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2006年1月 アーカイブ

2006年1月 5日

2006年スタート

 新年明けました。一休さんは正月が明けるごとに人生の終わりに近づいてるんだから何がめでたいことがあろうかとしゃれこうべを持って正月の都を練り歩いていたそうですが、とりあえず呑める理由があれば無理矢理でもめでたくするのが俗人なので、老いも若きも還俗するべきだと思います。このサイトも開設してから6回目の正月です。もう終わりましたけどね三が日は。
 今年はご存じの通りワールドカップイヤーです。どのみちコンサドーレサポーターには関係のないイベントになることは間違いありませんが、世界には素晴らしい選手がたくさんいますし、特に今回はロナウジーニョという化けもんが一番脂ののった時期に本大会を迎えますので、いちサッカーファンにとっては楽しみなことです。ケガだけはしないで欲しいですよね。

 で、日本サッカー界は現在は高校選手権が中心です。北海道代表の北海高校は守護神の瀬川くんがコンサドーレ札幌ユースU-15の出身(トップ昇格の内定している西大伍と同期で、高円宮杯U-15準優勝経験者)、キャプテンの松田くんが中学時代に姉の教え子(?)だったので昨年同様応援していたのですが、残念ながら熊本県代表の大津高校に0-4で敗北。道内出身選手の多い青森山田高校も、3回戦で多々良学園に2-3で逆転負け。両校とも残念な結果ではありましたがが、北海は相手が悪かったですし、青森山田もロスタイムで2点を失い、ほぼ手中にしかけていたベスト8への切符を失ってしまいましたが、気に病む必要はないと思います。世の中にはロスタイムで3点喰らうプロチームもありますからね。

 さて、そのロスタイムに3点喰らったチームは、今年はJ1昇格を目指して長いシーズンを戦っていくこととなります。今季は試合数も増えますしJ1から3チームが降格してきて昨年よりも大変なシーズンになるでしょうし、我が札幌はロスタイムに3点喰らうだけならまだしもJFLのチームにさっくり負けたりするチームだったりするわけですが、何が起こるのがわからないのがサッカー。チーム一丸となってJ1を勝ち取ってもらいたいと思います。
 そんなわけで相も変わらず今年もよろしくお願いいたします。

2006年1月10日

こんに千葉

 生きてるよ(挨拶)。

 新年が明けてチームの始動日も近づき、そろそろ来季の補強も大詰めを迎える頃。噂になっている川崎フロンターレのフッキについてはいまだ具体的な話は聞こえてきていません。シーズン開幕前の助っ人補強というのはコンサドーレの場合2003年までさかのぼらないといけないのですが、例年であれば獲得が濃厚な助っ人選手というのは、新聞上などで事細かに情報が報道されております。正式発表前には「あと変身を2回残している」とか「2人の兄はまだ生きている」などの情報が判明してしまっていたりします。ところが、チームにとってはやはり狙っている選手の獲得状況が流れるといろいろと大変だからか、今季は具体的な進展状況が一切聞こえてこず、フッキの話もほとんど伝わってきません。まぁ我々にとってはヤキモキする状況ではあっても、つばつけがバレて競合して値段が上がったりすると結局チームが損するだけですから、お座りしながらエサを待つしかないのです。

 ただし我々もまったくお預けを喰らってるわけでもなく、1月6日はセレッソ大阪のDF千葉貴仁選手の期限付き移籍が発表になっています。千葉は紋別出身。青森山田高校から2003年にセレッソ大阪に入団しました。2年目の2004年にはリーグ・カップ・天皇杯29試合に出場し、定位置を掴んだと見られましたが、昨年は1試合も出場することが出来ず、出場機会を求めてのレンタルのようです。オレは彼のセレッソ時代はあまり見ていないのですが、青森山田高校時代に高校選手権でプレイを見ています。後にベガルタ仙台に入団することになる大河内とのセンターバックコンビはまさに超高校級と言えるもので、フィードの正確さや対人の強さはさすがにアンダー代表でレギュラーを務めているだけのことはありました。当時は札幌がJ2に史上最速で降格を果たした年で、目を覆いたくなるようなザル守備に頭痛が痛い頃でしたから、余計に彼を獲得したセレッソがうらやましく思えたものです。まぁそれがこうやって今年コンサドーレ札幌の一員として共にJ1昇格を目指す仲間となったのですから人生何が起こるかはわからないものですが、こうなるとは知る由もなかったあの時は、この青森山田の試合を見ながら思ったものですよ。なぜ千葉じゃなくて尾崎なんだろうと…。

