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2007年1月 アーカイブ

2007年1月 4日

謹賀新年

 すでに4日ですけどね。

 というわけで明けましておめでとうございます。このサイトも開設以来7回目の新年を迎えたわけですが、今年も所属しているリーグは相変わらずJ2です。今季のJ2は、昇格した横浜FC、柏レイソル、ヴィッセル神戸の3チームが抜け、替わりにJ1から降格してきた京都パープルサンガとセレッソ大阪、そしてアビスパ福岡と「恥ずかしながら帰ってまいりました」組の3チームが新たに加わりました。昇格したチームと降格してきたチームとを比べてもレベル的にはそう大きな違いはなく、むしろJ2未経験のチームがなくなっただけに、今季はなおさら厳しいリーグになりそうな気配ではありますが、そろそろ札幌も昇格しないと、いい加減「昇格するする詐欺」と言われても仕方がないので、今年こそは結果的に昇格できるかどうかはともかく、最低でも昇格争いには絡みたいところであります。
 さて、今季は3年間指揮を執ったヤンツーこと柳下正明監督が退任し、新しい監督の下で再スタートを切ることになります。まぁ監督については正式発表こそないものの前大宮監督の三浦俊也氏が就任することは半ば公然の秘密となっていますので、監督については別段心配はしていませんが、今となってはそれ以上に気になるのはやはり戦力面での補強がどうなるかでしょう。昨季構想外となった選手の数自体は少なかったことと、1月4日現在主力選手の多くが契約を更新しているものの、それでもレンタル選手のうちエースのフッキと今季目覚ましい成長を見せた加賀の2人については少なくとも札幌を離れることは確定のようで、戦力的な影響は決して小さくなさそうです。チームとしては早急にその穴を埋める努力をする必要があるのですが、強化費削減の影響で大きな補強はできそうもなく、そう簡単にはいかなさそうです。新聞報道などではブラジル人の助っ人を2人獲得するというような話(ここで以前話題に出したジョジエル選手ではないようですが)が出ていますが、その助っ人が当たれば昇格は大きく近づくでしょう。あとは開幕前のキャンプでどれだけ新監督のやり方を浸透させられるかどうかですかね。今年も二次キャンプあたりを狙い打ちしようかと思います。たまったマイルでキャンプ行く。行き先もわからぬまま。

 あとのめぼしいニュースといえば、紅白歌合戦でDJ OZMAがコンサドーレのチーム名をもじって「コンサドーレ素っポロ」という発言をした件について、チームが感謝状を贈呈するとかしないとかいう話が出てましたね。天皇杯の好成績で道産子ではないDZ OZMAにも名前を知ってもらったこともあるとは思いますが、感謝状というのはいいアイディアだと思います。どうせならホーム開幕の札幌ドームに招待して大々的に贈呈式を行うのがいいと思います。まぁそのDJ OZMAのステージがアレだったことでいろいろとあるかもしれませんが、どっちみち不祥事デパートなうちのチームが今更何を気にすることがあるもんか。

2007年1月 7日

2007年コーチングスタッフ発表

 というわけで、三浦俊也新監督の就任が1月5日付けで発表となりました。三浦監督からは、割と早い時期にコンサドーレの監督就任の内諾をもらっていながらも、天皇杯の快進撃に「今のいい雰囲気に水を差したくない」という監督自身の要望で発表を差し控え、タイミング的にここまでずれ込んでしまいましたが、今回記者会見での公開契約にてようやく正式に「コンサドーレ札幌・三浦監督」が誕生したことになります。
 スポォツ報知によれば、クラブは2年契約を提示したものの、「複数年はいらない」と1年契約を結んだとのこと。債務超過の影響であまり強気な予算も組めず、結果大した補強もできないローカルチームではありますが、昇格したい気持ちだけはいっちょまえに持っていますので、何卒よろしくお願いします。

 さて、新監督の就任に伴い、コーチ陣の陣容も正式に発表されております。三浦監督を含む2007年のコーチ陣のメンツは以下の通り。

 監督:三浦俊也
 コーチ:松井清隆(前コンサドーレ札幌GKコーチ)
 コーチ:三浦雅之(前コンサドーレ旭川ユースU-15監督)
 GKコーチ:赤池保幸(前コンサドーレ札幌育成普及部GKコーチ)

