

何とか勝ちました

 本日行われたJ2第25節、ザスパ草津とのアウェイ戦は気温30度近い猛暑の中行われましたが、前半11分に池内の自身4試合連続となるゴールで先制すると、後半には和波の今季初ゴールで突き放しに成功。その後足が止まった札幌は草津に攻め込まれてPKで1点を失いましたが、そのまま逃げ切って1-2で勝利しました。
 とはいえ、試合内容としてはかなりいっぱいいっぱい。ヤンツーも言っているとおり、0-3もしくは0-4で終わっていなければならない試合で、特に後半リードしてからはすっかり足も止まってしまい、中盤で誰かがボールを持っても周囲の動き出しが悪く足下へのパスばかりとなり、最終的にはデルリスやアイカーへの「行ってこい」パスばかり。守備もボランチが下がりすぎてしまい草津に中盤でスペースを与えてしまいセカンドボールも拾えなくなるという悪循環。こういう言い方は悪いですが草津が相手でなければ負けていたかもしれませんし、正直牧野主審にもかなり助けられました部分がありました。
 それでも猛暑の群馬でのアウェイ戦、もとよりいい内容は期待していませんでしたし、とにかく勝点3を得ることが目的でしたので、そういう意味ではまぁ最低限の結果は出したと言えるでしょう。それでもこんな試合では上位との対戦ではコンスタントに勝点を重ねることはおぼつかないので、再度チームのやり方を見直してもらいたいと思います。

 それとこの試合で初スタメンとなったデルリスですが、積極的にシュートを狙っていったもののまだ周りと連携が合ってない部分が結構見られました。試合続きであまり練習に時間を取れなかっただけに致し方ないですが、まだおとなしめな印象。まぁ今までの札幌の助っ人ストライカーの、とにかく俺様、何はなくとも俺様、俺様の俺様による俺様のサッカーな方という印象が強いだけなのかもしれませんけどね。それでもやっぱりいいシュート打ちますし、来週は一週間空いて練習時間も多く取れますし、コンディションもだいぶ上がってきているみたいですので、次の仙台戦ではゴールを見せてくれるものと思います。デルリスが計算できるようになれば池内以外にも得点源が出来るので、期待しています。
 
<今日の小ネタ>
・群馬あついよ群馬。
・スタジアムDJカミまくり。
・札幌の選手を間違えられるのはもう慣れた。
・だから気にしないけど、草津の選手を忘れるのはどうかと思った。
・池内兄貴はやはり今日も徳島戦で見せた闇討ちゴールを狙っていた。
・フリーキックで並ぶ智樹とカズゥ(;´Д`)ハァハァ
・ハイボールにぴょんぴょん跳びはねて精一杯の抵抗を見せる智樹とカズゥと金子(;´Д`)ハァハァ
・試合後の和波の笑顔に(;´Д`)ハァハァ
・目立ったのはゴールだけだったとは言いません。ええ、言いませんとも。

・試合開始前、三角山放送の実況担当の某氏がメンバー表を取ってきてくれた。
・放送準備で忙しいはずなのにわざわざオレのためにありがとうございました。
・汗だくの姿を見るとどうしても言えませんでした。
・もらったのは徳島戦のメンバー表だったことを…。

2005年8月11日

リベンジ

 すみません、前回草津戦での池内のゴールを「自身4試合連続」と書きましたが、これは誤りで2試合ぶりのゴールでしたね。どうもオレの中で横浜FC戦はなかったことになったみたいです。謹んでお詫びし、訂正いたします。

