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2004年5月 アーカイブ

2004年5月 1日

ホーム連戦

 世間的には今日からゴールデンウィーク突入ですね。まぁ会社や人によっては29日から連休に突入している場合もあるでしょう。30日は妙に電車も空いてましてね。珍しく最初から座れてしまったくらいでした。で、ゴールデンウィーク本格突入の今日、空港や新幹線、幹線道路が軒並み混雑しているのがニュースでも流れていましたね。まぁアレですよ。30日に快適な通勤時間を過ごし、連休は旅行ラッシュとも無縁なオレは、勝ち組って感じですね(←むしろ負け組)。
 さて負け組と言えばコンサドーレ札幌は29日に京都パープルサンガとのアウェイ戦を行って、見事負け組を達成しました。連休にどこへ遠出する予定もないオレみたいなのならまだしも、京都に旅行までして負け組というのもなかなか普通の人には出来ないことだと思います。さすがはコンサドーレです。
 まぁそんなわけでまだ試合を見ていないのでどんな試合だったのかはわからないのですが、彼我の実力差を考えればとりあえず現状ではこんなモンでしょうかね。明日は間髪入れずにホームで強豪・アビスパ福岡との試合になります。その次はこれまた昇格有力候補の川崎フロンターレ戦。このあたりで上位とは現時点でどの程度の差があるのか、どこをどう高めていけばその差が埋まるのかを確認出来ればいいのかなと思います。日程は詰まっていますが、今はとにかくあまりその辺りは考えず、全力でやってもらいたいものです。下手にペースを考えようとしないこと。そうしないことには自分たちがどこまで出来るのかもわからないと思いますのでね。
 ゴールデンウィークのホーム2連戦。どこにも行かずに2試合とも見に行く道内在住のサポーターも多いでしょう。とりわけ、連休を利用して札幌まで遠征する道外在住のサポーターも多いでしょう。わざわざ北海道まで行って負け組という目にだけは遭わせないようにお願いしたいものです。

2004年5月 4日

帰ってきた男

 開幕から左ウィングバックを務めていた三原が湘南戦で靱帯断裂の重傷を負って以来、「ほぼ空洞地帯」となっていた札幌の左サイド。現在左ウィングバックに入っている市村も頑張ってはいるのですが、右利きである上に本来はアウトサイドのポジションですらない彼には厳しい日々が続いています。その市村の状態には理解しつつも、サポーターの間には懸念の左サイドに対して「補強はしないのか」とか「レフティー上里はどうなのよ?」とか「今何問目?」という意見もこれまでちらほら見受けられましたが、その答えとしてビックリ仰天な補強策がHFCより示されました。今季チームの新体制が発表されたあとにヴィッセル神戸に電撃移籍した、和波智広のコンサドーレ復帰です。いや、このニュース聞いて大笑いしちまったんですが、まさかそう来るとは思いませんでした。「スラムダンク」で言えば「やめたけど戻ってきた」三井くんのパターンです。
 神戸に行ったあとの和波は、今季はリーグ、カップとも出場はおろかベンチ入りすらなし。神戸といえばなんと言ってもイルハンですが、大枚はたいて獲得したそのイルハンは現在国外逃亡…もといケガで離脱中ですが、そんな中でも現在9位とまずまずの成績。神戸のハシェック監督は、「今は誰が出てもおかしくないほど、みんな調子がいい」とコメントしていますが、どうやら「みんな」の中に和波は入っていなかった模様。どうやらキャンプ中に負ったケガによる出遅れが響いたという話です。理由は本当にそれだけなのかは考えないことにして、とりあえず三原が今季絶望でどうしようもなくなった札幌側が、「使わないのなら返せコノヤロウ!」といったかどうかは知りませんけど、神戸で出番のない和波を呼び戻したというのが内幕のようです。
 まぁいきさつはともかくとして、三原がケガをしてからこっち、市村の成長を待ちながらも「和波がいればなぁ…」というのはほぼ禁句扱いだったとはいえ誰しもが少しは思っていたことと思います。ああいった、半ば強引に出て行ったに近いのに、数ヶ月で帰ってくるというのは本人としてもこっぱずかしいかもしれませんが、まぁそれは覚悟の上で戻ってきたんでしょうから、まずはまたコンサドーレでがんばってください。チームのために活躍してくれればこちらとしてはどうだっていいですから。でもまぁ、冷静に考えたらこれ補強じゃないよね。チーム始動当初に戻ったというか、ヨリが戻っただけなんじゃないかと…。あ、でも多少なりともレンタル料をせしめたんだったら補強にはなるか。