 まぁともあれこれでDFの駒は揃ったわけですし、あとは足りないパーツを助っ人選手で補うことが出来れば、「J1昇格」を口に出来るだけの陣容は整ったと見ていいでしょうかね。そのパーツがフッキになるのか他の選手になるのかはわかりませんが、しっかりと他チームからローザミスティカを奪えるような選手を獲得してほしいものです。アリスゲームが始まるのよ。

2006年1月15日

いろいろ発表

 札幌ドームでファン感謝イベントが行われた本日は、いろいろ発表になりました。

 まずは噂になっていた川崎フロンターレのFWフッキ選手の期限付き移籍が発表されています。フッキは本名をジバニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザといい、フッキは登録名です。ちなみにアルファベット表記だとHULKで、我々の世代(ハタチ)だと某アックスボンバーなあの人や、その人がモデルである完璧超人を思い出してしまいがちですが、ポルトガル読みだと「フッキ」となるのですね。ちなみに新宿駅西口にある小田急はHALCですのでお間違えなきよう。で、このフッキは1986年7月25日生まれの19歳。ブラジルのヴィトーリアから2005年に川崎フロンターレに期限付き移籍しました。川崎には既にアウグスト、ジュニーニョ、マルクスという強力なブラジル人助っ人が3人いましたが、アウグストが高齢でフル稼働出来ない可能性があり、またマルクスも割とケガがちだったため、彼らが離脱した際の穴を埋めることが出来る選手としてC契約で加入。昨季はリーグ戦9試合、天皇杯2試合に出場し3得点を挙げています。「第4の男」ながらも期待通りの活躍を見せました。しかし川崎は今季もアウグスト、ジュニーニョ、マルクス全員が残留し、さらにフッキはJ1で493分に出場してA契約の条件を満たしている上、今年で20歳になり「20歳未満」というC契約の条件に引っかかるため川崎の「外国人枠」からあぶれてしまい、今回の札幌移籍に繋がったと思われます。まだ若い選手ですが、活躍するのに年齢は関係ないことはエメルソンで証明済みですので、頑張ってほしいと思います。
 さて、これで新戦力は全員出揃ったようで、今季の陣容が確定しました。同時に背番号も発表されています。昨季からの選手はそう大きな変動はありませんが、驚いたのは2年目の石井謙伍がストライカーナンバーの9番を背負うことになったこと。過去の大抜擢の例と言えば2002年の山瀬功治(現横浜F・マリノス)の10番ですが、その山瀬ですら10番を背負ったのは3年目になってからですから、これは超抜擢と言えるでしょう。その分プレッシャーは大きいと思いますが、ここは一発奮起してみんなに「謙悟」とか「謙吾」とか間違って書かれなくなるくらいの活躍をしてもらいたいと思います。
 とはいえ、あと既存の選手で番号が動いたのは鈴木智樹(16→14)と上里一将(19→20)くらいで、例年に比べれば動きはそれほどないですね。まぁ金子勇樹(21番)や西谷正也(29番)というなんで動かないのか不思議な選手もいるわけですが。

 あと大きなニュースとしては、以前からの噂通りユニフォームサプライヤがKappaに変更され、新ユニフォームのお披露目もありました。クラブからの紹介では「伝統のレッド&ブラックストライプを復活させました」とありますが、ただしくは黒地に赤ですから「ブラック&レッド」ですね。まぁ、黒のパンツと合わせたら思った以上にカッコいいので、あまり突っ込みまないことにします。とはいえ、人によって評価が分かれそうなのは袖の「カッパマーク」のラインでしょうか。カッパマークといっても尻子玉を抜いたりする妖怪のマークではもちろんなく、Kappaのシンボルである、背中合わせで体育座りしている2人のシルエットです。adidasの3本線に比べればちょっとシンプルではないのですが、このマークの場合はシルエットの2人を好きな選手に当てはめてカップリングして楽しめるかもしれませんので、人によってはいいかもしれません。もっとも、個人的な意見としてはこの新ユニフォームよりも、同じくKappaより提供されるコンサドールズのWILD&SEXYをテーマにしたユニフォームのほうが気になるのですけどね。ちなみに今回のサプライヤ契約に伴い、3月11日からサッポロファクトリー内にKappaブランドを販売している株式会社フェニックスの直営ショップがオープンするそうです。オレも札幌に帰省した際にはちょっくら寄ってみようかと思います。