 本音を言えば横浜FC戦の結果を訂正したいんですけど。

 さて、今週末はホーム厚別でのベガルタ仙台戦です。仙台に対しては、スペランカーレベルの力弱さを誇っていた昨季ですら1度も負けなかったのが、今季はここまで2戦2敗。それも2試合合計で得点ゼロ、失点が7という惨敗っぷり。試合内容も第1クールのホームゲームではいい流れできていたのに得点が奪えず、逆にPKで失点を喫してからガタガタと崩れて惨敗、第2クールのアウェイゲームでは連敗中の仙台の奇襲に全く手が出ず、伝説のストライカー・オウン=ゴール選手の活躍もあって20分で3点を失う崩壊っぷりで惨敗と、チビマリオとハンマーブロスくらい勝負になりませんでした。
 それだけに今週末の試合でのリベンジを図ろうとチームは燃えているようです。普段は戦術的な特徴以外に対戦相手について言及しないヤンツーも、「同じチームに2度、3度と負けてはいけない(スポォツ報知・以下同じ)」と必勝の構え。さすがに今回はキャプテン和波も「仙台にはやられているイメージしかない。勝ち点も近いし、必ず踏んで縛って叩いて、蹴ってじらして吊るす」となどという物騒なコメントをさわやかに残し、第1クールでの試合で退場した実質チーム得点王も、「変に意識しないようにはするけど、集中していきたい。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~」ときわどいコメントを残しています(一部捏造)。まぁ、これまでの試合では何となくチームもサポーターもどこか油断があったかもしれませんので、今回はしっかり気を引き締めて、パンツのヒモも締めて、2試合分の借りをまとめて返すつもりで臨んでください。

2005年8月14日

踏ん張った

 土曜日に行われたJ2リーグ第26節、ホーム厚別でのベガルタ仙台戦は、後半26分にセットプレイから先制を許す苦しい試合でしたが、後半37分に中山元気が謙伍のシュートがポストに跳ね返ってきたところを叩き込んで同点ゴールを決め、さらにその3分後の40分にまたしても池内が智樹のCKを頭で合わせて逆転勝利を飾りました。

 大きな勝利です。破れれば甲府の結果次第では6位にまで順位を落とし、さらには福岡が勝てば勝点で9も離されてしまうという正念場の戦いで昇格レースに踏み止まったこと。しかも今節は今季2戦2敗と相性のよくない仙台に逆転勝ちを収めたこと。逆転勝利自体は3度目ですが、第3節ザスパ草津戦、第20節ヴァンフォーレ甲府とも早い時間での失点で、いずれも逆転するのに充分な時間が残されていました。しかし、この試合での失点は残り20分を切った時点。「やっぱりダメか…」と思ったとしても致し方ない時間帯で、今までならばそのまま0-1で破れていただろう流れでしたが、そこからわずか3分の間に一気に逆転。選手たちも大きな自信を得たでしょう。加えて、夜の試合で福岡と山形が引き分けたため、3位に浮上しただけでなく2位福岡との勝点差も4に縮まり、サポーターとしても痛快な26節。数字上勝点3は変わりませんけど、この勝ちはとても大きいと思います。大きさで言えば東京ビッグサイトくらい大きい…というのは言い過ぎですね。つうかデカすぎるんじゃビッグサイト。

 とはいえ、次節を考えればそうそう楽観してもいられません。相手は眼下の敵・勝点2差で4位のモンテディオ山形。ご存じの通り去年から1つも勝ててない苦手中の苦手チームです。負ければせっかくの3位があっという間にひっくり返されてしまう上、第4クールでは第37節というとってもきな臭い時期に対戦が予定されているだけに、苦手意識を深めてしまうわけにはいきません。今節もゴールがお預けとなったデルリスはもちろん、そのデルリスに並んでチーム得点王となった池内兄貴にも期待したいところです。PKなしで最多得点記録を更新せんばかりのDFを抱えるチームはJ2では札幌だけ!

 シュウェンクに何度もやられるチームも札幌だけだろうけどな!

2005年8月15日

Tシャツ作ります

 ライブドア・T-SELECTとの合同で、「サポーターデザインによる応援Tシャツ作成イベント」なる企画が行われていることは7月27日のエントリで紹介した通りです。このデザイン投稿は8月10日の時点で締め切られましたが、サポーターから投稿され選考を通過したデザインが本日より公開されています。集められたデザインの総数はなんと81点。前述の通り一次選考みたいなのはあったようですが、まぁなにぶん初めての企画なだけに、デザイン自体のクオリティよりもイベント自体の盛り上がり」のアッピールするほうが得策でしょうから、おそらくは応募規定に則してないもの以外は全て掲載されているのではないかと思います。オレが送りつけた嫌がらせのようなデザイン5つが全て掲載されたくらいですから。
 とはいえ、寄せられた他のデザインは総じてクオリティが高く、オレのものが強烈な違和感を放っている状態です。なんだよみんなスゲエカッコいいのばっかじゃん…エチケのデザインの方笹田さんもいるし…と思ったら、その中でただ一つ、とてもシュールなデザインのTシャツがありました。「徳島遠征中」というそのタイトル、デザイナーの名は…西澤淳二。