 というわけで、みみっちさ全開のオレがお届けする京都戦観戦記こちらです。

2004年5月 7日

飲み屋にて

 ヘイらっしゃい! おお、お客さん久しぶりじゃないですか。元気そうで何よりですよ。え? 私ですかい? いやぁそれがねぇ。あんまり調子よくないんですわ。イヤ、身体は別に何ともないんですがね。商売のほうがね。見ての通り最近はどうにもお客さんが来なくてね。やっぱり屋台というのも時期によるかなぁと、寒い時期なんてフンパツして小屋借りたりしてるんですがね。やっぱり芳しくねぇってモンで。昔は結構お客さんも来てくれたもんですがねぇ。
 おっと、愚痴っちゃいけませんね。何にします? 今日のお薦めですか? お薦めはねぇ。じゃあまずは白身でトモキンキなんていかがでしょうか。養殖もんですが活きはいいですよ。それとアライウオもありますよ。ちょいと小ぶりですが味は保証します。クセはありますけどね。あとはそうですねぇ。フジツボなんかどうでしょ。地味ですけどなかなかですよ。何しろゴールに張り付いたまま動かない。びっしり張り付いてがんとして動かないってヤツでしてさぁ。
 え? ガクヤガニですか? うーん、アレはお薦めできませんねぇ。イヤ、あることはあるんですけどね。昔はちょっと泥臭いのがまたいい味を出してたんですけどねぇ。最近はどうもねぇ。活きはいいんですがミソが少なくて…。

 あ、お帰りですか? じゃあよければ最後に福岡戦観戦記でも見ていってくださいよ。どうもありがとうございました~。

2004年5月10日

なんなんなあに

何駄郎君「ねぇねぇ、お兄さん」
お兄さん「ん? どうしたんだい? 何駄郎君?」
何駄郎君「コンサドーレまた負けちゃったよ?」
お兄さん「ああ、そうだね」
何駄郎君「これで第1クール終わって最下位だよ?」
お兄さん「ああ、そうだね」
何駄郎君「4試合連続で2失点喰らって5連敗だよ?」
お兄さん「ああ、そうだね」
何駄郎君「5試合で3点しか取れて…」
お兄さんわかっとるわいボゲェ!!
何駄郎君「うわ、お兄さんが逆ギレした!」
お兄さん「ああ、ごめんごめん、お兄さんちょっと取り乱しちゃった」
何駄郎君「でもなんで札幌はこんなに弱いの?」
お兄さん「そうだね。いろいろ理由はあるけど、やっぱり点が取れないのが大きいよね」
何駄郎君「へええ。なんで点が取れないの?」
お兄さん「そうだなぁ。ひとつは強力なストライカーがいないからかな」
何駄郎君「強力なストライカーって?」
お兄さん「強いチームには必ず強力なストライカーがいるもんなんだ。磐田にはグラウがいるでしょ? 札幌で言えば昔のエメルソンがいた時代は強かったでしょ」
何駄郎君「そうなんだぁ。じゃあ新潟もa鳴尾がいれば浦和に勝ってたよね
お兄さん「他チームのことはあんまり言わないようにね」
何駄郎君「うん、わかったよ。新潟のサポーターもJリーグで一番弱いチームのサポーターに言われたくないもんね
お兄さん「イヤ、そういう意味ではなく…」
何駄郎君「でも札幌の得点力不足は深刻だね」
お兄さん「それはその通りなんだけど。だからといってすぐにはね…。何しろ札幌にはフォワードが少ないってのもあるし」
何駄郎君「だったらやっぱり、去年泣きついてきた昔のエースを戻し…」
お兄さん「何駄郎君、あんまりヤバイことも言わないようにね。お兄さん責任持てないから」
何駄郎君「でもこのままじゃ最下位のままじゃない?」
お兄さん「うーん、ヤンツーのやりたいサッカーをやろうとはしてるし、それが出来ればなんとか最下位は抜け出せると思うけどなぁ…」
何駄郎君「出来ればってことは、逆に言うと今は出来てないってことだよね? それって選手がヘタクソってこと?」
お兄さん「何駄郎君、世の中には思っても口に出してはいけないこともあるんだよ。気をつけようね」
何駄郎君「はーい。じゃあヤンツーさんも大変だね」
お兄さん「苦労してるみたいだね」
何駄郎君「最近やつれてない?」
お兄さん「そんなことはないと思うけど…」
何駄郎君「でもなんか疲れ切ってる感じだよ。イラクで拉致られてた人のほうがよっぽど元気だよね?
お兄さん「だからヤバイこと言うなって。たとえみんなが思ってることでもね
何駄郎君「はーい。第2クールはどうなるかな?」
お兄さん「そうだねぇ。尽や和波も復帰して、メンバーをいじってくるみたいだから、ちょっとは変わるんじゃないかな。ま、とにかくやれるだけやってもらうしかないよ」
何駄郎君「そうだよね。これ以上順位が下がることはないもんね
お兄さん「まぁ確かに間違ってはないけど…」
何駄郎君どんだけパスミスしてもどんだけシュート外してもどんだけあっさり失点してもJ2には降格がないから気楽にやって欲しいよね」
お兄さん「イヤ、その…まぁね。やっぱりいくら育成といっても、しっかりやってもらわないとね。『練習で120%を出さなければ本番で100%の力は出ない』と、偉い人も言ってるんだよ」
何駄郎君「へぇ~、誰が言ったの?」
お兄さんお兄さんさ
何駄郎君「じゃあ時間も時間だしそろそろ終わりにしよう!」
お兄さん「う~ん、なんか納得いかないけど、まぁいいや。お兄さんは川崎戦観戦記書いたんで疲れてるんだよ…つーかこの上さらに鳥栖戦も残ってるからね」
何駄郎君「わかったよ、お兄さん。でもあまり無理はしないようにね。もう『お兄さん』と言い張れるトシでもないんだから…」