 …ホントに「W三浦」やるとは思わなかったですが、個人的には退団も噂された俺達の松井さんの残留はうれしい限りです。その松井さんのコーチ就任に伴い、空席となったGKコーチにはユースで指導をしてきた赤池氏が就任。1999年から本格的なサポーターとして活動し始めた自分にとって、その年から現役を引退してユースのGKコーチとなった彼のプレイはまったく知らず、唯一記憶しているのは2001年のクラブユース選手権で決勝進出を決めたあと「赤池コール」に合わせて変な踊りを踊っていたくらいしかないのですが、自分が見ている限りユースのGKは(結果としてプロで一線級を張れる人材こそ未だ出ていないものの)総じて全体的なレベルは高かったと思いますので、今度はプロという場で名うてのGKを育ててもらいたいと思います。相手はいろいろスペクタクルなGKばかりというのがやっかいですが、逆にそのスペクタクルを突き詰めて時代の数歩先を行くGKを育てるのもまた乙なものかも知れません。

2007年1月 9日

行く人来る人2007

 公式サイトにて1月9日付けの選手の契約更新状況が発表されました。それによれば、1月4日の発表でまだ名前のなかった選手のうち、西澤画伯、ソダン、元気、芳賀、吉瀬の5名が契約を更新し、これで更新済の選手は19人。まだ大塚や林といった「大物」の名前はありませんが、とりあえずのところは札幌保有の選手は順調に契約の更新が進んでいるようで、心配された選手の大量ドナドナはないようです。まぁ、過去にはキックオフイベントが終わってからレンタル移籍した人もいますので油断はできませんけど、当面のところは一安心といったところでしょうか。

 ということで新体制も正式に決定した現在、サポーターにとってチーム始動までの「果たして誰が来るのか」が一番の興味となりました。といっても、ご存じの通り、今季は岩沼俊介と岡本賢明の2人の高卒ルーキーが加入するのに対し、昨季は構想外となった選手は3人しかおりません。その1人である川崎健太郎は天皇杯の活躍により再契約の可能性も出てきているようで、もし再契約となればこの時点でプラスマイナスゼロです。既に退団確定のフッキと加賀健一、情報こそ出てきてないものの去年のこの時期には既に何らかの発表があったことを考えれば、どうやら退団くさいんじゃないかと思われる千葉貴仁や 原寿康といったレンタル選手や、ザスパ草津への期限付き移籍となった桑原剛と、北信越社会人リーグのツエーゲン金沢への期限付き移籍となった上田常幸を差し引くと「空いた枠」は6人ですが、これまでの各所の情報を見る限りはこのうち3人はおそらくブラジル人助っ人が占めそうですから、そうなると残る枠は3人しかありません。もちろんこれは「昨季と同じ人数を揃える」という前提の話であり、それ以前にA契約とかC契約とか調べるのがとってもめんどい(桑原や上田は今年C契約期間が切れるはずなのでなおさらめんどい)のでざっくばらんすぎるほど単純計算でしかないのですが、チームの予算から言えばトータルの選手数そのものが減るかもしれず、実際三上強化部長もその可能性に言及していました。というよりは、「日本人は獲らんかもね」みたいなことを言っていたそうなので、どっちかというと「果たして誰が来るのか」というよりは「果たして誰来るのか」といったほうが近い感じだったのですが、そんな大方の予想を覆して本日大宮アルディージャの高木貴弘選手の期限付き移籍の発表がいきなりありました。
 高木選手は石川県出身。ジェフユナイテッド市原ユースから2000年にジェフユナイテッド市原(当時)へ昇格。その後は2003年途中に移籍した当時地域リーグのザスパ草津で1試合出場した以外は、大宮アルディージャに移籍した2004年以降も2005年まではケガもあり、リーグ戦はもちろんナビスコカップや天皇杯を含めてもプロでの出場は1試合もありませんでした。
 しかし昨季期限付きで移籍したザスパ草津では全48試合に出場。天皇杯も含めれば計50試合と1シーズンフル稼働を果たす堂々の守護神っぷりを展開。まぁ草津の失点は減らなかったのですけど、失点はGKだけの責任ではないですしね。話を聞く限りでは草津のサポーターからも愛されていたようで、去年対戦したときに見た限りでは存在感のあるキーパーでしたから楽しみです。林が腰に爆弾を抱え、ヴァンフォーレ甲府からの完全移籍で獲得濃厚と言われている佐藤優也も天皇杯ベスト4を支えた原動力とはいえ、和やかなお茶の間の空気すら凍り付かせる江頭的プレイも多い以上、高木の出番もきっとあると思いますので、できればスペクタクル以外でがんばってもらいたいと思います。

 で、監督&コーチで「ミウミウ」ならば「高木貴弘」で「タカタカ」と呼べばいいのかね?

