« 2003年9月 | メイン | 2003年11月 »

2003年10月 アーカイブ

2003年10月 1日

戦い敗れて…

 ご存じの通りコンサドーレ札幌は湘南線の結果を以てJ2に自力残留が確定したわけですが、決定以降、各道内メディアともこぞって今季の低迷についてその検証を連載記事としています。我々もインターネットやサポーター同士のネットワークなど、いろいろなところを漁ればそこそこの情報を得ることは出来ますけど、それでもそれはしょせん「単なる噂」の域を出ないものですが、チームの担当記者といえばサポーターよりもチームに近いところにいる人たちですから、一般のサポーターが知り得ない情報を握っていることが多いものです。
 そんなのが今になってぼろぼろと出てきているわけですが、まぁ正直なところ、ざっと見た限りでは各紙とも堰を切ったように次々と出てくる「チームの内情」。まるでコレがやりたくてうずうずしてましたといわんばかりの大暴露大会で、底意地の悪い見方をすればこの人たちが一番J2残留決定を待ち望んでいたのではないかと思えるほどです。
 それはさておき、オレにとっては書かれていることがどこまで真実なのかを知る由はありませんけど、とりあえずこれで思うのはいい加減どこか一つに原因を持っていくのはやめてみないかということです。もちろんなぜこうなったか、どこが悪かったのかを検証する必要はありますけど、じゃあそれを踏まえてどうすればいいのか、強いチームにするためにはどこをどう変えていけばいいのか、そこまで行かないと結局何も変わらないまま来年、再来年と過ぎていくだけじゃないかと思います。そのほかにもいろいろと言いたいことはありますが、それはまた近いうちに別の機会で。

 それと湘南戦観戦記書いてます。あと気がつけばこのサイトも満3周年となりました。皆様に支えられ、時には叩かれたこの3年間を振り返れば、やっぱりどう考えてもいいことの方が少なかったですけど、まぁこれからもサイトは続けていきますよ。バカですから。

2003年10月 7日

ちょっと明るい話

 ずいぶんご無沙汰してました。入院はしてません。ここのところこれといったネタもない上に、何か書くと文句ばかりになってしまうんで、とりあえず筆休めしてました。

 さて、J1昇格に失敗してはやばやとJ2残留が確定したどころか、現在4連敗中で9位と全くふるわず、今野移籍の噂や来期予算の削減など、来期に向けても暗いニュースばかりと、サポーターの心もすさみがちの今日この頃です。
 そんな中少しでも明るいニュースと言えば、鵬翔高校の上田常幸くんと筑陽学園高校の桑原剛くんの入団内定発表でしょうか。桑原くんは見たことがないのですが、上田くんは高円宮杯で見ており、それは先日ここで書いた通りです。
 で、興味深いのが上田くんが宮崎県、桑原くんが福岡県と2人とも九州の選手なのが。札幌は鹿児島出身の中尾康二や桑原くんの先輩に当たる吉瀬広志のように定期的に九州の選手を獲っています(ただし中尾は四日市中央工卒)が、どうしてなんでしょうね。4つのJチームが存在する割には九州はある意味穴場なのでしょうか。まさか北海道から遠く離れた九州ならうまいことだまくらかせるということは、多分ないと思いますけど。
 それと先日、かつて札幌に在籍して今季川崎フロンターレを途中退団となった元パナマ代表FW・ホルヘ・デリーバルデスが札幌への復帰を希望しているという話がスポォツニッポンに載っておりました。デリーに関しては昨オフにも札幌への復帰を打診してきたという話もありますが、さらに今回は双子の弟であるフリオセサール・デリーバルデスとのセットでの売り込みとのこと。久しぶりに笑えるニュースです。
 同紙によれば札幌は若手育成型を目指して外国人枠を使わないことを検討していて、関係者は「まあ(可能性は)ないでしょう」と話しているらしいですが、いいんじゃないですか。獲っちゃえば。とりあえず来年で37歳となるこの双子にスカイラブ・ハリケーンをやらせてみて、ムリオサセール・デリーバルデスとか寒いオヤジギャグをかますというのが正しい人の道だと思います。