2004年5月13日

第2クールに向けて

 そんなわけで今週末から第2クール突入です。第1クールは最下位で終了した札幌、まぁ第2クールといっても単なる呼称の問題であり、J1と違って成績がリセットされるわけではないので、第1クールを再開で終了と言うことはつまりは第2クールを最下位でスタートということに他ならないのですが、まぁオレもシーズン前は「第1クールはひとつも勝てないかもナァ」などと漠然と思っていましたので、予想通りといえば予想通りではあるわけですが。なまじっか開幕の甲府戦が好パフォーマンスだっただけに「もっと出来たんじゃないか」と思ってしまいますが、まぁ最初からそううまく行くはずはないですね。
 そんなわけで、第2クールも和波が復帰し、開幕戦で負傷離脱した尽も復活加減、まだ先ではあるでしょうが健作も復帰へ秒読み段階に入っています。前向きな材料も出てきてはいるのですが、和波は今季試合出場なし、尽もケガ明けでコンディション的にはよいわけはないでしょうし、ましてや長期離脱をしていた健作に多くを望むのは酷というもの。もう少し我慢は必要かなと思います。ま、見てて納得できるような試合を見せてくれればいいだけなんですがね。
 さて、鳥栖戦終了後にヤンツーはメンバーをいじってくることを示唆しましたけど、次節のスタメンはどうなるでしょうね。まぁ古屋、島田誠、柏原、クルーズ、ソレイタ、井上、加藤、高代、菅野、高橋一三で決まりでしょう。ピッチャーは当然間柴で、抑えに江夏。これなら間違いなく優勝狙えますよ。で、なんの話だっけ? あ? コンサドーレ? 日本ハムの話じゃなかったっけ? 1981年の。うん、オレは生まれてませんけどね。

 んなわけで鳥栖戦観戦記アップしました。ようやく世間に追いついた心境です。

2004年5月16日

突然VOWコーナー

発見場所:JR横浜駅地下

 とりあえずカード一枚に付き一瓶飲め。

2004年5月18日

チャンスをモノに

 一向に連敗地獄が止まらないコンサドーレ札幌は、明日ホームで水戸ホーリーホック戦を迎えます。和波が戻ってきて、尽も復帰して一応の体制は整ったと思いきや、前節異議2つで退場した中尾はとりあえず半年間寺で修行だからいいとしても、ボランチの田畑までもが右脚の故障と、ボランチの駒2枚が揃ってかけてしまう事態となってしまっています。
 しかし、逆にこれは若手メンバーにとっては大きなチャンス。試合に出場して活躍すればヤンツーやサポーターに向けて大きなアピールになるでしょうし、中尾はとりあえず半年間寺で修行なので、空いたイスを自分のものに出来ることだってあり得るのです。
 で、その抜けた2枚の代役として指名されたのが、強化指定選手としてチームの練習に加わっている権東勇介と、現在のところサポーターの評価が急上昇中の上里一将。どちらがスタメンとして出場するかはわかりませんが、ヤンツー自身も認めているようにおそらくはどっちが先に出たとしても90分は無理でしょうから、どちらも初出場が果たせると見て間違いないでしょう。2人とも左利きの選手ですが、特に上里はサテライトで精度の高いキックを披露していましたから、セットプレイでも期待が持てると思います。
 まぁ、上里はまだ18歳、権東もサテライトで出ているとはいえ本職は大学生ですから、いきなりの活躍を求めるのは酷ではありますが、だからといって活躍しちゃダメというわけでもないので、思う存分に暴れてきて欲しいと思います。そりゃもう、とりあえず半年間寺で修行の人が戻る余地もないくらいに。