2007年1月15日

行く人来る人2007・その2

 この時期はちょっと更新をサボっている間にいろいろと激しい動きがあるから困る。まぁだったらサボるなって話ですけど。
 というわけで、今回は前回のエントリからこれまでの動きをまとめてご紹介します。

○フッキ東京ヴェルディへ期限付き移籍

 これはまぁ噂通りですね。心強い味方が一転して今季は強力なライバルとなるわけです。とはいえ、札幌の選手がフッキの能力をもっともよく知っていると同時に、フッキの弱点も一番よく知っているでしょうから(たぶん)、怖い選手であることは間違いないにせよ、エメルソンや俺王様を敵に回したことから比べればまだマシです。和波ですら一瞬で置き去りにされたりとか、腹トラップでVゴールをアシストされたことなんて思い出したくもありません。きっと西澤画伯が何食わぬ顔で潰してくれるものと思います。

○カガケン磐田へ復帰

 こちらも噂通りですので驚きはないものの、やはり多少の残念さはありますね。突然スイッチが入ったかのようにオーバーラップしていってそのままドリブルで突き進んでシュートを打ったり攻撃面での貢献が高かった反面、本職の守備はセットプレイではけっこうマークを外したり、割と簡単に裏を取られたりするシーンも多いなどディフェンダーとしてはまだまだ荒削りというか、割と本能のままにプレイしている選手でしたが、「抜かれても逆に抜きかえして止める」という、なんだか100キロババアみたいな破天荒なプレイはけっこう好きでした。できれば完全移籍で欲しかった選手ではありますけど、本人の希望もあるでしょうから仕方がないですね。敵として戦うことはしばらくはないと思いますが、磐田でレギュラーを取れるようがんばって欲しいと思います。

○佐藤優也コンサドーレ札幌に完全移籍

 こちらも報道通りですね。荒削りさで言えばこの佐藤優也も荒削りもいいとこなゴールキーパーで、何しろ「命をかけて飛び出せば電信柱にぶつかって」という昔流行った「パンダちゃん」の歌を地で行く選手。技術だけで言えばJリーグには、正GKである林卓人も含めて彼よりうまいキーパーはたくさんいるのに、それでも試合には負けないことが多いのが不思議なところで、天皇杯ベスト4の立役者のひとりであることは間違いありません。特別な「勝ち運」みたいなのを持っているのかも知れませんけど、何よりも彼は札幌にもっとも欠けている「熱さ」をデフォルト装備している男ですので、どんどん周りも熱くさせてもらいたいと思います。

○川崎健太郎再契約

 可能性はあるという報道はありましたが、個人的には最後までその可能性は低いと思っていたのでこれにはちょっと驚きでした。もちろん天皇杯でのパフォーマンスはそれに値するものだと思いますけど、逆にそれで(条件面はともかく)他のチームからも引き合いはあると思ってましたし。まぁそれはともかくとして、契約満了→再契約の流れは2000年オフのミールさん以来ですね。同じポジションには西谷がいますが、左は案外層が薄い上に、当の西谷が割とキャシャリンなので、天皇杯くらいの出来をコンスタントに出せればレギュラーも夢ではないと思います。