 おい、なんかプロサッカー選手がいるぞ

 確かに西澤は練習場でサインをお願いすると、色紙にサインよりも大きく絵を描いてくれることから「画伯」と呼ばれていますし、かつての大森健作や播戸竜二など、コンサドーレでも自前でデザインしたTシャツを売り出した現役選手がいないわけではありませんが、あくまでサポーター参加型の企画に、プレイスタイル同様何食わぬ顔で紛れ込んでる西澤画伯。しかも、健作やバンバンのようなデザイナーを介したカッコいいものではなく、あくまで自筆、しかもしりあがり寿や中川いさみを思わせるようなシュールでありながら邪悪なオーラを発している逸品。かなわねぇ、かなわねぇよ西澤さん。
 というわけでどれも2度とは手に入らないだろうある意味限定品、10枚注文が集まれば商品化されます。一枚3,465円~4,515円と決して安くはありませんが、注文が増えれば多少は安くなりますので、お気に入りのTシャツが見つかったら注文ボタンを押してみるのもいかがでしょうか。

 あと、手前味噌ながらサッカー百鬼夜行デザインのTシャツは以下の通りです。

じゃがほっけ
シュート打て。
赤黒黙示録ジュンジ
林の飛び出しに注意!
蹴球標識・上里一将

 どれも実際に着たらその本人はさらし者になれます。注文が1枚も入らなかったらオレがさらし者ですが。

2005年8月18日

気がつけば山の神

 おかげさまでカズゥTシャツとシャイニングTシャツに続き、じゃがほっけTシャツも生産化決定です。注文していただいた方、本当にどうもありがとうございます。これで商品化率現在のところ3/5ということで、感じたことと言えば、完全なネタTシャツはウケは狙えても生産化は狙えないってことでしょうかね。

 さて、Tシャツイベントが予想以上にドキドキものですっかりスルーしがちですが、土曜日はモンテディオ山形との試合があります。上位争いにしがみつけるかどうかの重要な試合を、苦手中の苦手チームの1つとアウェイで戦わなければならないのですから、まさしく踏ん張りどころですが、「気は心」というようにあまり苦手意識を持つのもよくありません。聞けば山形は3ヶ月以上もホームで勝っていないそうで、つけいるスキはあるのではないかと思います。まぁ、その山形が最後にホームで勝ったのがコンサドーレ札幌戦だったんですけどね。
 いずれにしてもこの山形戦が正念場といっていいでしょう。少年場と書くと途端に違う世界に行ってしまうような気もしますが、ここで勝つことができればかなり勢いに乗れると思いますので、もうこれに勝てなかったらミートくんが元に戻らないくらいのつもりで戦ってほしいと思います。

 ということでTシャツのデザインも落ち着いたので、たまっていた観戦記に手をつけます。徳島戦と横浜FC戦はしめやかにスルーして、草津戦を書きました。

2005年8月21日

ギガデイン

 昨日行われる予定だったJ2リーグ第27節・モンテディオ山形とのアウェイゲームですが、折からの大雨と落雷の危険性のため中止・延期となりました。札幌の試合では2000年4月9日に室蘭で行われる予定だったコンサドーレ札幌対浦和レッドダイヤモンズの試合が有珠山噴火の影響で延期となり、予備日の7月16日に行われたことがありましたが、この時は試合開催日より前に中止・順延が決定していましたので、今回のような試合当日に中止となったのはコンサドーレ札幌始まって以来のことです。
 はるばる現地まで遠征に行って中止となったサポーターの皆様にはかける言葉もないのですが、実際自然災害では仕方がないのでしょうね。以前何かのニュースでサッカーの試合中に落雷があったシーンの映像を見たことがありますが、あれが自分たちの応援するチームの姿だったらと思うとぞっとしないですもんね…。
 ただ正直な話、山形との試合が少し延びたというのは何となくほっとしたような弱気な自分がいます。山形と戦うのはもう少しレベルアップしてからがいいような気もしますので。といっても代替試合は第3クール中の開催となるようで、日程が詰まっている関係上平日開催は確実ですから、疲労その他を考えるとキツくなるのは間違いないので、あんまりメリットも多くないんですけどね実際。
 とりあえず札幌と山形という昇格争いまっただ中のチームがしばらくは暫定順位となり、タダでさえ混沌としている上位争いが余計に混乱してしまうわけで、もうホントに何が起こるかわかりませんね。気がついたら日本中のレッサーパンダが起立してても不思議ではありませんが、選手の皆さんは気持ちを切り替えて次の水戸戦に備えてください。

