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2001年9月 アーカイブ

2001年9月 4日

アダウト合流

 そんなわけで日曜日に国立競技場にて行われた俺様劇場にほくほくしていた間、北の大地では名塚が靱帯のケガで全治1ヶ月以上とノノ以上の重傷を負ってしまい、そのノノもまだ試合は無理なようで、さらに森も膝痛で出場は微妙(本日の練習では通常メニューをこなしていたそうですが)と、連敗阻止を狙う福岡戦に向けて不安材料ばかりがよくもまぁ出てきてしまっているようです。
 とりあえず、パルメイラスから獲得した新助っ人のアダウトが来札したのが救いですが、この状況ではいやがおうにも福岡戦に出てくるでしょう。チーム最年少のルーキー今野や、入団2年目の山瀬と同じように、合流したばかりの新外国人もこき使わなければならないという、いつもながらの「立ってるものは親でも使え」モードです。で、そのアダウト、まだプレイを見たことがないのでどんな選手なのかわからないのですが、記者会見の写真を見る限りでは上背がなくがっしりした筋肉質の身体で、かなり首が太いです。リベロの武田ですか?

 ところで、浦和サポーターを驚愕させたチッタ監督の電撃辞任、ピッタコーチの昇格。メディアの情報によるとフロントとの確執による辞任ということでネット上でも様々な憶測が飛び交っているようですが、ここのところ岡ちゃんが妙に腹をくくったような発言を繰り返している様子を見ても、とても対岸の火事とは思えません。まぁチッタ監督の辞任の真相がどうであれ、ピッタ監督が何を思ったか「オレの戦術にはオマエが必要なんだ!」とオジーを連れ戻したりしたら、かくたさんは血の涙を流すのでしょう…。

2001年9月 6日

仲良くケンカしな

 故障者が相次ぐ中、連敗脱出を目論んで土曜日の福岡戦に向けてトレーニングを続けているコンサドーレ札幌ですが、昨日の練習でミニゲーム中の接触をキッカケに、俺王様と黄川田がケンカをおっぱじめてしまったそうです。その原因については「どこのラーメンが一番うまいかで言い争いになったから」、「遊戯王のレアカードの取り合いになったから」、「ウィルが黄川田から借りた『ガラスの仮面』に醤油をこぼしてしまったから」とか様々な説が流れていますが、結局2人ともその時点で練習を切り上げて帰宅したそうです。
 道内メディアのほかには全国メディアではスポォツニッポンだけがこの情報を伝え、てるのはいいんですが、そこはやはりスポニチ。「内乱、異常事態」とチームが崩壊したかのような書き方です。そんなもん30人からの人間がいるサッカークラブなんですから、むしろみんながみんないつも仲良しっつーほうが気持ち悪いし、そりゃたまにはムカっと来ることもあるだろってなモンで、殊更に騒ぐ必要もないんじゃないかと思いますよ。過去には試合中に味方選手の尻を思い切り蹴り上げたゴールキーパーもいることですし。
 なお、その後の情報では「大人のプロフェッショナルらしく、にっこり笑いあって仲直りし、目の前の試合に集中した。」(札幌タイムスWeb)ということです。とりあえずはWINKより仲が悪くなることはないでしょう。(←冷戦?)

 そのおかげと言ってはなんですが、俺王様が帰った後の練習ではアダウトがプレイスキックを蹴ることになり、精度の高いキックを披露していたそうです。セットプレイはともかくとして(絶対に俺王様が蹴ってしまうから)、アダウトが低くて伸びのあるボールを正確に蹴れるとなれば、ホンモノのサイドチェンジが札幌にも生まれるかもしれませんね。
 何たって今までは、サイドチェンジ自体はあっても「ぽよ~ん」といった感じのロングボールが多く、フリーだった逆サイドの味方のもとへ相手選手とボールが同時に着くという「なんちゃってサイドチェンジ」ばかりでしたからねぇ。

2001年9月 8日

俺と共に生きる

 ここのところあまり景気のいい話の聞こえてこないコンサドーレ札幌ですが、本日の道新スポォツWebにビッグニュースが載っていました。コンサドーレ札幌ユースU-18・新居辰基選手のトップチーム昇格が濃厚になったそうです。
 もちろんまだ正式に決定したわけではないようですが、クラブとしても上げるつもりはあるということでしょう。まぁまだ体格的に早々のトップ出場は厳しいかと思いますが、北海道が生んだ俺様ストライカーの昇格が俄然現実味を帯びてきたことで、一部の人間(オレ)は今からトップでプレイする新居を無駄に妄想をしているわけですが、願わくば変な修正などされずにあのままで大きくなってほしいものです。まぁ、エメルソンやウィルという強烈な俺様を見てきた岡ちゃんが来年以降も指揮を執ってくれれば大丈夫だと思いますが。
 そんなプチ俺王擁するU-18は、明日9日に栗山のレオスパークでJユースカップの横浜Fマリノスユース戦を戦います。相手は強豪ですが、持ち前の俺っぷりを存分に発揮してもらいたいところです。

 え? 福岡戦? 何それ?