 あと広島戦観戦記更新してます。

2003年10月15日

将来の力

 またしても久しぶりの更新です。ビデオキャプチャボード買っちゃったのでブデオに録り貯めていたガンダムのエンコードに忙しかったので。まぁ怒ってるとかやる気がないとかそういうのもないわけではないんですけどね。それは他のサポーターも同じみたいで、次節川崎戦ではアウェイサポーターの中に応援休止という動きもあるようです。オレは行くか行かないかわからないというか、どうやらちょっと行けない公算が大きいのですけど、行ったとしても積極的に応援しようとは思えませんので、それもアリかと思います。とりあえずは鳥栖戦一つ勝ちましたけど、だからといってそれで帳消しに出来るほど今年のチームに思い入れがあるわけではないので。
 とはいえ、日曜日に行われたサテライトは割と楽しめました。といってもやっぱりトップチームの一部の選手にはもう別の商売をお薦めするというほかないのですけどね。勝つには勝ちましたけど、東京の決定力不足に多大に助けられた感は否めませんし、試合になったのは前のほうの選手のほとんどがユース組になってからでしたから。それにしてもユース選手たちを見るのはオモシロいです。高円宮杯で3試合を無得点で全敗というショッキングな出来事がありましたけど、それでも曲がりなりにもプロ相手のこの試合でワンタッチ、ツータッチでポンポンとパスが繋がり、効果的なサイドチェンジを織り交ぜた攻撃は充分に得点の予感を感じさせましたし、実際ナオキの得点はそういった流れの中から生まれたものでしたからね。
 というわけで噂の藤田征也くんを初めて生で見ましたけど、いい選手ですねぇ。確かにまだ線は細いですけど、トラップやキックといった基本的な技術は高いですし、小さな振り抜きで強く正確なボールを蹴られるというのは大きな強みだと思います。順調に育って欲しい選手の一人です。
 もっとも、この日一番驚いたのがスタメン表に大森健作の名前があったということですけど。リハビリ中の選手を出そうとするなんて、鬼ですか? 鬼ですね。鬼!

 鳥栖戦観戦記も書いてます。

2003年10月23日

日々平穏

 なんかここのところキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と言えるようなニュースが全くない状況ですね。呆けている間に札大の河端選手の入団内定が決定しましたが、彼の入団ももうほとんど既定路線に近い話でしたのでこれといった驚きがあるわけでもないですしねぇ。
 そんな感じですからただでさえ呆けているのがますます呆けてしまったどころか、正直に申し上げれば呆けまくっているに近いわけですが、まぁネタがない時はネタがないのをネタにするくらいなら素直に更新しない、という武士的気概を潔しとしているオレとしては、とりあえずそれを理由に何となくほったらかしにしていたわけです。
 まぁそうは言ってもたまには更新しないと忘れ去られる可能性が大きいので、とりあえず「1つだけが涙をのむ」という三つ巴の争いを繰り広げている新潟、川崎、広島の3チームのJ1昇格争いについて語ってみようかと思います。といってもご存じの通り既に札幌にはJ1昇格の目がないどころか、下手をすれば二桁順位の可能性もあるわけですが、そんなチームのサポーターからかなり下の立場でものを見るかわいそうな企画です。
 というわけでズバリ各チームの分析です。オレの目から見た各チームは以下の通り。

 新潟…強い
 川崎…強い
 広島…強い

 ま、こんなもんですかね。何しろ下っぱスーツ着用してるもんで。

 川崎戦の観戦記も書きましたが、やっぱりやる気がありません。

2003年10月31日

ぶらぢる

 相変わらずサイト放置プレイです。毎日見てくれている方は申し訳ありません。

 さて、今日何気なくスカパー!をつけて、J SPORTS(旧J SKY SPORTS)を見ていたら、ちょうどブラジル全国選手権のフラメンゴ対コリンチャンスの試合をやっておりました。つっても見始めた時は既に試合は後半に突入していたのですが、カンペオナート・ブラジレイロなんて久しぶりに見るよなぁなんて思いながら見ていたら、コリンチャンスのCKの場面で、コーナーキックを蹴りにいった選手がアップになりました。あれ? どこかで見たことあるぞこの人造人間ヅラ。
 そう、今年の7月まで札幌にいたホベことホベルっち選手です。ブラジル代表の10番をつけた選手という肩書きをひっさげて札幌にやってきたホベですが、ジョアン・カルロス・トシキ監督と折が合わずにシーズン途中で退団。退団後はコリンチャンスに移籍したと新聞に小さく載っていたのは憶えていましたが、元気でやっているみたいです。ちなみに対戦相手のフラメンゴには、そのホベの前に札幌に来ると言われていたファビオ・バイアーノもいて、何となく一方的な親近感を持って見ていました。
 今年の全国選手権では両チームとも成績は低迷しているみたいですけど、それを割り引いたとしてもブラジルのサッカーというのはのんびりした感じがします。プレスもあまりかけず、ドリブル主体のスピード感のないサッカー。ホベや同じく途中退団したベットは、しばしばサポーターから「攻撃のスピードを止める」と批判されてきましたが、ブラジルのサッカーってもともとそんなモンだったのかもしれませんねぇ。
 とはいえ、優秀な選手は次々と欧州の強豪リーグに移籍してしまうなど選手の海外流出が後を絶たず、国内リーグの空洞化が進んでいると言われるブラジル。実際、オレの中ではブラジル人というのはみんながみんなテクニシャンという、「中国人はみんな人民服を着ている」とか「インド人はみんなビックリするはずだ」というのと同じような先入観を持っていたのですが、お世辞にもスキルフルとはいえない、どっちかというとしょぼい試合内容でした。毎回助っ人の獲得に失敗すると強化担当がクソミソに言われたりもしますが、これじゃ助っ人を探すのも大変だろうなぁと思わずにいられません。
 ま、そんな感じですからブラジル路線というのもなかなか厳しいのかなという気はします。つっても来季は助っ人を獲るかどうかも決まっていないみたいですけど、獲るとしたらブラジルにこだわらずに宇宙人で済ませるという方法しかないのかなと思いました。

 思い切り手抜きですけど大宮戦の観戦記も書きました。

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

アーカイブ