2005年8月23日

代替試合日決定

 雷雨により中止・延期が決定していたJ2リーグ第27節・モンテディオ山形対コンサドーレ札幌の代替日程が発表されました。9月14日(水)の19:00キックオフ、場所は同じ山形県総合運動公園陸上競技場です。平日開催なのは仕方がないとしても、この9月14日はヴァンフォーレ甲府(9月4日・小瀬)、サガン鳥栖(9月10日・厚別)、アビスパ福岡(9月18日・厚別)、京都パープルサンガ(9月24日・西京極)と続く上位陣との対戦のど真ん中。ホームゲームの合間の開催でアウェイ連戦とならなかっただけまだマシとも言えますが、いずれにしても大変な日程で、感覚的にはCoCo壱の1300gカレーにさらに200g追加されたような気分です。しかも完食してもタダにならない。そういえば昔某牛丼屋チェーン店でバイトしていた時、深夜にやってきて「特盛りつゆだく」を頼んできた酔っぱらいが、つゆだくにしたのに「これはつゆだくじゃない、もっとつゆ入れろ」と言ってきたので、つゆをどばどば入れてスープカレーみたいにしてやったら文句を言われるどころか完食されたということがありますが、もちろんこの話とは関係ありません。ちなみに深夜にバイトをしていると酔っぱらいが来る率も高く、店の中で眠りだしたお客を起こして送り出したら、しばらくしてまた戻ってきて眠りだしたので、今度は無理矢理叩きだしたらまた戻ってきたという志村けんの終電コントを地でいくような出来事もありましたが、もちろん今回の話とは全く関係ありません。

 まぁそんなこんなで図らずも今シーズンで最も重要な時期になるだろう9月がなおさら大変になったわけですが、とにもかくにも日程が決まってスッキリはしましたね。オレはちょっと(有給がヤヴァイので)行けそうもありませんが、仕切り直しの試合では雷の代わりに雷獣シュートをお見舞いして、大雨の代わりに哀しみの雨を山形に降らせてほしいと思います。

2005年8月28日

悪いことは続く

 なんか負けたみたいですね。まぁそんなもんですね。山形戦の延期、カズゥの戦線離脱、台風が接近してまた延期の可能性もあったことなどでテンションを保つのも大変だったでしょうし、そもそも笠松での水戸って強いんですよね。まぁ結局は攻めてはいつつも点が奪えず、逆に相手に少ないチャンスを決められ気がつけばやられているというパターン。第1クールでの同カードでも同じようなやられ方でしたね。あれから4ヶ月以上が経ち、チームは明らかな成長を見せてましたけど、ドン引きしてくる相手を力でねじ伏せるほどの力はまだないというところでしょうか。しかしだからいいというわけにはいきません。そうは言っても現時点で横浜FC戦に続いて痛い星を落としたのも事実ですから、ここから先はそういう相手との戦い方も身につけなければいけません。具体的には対籠城戦として古来から用いられてきた攻め方をヒントにオレが作戦を提案をしましょう。

・兵糧攻め
 【解説】相手の食料を奪い、おなかを空かせて降参させる魔の作戦だ。相手のチームにもんじゃをレンタルさせて全部食べ尽くさせろ! しかしこれをやるともんじゃが横に成長してしまうという諸刃の剣だ!

・干殺し
 【解説】ピッチ脇に置いてある水を相手の分まで飲み尽くせ! しかしこれをやると自分たちまで水っ腹になって大変なことになるという諸刃の剣だ!

・調略
 【解説】相手の弱みを見つけてそこを突く! エッチなDVDとかアイドルのポスターを人質に取ると効果的。しかしこれをやると同じことを仕返しされるという諸刃の剣だ!