2006年1月16日

ミスをミスと認める人じゃないと略

 すみません、前回のエントリで「アウグスト、ジュニーニョ、マルクス全員残留」と書きましたが、あきのさんからもご指摘があったとおりアウグストは退団していますね。で、フッキは川崎フロンターレがヴィトーリアから保有権を買取り、完全移籍とした上で札幌へレンタル移籍とのことです。ということは川崎にとっては手放すには惜しい選手であるということであり、もしフッキが我々の期待通りの活躍をし、かつ常に海外からのオファーの噂がつきまとうジュニーニョの動向次第では、シーズン途中で川崎から返還要請があるという、オレにしては珍しくネガティブなことも考えないでもありません。まぁ今からそんなことを心配しても始まらないのですけど、万が一そのような事態になった場合は、

 ・「フッキなんて知りませんよ? うちが川崎から借りたのはフッキじゃなくてベッキーです」と言い張る
 ・「おたくのフッキは預かった。返して欲しくば1億10円(電話代込み)用意しろ」と電話する
 ・同じような背格好で左利きの黄川田賢司を送って知らん顔する

 のいずれかのパターンで対処するのがいいかと思われます。

 また、背番号の話についても「背番号の大抜擢は山瀬以来」と書きましたが、入団2年目の2003年に11番に抜擢されたアイカーの存在をすっかり忘れておりました。記憶力だけには自信があったのですけど、やっぱり人間ハタチを13回繰り返していると脳も衰えてくるというもんです。近頃流行りの脳年齢測定なんて怖くでできません。この際ですから川崎フロンターレにはアウグストを呼び戻してもらって、アイカーの場合も2003年の時点で変更された番号は、「11」と見せかけて実はよく見れば「竹」と書いてあったのであり、真の11番になったのは2004年からだったということにしませんか。週刊少年ジャンプなら充分に許される範囲だと思うのですが。

 いやもうほんとにすみません。お詫びいたします。

 そんなわけでそのお詫びといっては何ですが、昔降格した直後にサイト用に書いて取りやめ、某所(※2ちゃんねるではありません)に書き込んだネタを発掘してしまったので、「虹と雪のテキスト」として今更ながらにアップしようと思います。2002年の降格直後のものですね。今の人たちがご存じかどうかはわかりませんが、一時期ネット上で流行した宮崎吐夢さんという人のネタのパロディーです。つーか「虹と雪のテキスト」は実に2年半ぶりの更新となるわけですが、当時のことを思い出しながら「ペリー」を見ていただければ幸いです。

2006年1月18日

ヤンツードームに立つ!!

 今週頭からコンサドーレ札幌の2006年シーズンが始動しています。当初はファン感謝イベントには間に合わないと言われていたフッキもギリギリで間に合い、とりあえずは全員が揃った状態で練習がスタートしました。とはいえ、上里カズゥと西澤画伯はまだ靱帯断裂のリハビリ中で、またカガケンと清野が風邪をひいて初日の練習を休み、西嶋と 原も故障明けの別メニューとなっているため、正確に言えば「勢揃い」というわけではないのですが、それでも昨季同様選手たちはオフ期間中もしっかりトレーニングをしてきたようで、逆にヤンツーも飛ばしすぎを心配するほどいい状態で、昇格に向けてのシーズンに突入したようです。新加入の選手たちも、まぁ直接見ているわけではないだけに詳しいところはわからないのですけど、それでも大塚がベテランらしくリーダーシップを発揮するなどよい影響を与えてる模様です。
 中でもやはり気になるのは助っ人・フッキの状態でしょう。特定の選手に頼らないようなチーム作りを目指しているとは言っても、昨年、一昨年と得点力不足に悩まされ続けた札幌にとっては、やはり点の取れるストライカーが必要です。清野が昨季第4クールの調子を維持してくれているとしたとしても、スコアラーが多いに越したことはないわけですから、フッキの出来が昇格争いの鍵を握ることは間違いありません。そのフッキは、前日に合流した始動日は時差ボケからか腹痛で午前練習を途中で切り上げたかと思いきや、カツ丼を食べたら治ったので午後練習には練習に復帰し、そうかと思えば昨日の練習では右太ももを痛めてダウンして午前練習途中で離脱したそうです。フッキの由来は映画「超人ハルク」のハルクをポルトガル語読みしたものということですが、このハルクは超人なんだかそうじゃないんだかよくわかりません。つーか、カツ丼好きなら以前アダウトがそうでしたし、超人に関しても札幌には以前ナメック星人がいましたし、プレイスタイルは割と俺様っぽいのですが、これについてもかつて俺王様や俺王子という稀代の俺様がいたりと、こと助っ人に関しては濃い選手たちが多かった札幌においては、大抵のキャラだと偉大な先人たちとかぶってしまいますから、フッキももっと強烈なキャラ設定を目指さないと生き残っていけないと思います。つってもまぁ、未だかつてないキャラ設定といえば、あとは人造人間かアンドロイド(ドジっ子)くらいしか残ってないのですけどね。でもJリーグ規約には人造人間枠とかアンドロイド枠などについての規程はなかったはずなので、この際ですからフッキには新造人間として生まれ変わってもらってアンドロ軍団の鉄クズをやっつけてもらうのがいいかと思います。フッキがやらねば誰がやる!