○ブルーノ・クアドロス獲得

 今季の助っ人選手として、以前から噂のあった前セレッソ大阪のブラジル人DFブルーノ・クアドロス選手の獲得が正式に決定した模様です。こちらはまだチームからの正式発表はありませんが、それより一足先にブルーノ自身がオノレの公式サイトにて明らかにしています。開いた途端、なにやらキラキラしているブルーノの顔が飛び込んでくるけっこうなんだかなサイトなのですけど、コンサドーレのユニフォームやチームロゴなどと共に「札幌へ行く」らしきコメントが書いてありますので、おそらく間違いないでしょう。まぁチームの公式サイトで「コンサドーレからオファーがあったよ」というアナウンスをしておきながら「オファーなんて出してないぞ」と速攻で札幌側から否定されたジョジエル選手の例もあるとおり、ブラジルという国はとかくアテにならんことを思い知ったので、確実な話になるまではここでは触れないようにしていたのですが、さすがに今回は大丈夫だと思います。これでもし違ったら超一流の釣り師ですね。
 ということで、コンサドーレとしては久しぶりの助っ人DFです。コミュニケーション上の問題からか、札幌は長らく守備面での課題を指摘されていながらもDFのポジションに「助っ人」を置くことが極めて少なく、札幌の11シーズンの歴史上でも、DF登録された外国籍の選手はペレイラとマクサンドロの2人だけ。チーム事情から一時的にDFに入ってオモシロプレイを連発したビジュを含めたとしてもたったの3人しかおりません。そのぶん、ベストイレブン2度、JリーグMVPにも輝いたこともあるペレイラはともかくとしても、ブラジル人DFというとなんかすごいトラウマが思い出されるわけですが、ブルーノは日本語の会話はペラペラのようですし、セレッソでの2シーズンのプレイを見ても日本サッカーへの適性は充分です。加えて、ブルーノ自身もとにかく「熱い」男のようですから、こちらも期待できそうです。

 まぁそんなこんなであと残るはおそらくブラジル人助っ人2人となると思いますが、こちらは噂によればブラジルから引っ張ってきた選手みたいで、実力もさることながらJリーグのサッカーや日本の生活そのものへの適性も含めて未知数だとは思いますが、いずれにしてもシーズン開始から助っ人が3人揃うのも4年ぶりなので、とにかくオモシロ人間であって欲しいという今日この頃でした。

2007年1月19日

ブルーノやってきた

 ようやくブルーノ・クアドロス選手の移籍加入が正式に発表されました。、とりあえず壮大なドッキリの可能性はなくなって一安心といったところです。

 ということで改めてブルーノ・クアドロスの紹介をば。本名はブルーノ・エベルトン・クアドロス。184cm78kgのディフェンダーで、1977年2月3日生まれの29歳…ということは熊本キャンプ中に30歳になるんですね。30代の選手は札幌には西澤画伯と大塚しかいないので、3人目の三十路選手となりますね(今季中にスナマコが大台突入)。おっさんパワーでチームを引っ張って欲しいと思います。
 フラメンゴのユースからトップチームに昇格した後、ボタフォゴ、ガラタサライ、グアラニ、クルゼイロなどを経て2005年にセレッソ大阪に加入。昨年退団するまでの2年間でリーグ、カップ、天皇杯で76試合に出場しました(2得点)。セレッソの試合はそれほど多く見たわけではありませんが、その見た範囲でのプレイスタイルは身体能力よりも読みで勝負するタイプ。ワイルドな風貌の割にはクレバーな印象を受けました。184cmと上背はありますが、空戦能力はたぶんソダンのほうが上でしょう。無駄なファウルをあまりしないのも長所でしょうかね。ディフェンスリーダーとしての役割が期待されます。
 しかしブルーノの特徴は、プレイより何よりその「熱さ」でしょうかね。ニュースリリースでも「日本で15年プレーする気持ちで来日し、大阪で2年残り13年分の荷物を持ち札幌に来ました。」とコメント。45歳まで現役続行予定という熱すぎる未来予想図を描いています。また「チーム愛」は相当なモノのようで、某所からの情報によれば、セレッソ時代の2005年、「勝てば優勝」という最終節を累積警告で出場停止となってしまい、「試合に出られないならサポーターと一緒にスタンドで応援する」と言って聞かなかったというエピソードもあるそうです。結局ブルーノの不在が影響したのかこの試合に引き分けて優勝を逃してしまったわけですが、最後まで優勝争いをしたチームが翌年は降格してしまうんですから、J1とは恐ろしいところです。ちなみにその試合でロスタイムに同点ゴールを決めてクモの糸をぶった切ったのが今野泰幸でした。
 日本語もペラペラだそうで、優勝を逃して落ち込みまくっていた柳本啓成に電話して日本語で励ましたりもしたそうです。あと、これも某所からのネタですがブルーノの趣味はバンドなんだそうで、自分のバンドで作った曲をCDにしてサポーターに配ってたりもしてるそうです。ジェッター3とコラボで俺王様とジョイントコンサートがあったら万難を排して見に行くのですけど(俺王様の担当はウクレレ)。