2001年9月11日

堀井獲得

 サポーターが4連敗のショックで打ちひしがれているというタイミングで、札幌はモンテディオ山形からFW堀井岳也をレンタルで獲得した、と発表しました。急務といわれるDF陣ではなくストライカーを獲得したことについて疑問の声も挙がっていますが、実のところはDF獲得にも動いてはいるものの岡ちゃんのお眼鏡にかなうような選手が見つからないのかもしれません。そりゃまぁ、即戦力としてガッツリ守ってくれるような強力なセンターバックだったら他のチームでもレギュラークラスでやっとりますわな。
 また、1部昇格も充分に狙える位置につけている山形があっさりとエースストライカーを手放したことについても首をひねるサポーターも多いのですが、これも実は柱谷監督が堀井のレンタル条件として岡ちゃんから提示されたステキなジャージを贈るという条件を呑んだためと言われています。
 まぁいずれにせよその辺の思惑がオレにわかるわけもないのですが、バンバンと俺王様に比べると極端に迫力の落ちる層の薄いFW(つっても札幌はどのポジションもまんべんなく層が薄いんですけど)のバックアップ層の充実を図る狙いがあるのでしょう。まずは堀井の活躍に期待したいところですが、そんな彼がスタメン落ちしたら「これがホントの岳也落ち」でございます。オレの座布団全部持ってってください。

 あと久しぶりにリンク追加です。d_kawさんの清水エスパルス系しみちゅう" TARGET = "_blank">しみちゅうです。

2001年9月16日

裏切りとお約束

 4連敗中、主力の長期離脱と出口のなかなか見えないトンネルに入り込んでいるコンサドーレ札幌は、まだ勝ち星のない札幌ドームいつも虐殺されている清水エスパルスと対戦、前半開始早々沢登のゴールであっさりと先制されたものの、後半アダウトのミドルシュートで追いつき、さらには俺王様のゴールで突き放しました。不利な条件を跳ね返しての勝点3獲得か、と思われましたが、そこはやはりイロモノチームであるコンサドーレ札幌、そのまますんなりと終わるハズもなく、やはり終了間際に追いつかれるといういつもの通りのオチを見せました。
 ここまで来ればいつもの通り「ダメだこりゃ!」という結果になるはずですが、今回の札幌は「ザクとは違うのだよ! ザクとは!」とばかりに、延長戦で新加入の堀井岳也のVゴールで天敵・清水から初勝利となりました。

 「勝てるんじゃないか」という相手にコロっと負け、「厳しいよな」という試合にはなぜか勝つという相変わらずへそ曲がりな札幌ですが、それでも終了間際に追いつかれるという毎度おなじみの「お約束根性」だけはしっかり守り、芸のためならサポーターも泣かすチームとして名声を確立たのでした。

2001年9月18日

ミーハー万歳

 そんなわけで今日まで遅めの夏休みで実家に帰省し、初見参となった札幌ドームにてドームでの初勝利と対清水戦トップチーム初勝利を目の当たりにしてきた(※初勝利はU-18が達成済)ワケですが、その余勢を駆って17日に「サポーターなら一度は行きたい」宮の沢白い恋人サッカー場も初体験してきました。
 ここのところグラウンドのメンテナンスで宮の沢では練習してないらしいので、最初から練習見学はあきらめて「梟巣(おうるず)」で昼メシなんぞ喰らってからショップなどをぶらぶらしていたんですが、偶然にもこの日が公開練習があることが判明。これ幸いと初練習見学としゃれ込みました。俺王妃と俺姫様(父親似だけどかわいい)もいました。
 週初めと言うことで練習自体はフィジカルメニューで終了しましたが、何しろ滅多に来れない練習場なものですから、ここぞとばかりにオネエチャンたちに紛れて選手を出待ち、俺王様にサインをねだったりアダウトや監督と一緒に写真を撮ったりして、ミーハー根性丸出ししてしまいました。
 しかしケガ中の黄川田を除いて初めて登録選手の全員集合を見て、「何か1人知らないのがいるなぁ。練習生かな?」と思っていたんですが、そういえばすっかり忘れていましたよ。中尾の存在を。

