目指せトーキョー

チームはすでに始動し、現在沖縄で第一次キャンプを行っていますが、チームとは別に今季川崎フロンターレから期限付移籍している三好康児選手が、現在中国で行われているAFC U-23選手権のU-21日本代表メンバーとして戦っています。

グループリーグを3戦全勝で首位で通過したものの、ノックアウトステージでウズベキスタンに0-4で破れ、惜しくもベスト8での敗退となりました。三好選手は10番を背負って3試合に出場、1得点を挙げています。

このU-21日本代表は、2020年の東京五輪を目指すチーム。まぁ目指すといっても日本は開催国なので出場はすでに決まっているんですが、本大会で札幌からも代表メンバーを送り込みたいところですよね。2年後に三好選手が札幌にいる可能性はあまり高くなさそうですから。
もちろん三好選手が札幌でも代表でも活躍して、さりげなく借りパクするのが札幌の理想的な展開なのですが。川崎には黄川田賢司でもくれてやればいいでしょう。なんならビジュもつけるよ。

ところで、今季から札幌の指揮を執っているミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督の母国であるセルビア共和国のU-21代表チームには、2002年に札幌で監督を務めていたラドミロ・イヴァンチェヴィッチ氏がコーチを務めているようです。セルビアサッカー協会の公式サイトで、その懐かしい姿を見ることができます。

このセルビアU-21代表チームは現在、東京五輪の予選を兼ねる2019年のU-21欧州選手権の予選を戦っており、5戦全勝でグループ首位を走っています。サンマリノで行われる本大会に進み、そこで4位以内に入れば本大会に出場することができます。

強豪ひしめくヨーロッパでベスト4に入るのは大変だとは思いますが、もし出場権を得ることができれば、東京五輪の男子サッカーの会場には札幌ドームが入っていますので、もしかしたら、イヴァンチェヴィッチさんの姿を再び札幌で見ることができるかも知れませんね。

もっとも、「No idea.」という、暗に「このチームを勝たせる方法がわからねぇ」と言い残してチームを去ったイヴァンチェさんだけに、あまり札幌にいい思い出はないかも知れませんけど。