 さて上里ですが、山形戦の翌日の札幌大学との練習試合で負ったケガは予想以上に重かったようで、左膝の前十字靱帯断裂(チームからの公式発表では前十字靱帯"損傷")で全治は6ヶ月とのこと。話によれば古傷とのことでもともと切れかけていた可能性はあったそうです。ということは遅かれ早かれいつかは同じことになっていたと思われますので、そうだとすれば考えようによっては今でよかったのかも知れません。まだ若いので治りも早いでしょうし。そういえばヤンツーがカズゥについて「ボールのもらい方が悪い。いつか大怪我をする」と警告を交えて語っていたことがありますが、悪い予感というのは得てして現実になってしまうものです。岳也が骨折でリハビリ中、砂川も膝裏を痛めて戦線離脱中と攻撃の選手にケガが多く厳しい状況ではありますが、今はとにかくゆっくり休んで治療に専念してもらいたいと思います。

2005年8月30日

狂った歯車

 なんだかショッキングぅなタイトルっぽいですが、別にたいしたことじゃありません。サポーターとしてあるまじきことですが、今日の今日まで明日が試合だということをすっかり忘れておりましたが、気がついたら明日は湘南戦です。まったくもって恥ずかしい限りですが、少し言い訳させて頂きますと前節の水戸戦が行われたのが先週金曜日。そして明日は湘南戦で、週末は土曜日ではなく日曜日に甲府戦、一息ついてその週の土曜日に鳥栖戦が行われるという、もともとこの時期は最初から変則的な日程でしたが、水戸戦の前の山形戦が雷雨で延期となり水戸戦まで約二週間あき、代替開催日は鳥栖戦の次の週の水曜日となおさら変則日程に拍車がかかってしまっています。こうなると「サポーター時計」も狂いっぱなしとなってしまうのです。人間にはいろんな体内時計がありますけど、オレの場合そのどれもがイマイチ正確に機能していない(木曜日だと思って「明日行けば休みだ!」と思っていたら水曜日だったと知ってショックを受けたりとか)だけに、一度狂うとなかなか修正が効かないのです。一度試合を見に行って強引にネジを巻けばそれなりに元に戻るのですけど、アウェイ甲府戦のある9/4にはなぜかオレは札幌帰省中。明日のドームのあとに帰って厚別の前に東京に戻るという変則日程で、どの試合にもかすりもしません。じゃあせめて甲府戦は札幌市内でのアウェイ観戦でホームサポーター気取りをしようと思ったのですが、スカパー!の中継は録画しかなくあえなくドボン。まぁせめて9/3はドームまで練習を見に行ったついでにHFCを襲撃して憂さを晴らそうと思います。更新が止まったら逮捕されたと思ってください。

 まぁ話はそれましたけどサポーターでさえそんな感じなのですから、試合に向けて心身共にコンディションを整えておかねばならない選手はもっと大変なのだろうと思います。折しも今はちょうど悪い流れの時。こういう時、たとえば競馬なら1レース"ケン(馬券を買わずに見るだけにすること)"したり、麻雀なら安手狙いでおとなしく運気が回復するのを待つほうが無難なのですけど、サッカーの場合は当たり前ながら試合は待ってくれません。そういう時はとりあえず目先を変えてみるというのも流れを変えるひとつの方法です。事実、やんごとなき事情からヤンツーがスーツで采配するようになってから勝ち始めたということもありましたので、明日の試合では「全員ユニフォームを後ろ前に着てみる」、「キャプテンをソダンにしてみる」、「林にデーモン木暮風化粧をさせてみる」などいろいろな方法を試してみるのもいいかもしれませんね。

2005年8月31日

またしても池内

Jリーグディビジョン2・第29節
コンサドーレ札幌2-0湘南ベルマーレ
得点者:デルリス、池内(札幌)

 なんと言いますかね。負けてなんか昇格争いから脱落しかけたと思ったら次の試合は勝って踏み止まる。このギリギリ感がたまんねぇというか、我々サポーターはなんか生かさぬよう殺さぬようの扱いを受けてるような印象を受けないわけでもないですが、それはともかくデルリス札幌初ゴールおめでとう。相手はおそらくJリーグ全チームの中でもずば抜けて相性がいい湘南とはいえ、それでもきっちりと勝点3をゲットしたのですからよくやったと褒めていいでしょう。もうひとつ付け加えるならば、取るべき人が点を取ったということも、ここからのチームの安定性を考えれば好材料だったと言えると思います。次は目の上のたんこぶ・甲府とのアウェイゲーム。勝点1が最低条件ですが、一気にまくるくらいの勢いで勝利を狙ってほしいですね。もちろん、取るべき人が取って。

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