2006年1月23日

九州巡り

 本日からチームは長い長いキャンプに入りました。冬の間深い雪に包まれる札幌では屋外での練習は出来ませんし、よしんば出来たとしても氷点下の世界では筋肉・腱のケガが怖いですから、思い切った練習は出来ないのが正直なところ。昨季はチーム始動は静岡のJステップで行いましたが、雪は確かになかったですし氷点下ということもないのですが、それでも寒いのはあまり変わりませんでしたし、道外練習でかかるお金の割にはさほどの効果は望めません。ということで今年は札幌ドームでの屋内練習から始動しましたけど、練習のためだけに天然芝を引き込むわけにはいきませんし、そもそもホバリングステージも雪の下です。なので身体に負担のかかる人工芝の上での練習しなければならず、ヤンツーもチームの仕上がりよりもケガのほうを心配する有様でした。
 どこのチームも、シーズンを戦う骨格を作っていく上で開幕前のキャンプというのは重要な位置づけとなりますので、Jリーグに限らずプロ野球チームも暖かい地域でキャンプを行うのが常ですが、地元で練習出来ない札幌にとっては、暖かい九州での合宿は他チーム以上に大事なものです。といっても去年見に行った鹿児島キャンプはすごい寒かったんですけどね。雨降ってたし。
 というわけでJ1昇格を狙う今季は、宮崎キャンプを皮切りに熊本キャンプから鹿児島キャンプを経て3月4日の開幕を迎える予定となっています。その第1次となる宮崎キャンプが本日から始まりました。去年まではアクション&ムービングサッカーの土台作りと言うことで割と戦術的な練習に多くの時間が割かれていたようですが、ヤンツー体制3年目となる今季は第一次キャンプから計5試合のトレーニングマッチが予定されており、より実戦重視のキャンプになりそうです。しかも緒戦のJFLホンダロック以外はアビスパ福岡、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府とすべてJ1チームとの対戦。格上との試合を多く経験することによって通用する部分と問題点と洗い出そうという意図だと思いますが、最初の対戦相手が比較的与しやすいという意味では、ギニュー特戦隊との勝負みたいな感じですかね。

 まぁそれはともかく、今年は結果を求められる年です。長い男だらけのキャンプ生活はいろいろとストレスもたまるでしょうが、今年はボウズにさせられたりする選手の出ないよう気をつけていただきたいものです。

 今年は熊本に行こうかなぁ。

2006年1月26日

行く人・その後

 ご存じの通りチームは現在宮崎キャンプ真っ最中ですが、まだ練習試合も行われていない段階では特筆すべきネタもないので、今日は「元札幌」の人たちの動向について触れてみようと思います。これまでここでは「来る人たち」については何度も取り上げましたが、「去る人たち」については一切触れてませんでしたからね。来るもの拒まず、去る者追わずが自分のモットーとはいえ、ここで取り上げた選手が俺達のモリゲ様くらいというのも哀しい気もしますので。BGMは中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」でお願いします。
 ということでまず昨オフチームを構想外となった選手たちですが、まず大学進学を希望していた野田達郎は、その後の話では進学先はどうやら道都大学に決まったようです。道都大はコンサドーレと練習試合をする機会も多いですので、サポーターも彼を見る機会は増えるでしょう。
 FW堀井岳也は今季からJ1に昇格するヴァンフォーレ甲府に移籍することが決まっています。移籍後初出場となった清水エスパルス戦(2001年9月15日)でVゴールという鮮烈なデビューを飾りながらも、結局札幌での成績はリーグ・カップ・天皇杯合計で17ゴール。4年半かけても山形時代の1年半(18ゴール)に及ばず、終わってみれば札幌での岳也は呂明賜みたいなもんだったのかもしれませんが、生まれ故郷の甲府に戻って心機一転頑張って欲しいと思います。また、甲府には元札幌のビジュ(サガン鳥栖)も移籍加入しています。山梨県での海釣りは不可能ですが大丈夫でしょうかね?
 また、MF権東勇介は水戸ホーリーホックに完全移籍。先に水戸へのレンタル移籍が発表されている桑原剛と再びチームメイトとなります。今季はこの2人との対戦があるでしょう。試合中にヤンツーに説教されないよう頑張ってください。
 MF田畑昭宏は残念ながら引退です。複数のJ2チームからオファーがあったようですが、金銭面で折り合いがつかなかったようで、古巣浦和レッズのフロント入りとなりました。強化本部スタッフと言うことはスカウト担当なんでしょうかね。タバタンはいい人キャラだけに、悪い学生さんにだまされないように気をつけてください(普通逆)。
 そして最後まで処遇の決まっていなかったMF徐暁飛とGK蛯沢匠吾の2人ですが、本日四国リーグの高松FC(香川県)に移籍することが発表されました。高松FCといえば、Jリーグ入りを目指して今年からチーム名を「カマタマーレ讃岐」と改めることになっています。香川県といえば真っ先に思いつくのが「讃岐うどん」ですが、「カマタマーレ」とはそのまんまずばり「釜玉うどん」の「かまたま」をラテン語っぽくしたものです。コンサドーレという名前の由来も相当にアレですが、このカマタマーレはそのコンサドーレすら凌駕するド直球な名前。すがすがしさすら感じさせるほどです。そういえば徐暁飛は小学生の頃に高松に住んでいたんですよね。日本に来て最初に暮らした街のチームを、エビと共にJリーグに導いて欲しいと思います。
 最後にまだ1人だけ行き先の決まってない三原廣樹ですが…。こちらは本当にわかりません。引退の噂も出ておりますが、もしそうだとしたらあのフリーキックが見られないことを残念に思う反面、ちょっとだけホッとしたりもします。もう怪我と戦わなくてもいいんですからねぇ。