 あと横浜FC戦観戦記出来ました。

2004年5月23日

シェリー/尾崎豊

 ヤンツー 俺は転がり続けて こんなとこにたどりついた
 ヤンツー 俺はあせりすぎたのか むやみに何もかも捨てちまったけれど
 ヤンツー あの頃は夢だった 夢のために生きてきた俺だけど
 ヤンツー おまえの言うとおり パスかシュートかわからないチームさ
 失点続ける 俺の生きざまを
 時には無様なかっこうでささえてる

 ヤンツー 優しく俺をしかってくれ そして強く抱きしめておくれ
       おまえの檄が すべてを包むから
 ヤンツー いつになれば 俺は這い上がれるだろう
 ヤンツー どこに行けば 俺は勝点取れるだろう
 ヤンツー 俺は歌う 愛すべきものすべてに

 ヤンツー 見知らぬところで ボールを持ったらどうすりゃいいかい
 ヤンツー 俺ははぐれ者だから ジュビロみたいにうまく回せやしない
 ヤンツー 夢を求めるならば 連敗すら恐れやしないよね
 ヤンツー 札幌で生きるなら 移籍出来ると思っちゃいけないよね

 失点続ける 俺の生きざまを
 時には怒りをこらえてささえてる

 ヤンツー あわれみなど 受けたくはない 
      俺は負け犬なんかじゃないから
      俺は真実へと歩いて行く
 ヤンツー 俺はうまく繋げているか
      俺はうまく守れているか
      俺のシュートはおよびじゃないかい
      俺は支配されてはいないかい
      俺はまだザルと呼ばれているか
      俺はまだまだ攻められているか
      俺に負かされるチームはあるか
      俺は決してまちがっていないか
      俺は真実へと歩いているかい

 ヤンツー いつになれば 俺は這い上がれるだろう
 ヤンツー どこに行けば 俺は勝点取れるだろう
 ヤンツー 俺は歌う 愛すべきものすべてに

 ヤンツー いつになれば 俺は這い上がれるだろう
 ヤンツー どこに行けば 俺は勝点取れるだろう
 ヤンツー 俺は歌う 愛すべきものすべてに

2004年5月25日

下を向くな

 世の中の移り変わりは激しかれど、札幌の最下位には変わりがない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。ある程度予想していたこととはいえここまでわずか1勝、絶不調のベガルタ仙台にPKでかろうじて勝っただけ、ここまで7戦連続2失点をくらい、ここ4戦はずっと1-2という状態です。
 でも考えようによっては、ここ最近はとりあえず毎試合得点1点は取れていると考えることも出来ますし、どこが相手でもとりあえず3点以上取られたことがないという考え方も出来ます。選手の皆様におかれましては、自信を失いかけているところかもしれませんけど、ここは考え方を変えて「俺達はどんな相手でも2点に抑えることが出来るぜ!」とポジティブに考えてみるのはいかがでしょう。そう、ものは考えようですよ。オレだって無職だった時代は晩ご飯におかずがあるだけでうれしいと思っていたんですから。

 あとはまぁ、明るいニュースと言えばケガで長く戦列を離れていた大森健作が復帰間近にまで迫ったことでしょうか。昨年のサテライトでケガを負って以来の長い療養とリハビリ生活が続いていた健作、また再びボールを蹴られるようになってよかったと思います。サッカー人生で初めての大怪我だったようで、いろいろと苦労したと思います。復帰戦にはどんな姿でピッチに立つのでしょうか。先日十字靱帯断裂の大怪我から復帰した鹿島アントラーズの中田浩二選手が、しばらく見ない間にすっかり表情も変わっていたのを見ると、アスリートにとって選手生命を左右するほどのケガは想像を絶するものなんだなぁと思わざるを得ません。つうか中田変わりすぎ。なんだか小松政夫みたいな顔になってるんですけど

 それと水戸戦観戦記アップしています。

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