2007年1月21日

お披露目

 本日札幌ドームにて2007年シーズンのキックオフイベントが行われました。自分は行けなかったのでイベントの様子などはオフィシャルブログなどで参加された方のレポートをご覧いただければ雰囲気が掴めると思いますが、このイベントの中で2007年の新加入選手及び選手の背番号、そして今季の新ユニフォームが発表されています。報道されていたダヴィ、カウエの2人のブラジル人助っ人選手については、就労ビザが遅れてまだ来日していないため、イベントには参加していませんでしたが、公式サイトでの背番号一覧にもその名前が確認できますので、実質正式発表されたと見ていいでしょう。
 で、まずは背番号の話をすると、以前聞いた話では、確か選手の背番号は契約更改の席上で選手に一通りの希望を聞いて、あとは談合で決めるということでしたが、今年は選手の入れ替わりが少なかったので単に変えるのがめんどくさかっただけなのか、昨季からの選手については背番号移動はほとんどなく、変わったのは今季ヴァンフォーレ甲府から完全移籍となったGK佐藤優也のみ(31→26)。あとの新加入選手は退団して空きとなった番号に新加入の選手を当てはめただけで、フッキの付けていた10番がダヴィ、加賀の15番はブルーノ、清野の17番にカウエ、先日セレッソ大阪への復帰が発表された千葉の23番がルーキーの岡本、野本の24番は同じくルーキーの岩沼、どんな紆余曲折があったのかはわかりませんが練習生契約での再加入が本日発表となった 原が付けていた28番を高木が付け、そしてこちらは唯一その消息不明なセバの付けていた30番はシンガポールから帰ってきた吉瀬が付けることになりました。あまり変わり映えがないとも言えますが、今年15回目のハタチを迎える自分にとってはあんまりダイナミックに変わられると憶えるのがしんどいので、こちらとしてはむしろありがたいです。去年みたいに「ケガしてるはずの上里がヒゲ坊主で復活してる!?」と思ったらそういえば19番は関になったんだってこともありましたからね。誰のせいでもないんですけど。
 あとは今季の新ユニフォームがオフィシャルサプライヤであるKappaから発表されています。昨季のユニフォームが10周年記念モデルの意味合いが強かったため、今季もユニフォームが替わることはほぼ規定事項でしたが、そんな感じでお披露目された2007年型のユニフォーム。こちらも公式サイトで画像を見ることができますが、鶴屋さん風に言えばめがっさかっこいいです。去年のユニフォームから大きく変わった点は袖ですかね。昨年のモデルは小さなKappaマーク(「オミニ」というのだそうだ)がライン状に並んでいたのが、今年は肩に大きなKappaマーク(「ビッグオミニ」と呼ぶらしい)になっている点。端的に言えば「よりKappa主張」となるわけですが、意外と邪魔にならないのが不思議。あとはホームユニフォームの赤黒のラインが去年とは構成が逆になっている(去年のモデルは真ん中のラインが黒)ところが変わっていたりしますが、まぁ別に赤と黒?とかになったわけでもないですし、その辺は些細な問題でしょう。強いて問題を挙げるとすれば、去年のレプリカにもほとんど袖を通していないのに今年のモデルもうっかり買ってしまいそうだと言うことくらいですね。

2007年1月24日

キャンプイン

 というわけで、三浦監督体制下となる2007年シーズンがスタートしました。チームは現在沖縄にて第一次キャンプ中。今月29日までそこでフィジカル中心のトレーニングを行い、1日オフを挟んで31日から熊本で第二次キャンプの予定となっています。来日が遅れていた新助っ人のダヴィとカウエも昨日無事来日し、今日から元気に練習に参加しているようです。12.net(有料)に2人の写真がアップされていましたが、カウエは坊主頭、ダヴィはなんだかディエゴかロナウジーニョかという感じの髪型で、とりあえず見た目の上では2人ともサッカーのうまそうな感じがします。まぁ見てくれについては仙台の助っ人さんたちの凶悪さには到底かなわないのですけど。
 実際のプレイがどうかというのは当然見てみなければわかりません。なので例年の通り今年も懲りずにキャンプに行く予定です。2月10日の夜に熊本入りし、11日~12日と練習を見学、13日に帰る予定を組んでいますが、当然のことながらまだ全然練習予定が出ていません。チームの仕上がりを見るためにはできれば練習試合を見たいところなのですけど、三浦監督のコメントによれば今年は練習試合はあまり多くないようですので、ピンポイントでロッソ熊本との練習試合が組まれた去年のように、都合よく練習試合が見れるとは限らないのが心配なところです。まぁ、去年はそのロッソとの練習試合でまんまと騙されたわけですが。ただそうは言ってもシーズン前のこの時期練習を見られるだけでも個人的に得られるものは大きいと思うので、頼むからピンポイントでオフだったというオチだけは避けたいところです。