 あ、あと元札幌選手の動向といえば、エメの逮捕というオモロい事件がありましたね。何でも1978年生まれのものと1981年生まれの2種類の出生証明書を持っていたとか。どっちが本物の証明書かはわかりませんが、本来の年齢より上にするのは未成年の学生さんくらいで、あとは飲み屋のおねえちゃんとか女性タレントは下にサバ読むものと相場は決まってますから、普通に考えれば1978年生まれが本当でしょうか。新聞報道によれば禁固刑もあり得るそうです。ブラジルの法律は知りませんけど、まぁおそらくはそこまではないでしょう。お金で解決できるんじゃないですかね。お金ならうなるほど持ってるだろうし。
 関係ないですけど、先日逮捕されたホリエモンこと堀江貴文氏の持論のひとつに「人の心はお金で買える」がありますが、それを見た時なぜかエメルソンさんの顔を思い出しました。別に間違ってねぇよなホリエモン。

2006年1月29日

一発目

 ボクシングの亀田三兄弟に、播戸竜二が紛れ込んでてもわからないと思う(挨拶)。

 というわけで本日は2006年コンサドーレ札幌の最初の練習試合が行われました。相手はおなじみとなりつつあるJFL・ホンダロックです。2004年の天皇杯で対戦して以来、昨季のキャンプでもテストマッチのパートナーになってくれたばかりか、20キロもの牛肉を差し入れしてくれたりと、至れり尽くせりだったホンダロックさん。今年もいちごを差し入れてくれたそうで、ありがたい限りです。どうせだったらいちごと一緒にマシュマロを差し入れてくれたりしたら、ホンダロックを全力で応援させていただいたところなんですが。そのホンダロックとのテストマッチは、怪我人や体調不良で離脱者が多い札幌側の事情で30分×4本という変則形式で行われ、6-3で札幌が勝利しました。得点者は清野、謙伍、ソダン、元気、そしてアイカーが2得点という内訳です。
 去年のちょうど同じ時期に行われたホンダロックとのテストマッチは、45分×4本で5-1でした。当時とはこっちも相手もメンバーが違いますから単純に比較なんて出来ませんけど、去年よりも各セット15分ずつ、合計45分ぶん短い中で去年より1点多い6点を獲っているのは好材料だと思います。失点は2点も増えてるけどな

 まぁ毎年毎年言っていることですがこの時期の練習試合は結果よりも内容のほうが重要ですし、始動してから一発目の対外試合は新しい選手たちがどこまで出来るのかということのほうがメインとなるでしょう。メンバーを見てみると新戦力はだいたいまんべんなく振り分けられていたようですから、連携という意味ではまだまだだったでしょうしね。それはこれから熟成させていけばいいだけの話。田舎に集団疎開してきた都会っ子と地元の子たちとの交流が、ヤンツー先生のもとで始まるというわけですね。
 しかし智樹、大伍、征也、謙伍のユース組4人がトップチームで一緒にプレイさせるとはヤンツー先生も罪な男だぜ。このメンバーなら智樹もブイブイ言えるわけですからね。

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