 そんなわけで遅くなってしまいましたが、清水戦の観戦記が出来ました。

2001年9月21日

浪花恋しぐれ

 明日コンサドーレはJリーグディビジョン1第6節、アウェイでの対ガンバ大阪戦を迎えるわけですが、本日の道新スポォツのWebサイトには古巣との対決に燃える「板長」こと森下仁志(今季途中にガンバ大阪から移籍)について書いています。
 それによると、「22日の相手はFW播戸竜ニ、森下の“古巣”でもあるG大阪。第1ステージのG大阪戦では播戸が決勝弾を放った。森下も『勝ち点3を取る』と恩返し宣言だ。」ということらしいです。豪快に無視されている大黒が涙を誘いますが、とりあえず出場はほぼ確定のその板長が右サイドから上げたクロスを初の日本代表候補に選出され意気上がるバンバンが合わせてゴール、そして自分のゴールのように喜んでいると思いきや本気でオノレのゴールだと思っている俺王様、という光景を是非見てみたいものです。

 それとリンク追加。オーレさんのConsadole WINNERです。また、ひっそりとチーム紹介2001年メンバーも更新しました。

2001年9月23日

勝ったも同然

 22日に行われた第6節のガンバ大阪戦は、モットラムさんの確変突入に思い切り巻き込まれアダウトと大森の2人が退場となり、フィールド8人という緊急事態となりましたが、結局120分間を守りきって貴重な勝点1を手に入れました。状況を考えれば上出来とも言える結果だったのですが、連続得点試合が途切れてしまった俺王様だけはやっぱりものすごく機嫌が悪そうでした。
 サポーター即席の「本日ノー残業デー」の横断幕もむなしく4試合連続となるサービス残業突入に、さすがに岡ちゃんも試合終了後の会見で「毎回、延長では体が持たない。次は90分でけりをつけたい」とコメントしておりましたが、ホントにこのままではサポーターの体も持たないので、次こそはきっちり90分で勝ってほしいものです。
 ところで、J1クラブのホームスタジアムでは珍しい芝のゴール裏の万博記念競技場、「点を取ったらパラグアイやろう(パラグアイのサポーターはチームに点が入るとなぜかスタンドを上に駆け上がる)」と心に誓っていたんですが、6月の浦和戦以来の無得点試合。ちなみに、今までパラグアイをやろうと決めて点を取った試しがありません。

 そんなガンバ大阪戦の観戦記も出来てます。

2001年9月27日

茶坊主

 コンサドーレには「レッドカードを喰らった選手はボーズになる」という風習があるのですが、前節ガンバ大阪戦で2枚のイエローカードを喰らい退場処分となった大森健作も、これに漏れず髪をばっさりと切ってボーズとなっていることが判明いたしました。
 そもそもこの「退場者はボーズ」というのは、昨年8月19日の対湘南ベルマーレ戦において、フチカとの小競り合いでヘッドバッドを喰らわせて一発退場になったノノが反省の意味を込めて髪を短く刈って以来、10月1日の対大分トリニータ戦で前半のうちに2枚もらって試合から消えた小松崎が、よせばいいのにボーズにしてしまったがために何となく生まれた風習です。
 まぁつまりは行列が出来ていると訳もわからずなぜか並んでしまうおばちゃんのような心理状況なのかもしれませんが、いずれにせよ「退場になったらボーズにしなければならない」というルールがあるワケではなく、事実昨年の最終戦(対アルビレックス新潟)で退場した優津樹(札幌の数少ないビジュアル系)は確かボーズにはしてませんでしたので、どっちかというと身体を張ったネタという意味合いのほうが強いような気がします。特に健作の場合。

 で、その「ボーズ総本山」のノノ、最近ようやく全体練習にも合流出来るようになり痛めた膝も順調に回復しているかと思われましたが、先日の練習でまたもや同じ箇所を痛め復帰は先送りになってしまった模様。どうやら退場以前の問題のようです。誰か仙豆持ってません?

2001年9月30日

爆勝札幌

 怪我人続出&健作とアダウトの出場停止と未曾有のトンデモ状態の中、ホーム厚別で行われた対神戸戦。いつまでたっても心配性なサポーターの不安をあざ笑うかの如く開始早々に岡野に先制点を許し、さらに不安を煽りまくった札幌でしたが、俺王様の今季初のハットトリック、山瀬のミドル、バンバンの2ndステージ初ゴールで5-2の大勝。札幌の5得点はJ2時代の昨年10月15日の水戸ホーリーホック戦以来(5-0)ほぼ1年ぶりのことで、5-2というドームで喫した敗戦と同じスコアでの大勝に、ドームの仇を厚別で討つ格好となりました。

 相手違うけどな。

 しかし、代表の欧州遠征によるJリーグの中断を挟んだ次節は、1部残留に向けて絶対に落とせない東京ヴェルディとの試合が控えているんですが、この試合でハットトリックをかました俺王様が「俺のノルマは達成したので後は良きに計らえ」とばかりに3枚目の黄紙を頂戴し、同じく3枚目をゲットしたビジュとともに次節出場停止。都合2週間の休みを偶然もらってしまったんですね。

 その神戸戦の観戦記をアップしました。

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