 さてそんな中、チームで唯一消息不明だったセバスティアンの退団が発表されました。それによれば、本人から退団したい旨の申し入れがあったとのことです。もし昨季で契約満了なのであれば清野らと共に発表されているはずですから、少なくともチームとしては今季も契約を更新するつもりだったでしょう。ただし、今季は外国籍選手のA契約枠がブラジル人の助っ人3人で埋まってしまい、20歳を過ぎておりC契約にもできないセバはどちらにしてもコンサドーレでプレイすることができません。なのでセバが他のチームにレンタル移籍となることは少なくとも確実と言われていたわけですが、移籍先が見つからなかったからなのか、残念ながら退団となってしまったようです。なんかいまいち腑に落ちない部分もあるんですけどね。国内移籍であれば外国籍枠がネックになってどのチームも難色を示すのは理解できますけど、別に移籍先は国内限定というわけでもないですし、ボルジェスやベンチーニョみたいにパスを持ったまま国外にレンタル移籍という方法もないわけではないはず。まぁその辺りの事情は知る由もないですし、深く詮索するつもりもないんですけど、何となくスッキリしませんね。といっても、セバを生で見たことがほとんどない自分にとっては、プレイよりもバナナ好きキャラというほうが印象が強いのですけど。とにかくどこかでサッカーは続けるでしょうから、がんばって欲しいものですね。くれぐれもオレオレ詐欺とかで以下略

2007年1月29日

沖縄キャンプ終了

 今更ですけど中島美嘉の「一色」って作曲TAKUROだったんですね。ロードの新章かと思ってたのに。

 前回沖縄キャンプのスタートについてエントリ書いたのに、ちょっと更新をサボっている間にあっという間に沖縄キャンプが終わってしまったようです。まぁもともと8日間しかない上に、一次キャンプということで練習内容もフィジカルトレーニングと三浦式戦術講習会が中心で、「レンジャー訓練」とか「カエル地獄」とかそういう面白い事件もなく、どっちかというと淡々と過ぎていった一次キャンプ、という印象を受けます。まぁ、早朝練習とか砂浜ランニングとか青春トレーニングをこなしてきた選手たちにとっては大きなお世話なんでしょうけど。
 練習で書くことがないので、ということは選手について書くほかないのですけど、遅れてキャンプに参加したダヴィとカウエも合流当初は別メニューが続き、本格的なトレーニングに参加したのはキャンプも終盤になってから。今のところはまだ慣らし運転といった感じではありますが、報道によればダヴィもカウエもコンサドーレへの移籍が決まってからはクリスマスを返上してまでトレーニングを続け、また日本語の習得にも意欲を見せるなど、「非常に真面目」とのこと。クリスマスというのはブラジル人にとっては日本人にとっての正月よりも大事なイベントなんだそうで、そんなクリスマスを返上してまでトレーニングに励むとは、ブラジル人らしからぬ生真面目っぷりです。かつて辞書片手に日本語を必死で勉強しながら、たった2ヶ月しか北海道にいられなかったブラジル人もいたように、真面目な選手が必ずしも結果を残せる世界でもありませんが、少なくとも異なる文化や環境に溶け込もうという姿勢は評価できます。まぁ、個人的には真面目なのもけっこうなんですが、もうちょっとこう、オモシロな人がよかったんですけどね。クリスマス返上トレーニングという話を聞いて頼もしいと感じる反面、クリスマスを母国で過ごしたいあまりに朝起きたら肩が反対になってしまうというのもちょっとだけ恋しかったりするオレでした。

 というわけでチームは1日のオフを挟んで31日から第二次となる熊本キャンプに入ります。例年であれば鹿児島とか宮崎とかキャンプ地を転々としたりするのですが、今年は開幕までどっかりと熊本一本。選手にとっては気分転換もあまりなく大変だと思いますが、裏方スタッフにとっては一箇所に腰を落ち着けるのはありがたいかもしれませんね。まぁたまには息抜きなどをしながら練習に励んでもらいたいと思います。

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