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2005年5月 アーカイブ

2005年5月 1日

得しませんでした

 J2では初の対戦となる徳島ヴォルティスとの試合。徳島県は鳴門総合運動公園陸上競技場で行われたアウェイゲームは、0-0で迎えた後半35分に交代出場の相川が上里からのクロスを決めて先制したものの、その後徳島の猛攻にさらされて後半終了間際にリスタートから大島に決められ1-1で終了しました。
 何分に失おうとも1点は1点ではありますが、後半ロスタイムに入れられるというのは、野球でいえば9回2アウトから点を取るようなもの。前節福岡戦がそうだったように、入れたほうはたとえ勝ってなくても勝ったも同然の気分になるし、逆に入れられたほうは負けてなくても負けた気分になるものです。オレも初の徳島遠征を前日入りまでして気合い充分だっただけに、少なからずがっかりな気分。とはいえ、GW連戦の今は単に水曜日に試合がやってきます。いつまでも引きずってはいけませんので、早い気持ちの切り替えが必要です。

 なのに、オレはなぜかまだ徳島にいます。

 本来なら本日帰る予定なのですが、晴天だった昨日とうってかわって台風でも来たのかと思うほどの激しい風雨が朝から続き、到着予定の飛行機が降りられず、結局引き返すことに。飛行機が降りてこなければ当然我々が乗る飛行機もないということですので、結局出発便はどの会社も欠航。昔どこかで瀬戸内海沿岸地域は降水量が少ないと習ったような気がするんですけどね。それもこれも昨日ノリヲがふつうのプレイをしていたからだと推測。
 つうか、今までいろいろなアウェイ遠征をしてきましたけど、けちょんけちょんに打ちのめされたり、帰ったあとで塩をまかれるというのならまだしも、「帰してくれない」というのは初めての経験です。ある意味竜宮城。

 あと健作は元気そうでした。ケガはほとんど治っているそうですが、(古傷だけに)あまり無理はしていないとのこと。第2クールの札幌での試合は出てくるでしょう。ただし田渕に会えなかったのが残念…。

2005年5月 5日

ホーム初勝利

 ゴールデンウィーク連戦の2戦目となるJ2第10節、札幌ドームでのホームゲームは、「俺達のソダン」の今季初ゴールを守りきった札幌が1-0で横浜FCを下して今季ホームでの初勝利を挙げました。
 GWの中日の今節、当然オレは札幌まで行けない組だったわけですが、試合の日の午前中に札幌に住んでいる母親からメールがやってきました。曰く、「GWの予定が急にキャンセルになったので、札幌ドームでも行ってくるわ」とのこと。普段はテレビ中継をみることはあってもあまりスタジアムに試合を見に行かず、オレが帰省した時に連れて行く程度なのですが、予定がぽっかり空いたため札幌の応援に行くのを選んだ模様。前のホームゲーム(福岡戦)では初めて1万人割れとなった札幌ドームですが、今節は1万4千人強、連休どこも行く当てがなくなり、ヒマを持て余したうちの家族みたいな道民が少なくとも4千人はいたということでしょうか。
 まぁどういう理由であれ多くのお客さんに勝ちを見せるというのは何よりの営業活動でもありますから、勝ててよかったです。それも、北の天狼星ことソダンのゴールということで、ソダアスター教信者も溜飲を下げたことでしょう。

 ちなみに、うちの母親が前回観戦したのが昨年の第35節・水戸ホーリーホック戦。この時の先制点もソダンでした。恐ろしく曽田率の高いうちの母ちゃん。

2005年5月 8日

完敗

 土曜日に行われたJ2第11節はモンテディオ山形とのアウェイ戦は前半本橋の直接FKで失点、後半もCKなどから2点を失い、3-0であえなく敗戦してしまいました。前節ホームで初勝利を挙げた余勢を駆って連勝を狙いたいところでしたが、昨季4戦全敗と引き分けすら許されなかった山形が相手となると、相性が悪いと言うよりはもはや相手が悪いとしか言いようがありません。
 とはいえ、試合は見てないのですけど、話を聞く限りでは少なくとも前半は札幌が押している時間が長かったようで、去年のアウェイゲームでは90分で打ったシュートがたったの2本と、ヘタをすれば同じく4戦全敗した川崎フロンターレよりも相手になっていなかったことから考えれば、まぁそれなりに進歩はしているのかもしれません。まぁ、シュート20本打とうが1本も打てなかろうが負けは負けなんですけど。

 さて、この試合で相手選手のタックルを受けて負傷退場した堀井岳也ですが、公式発表によると左足脛骨骨折で全治3ヶ月とのこと。今季は開幕からコンディションも好調で、少なくとも去年前半までのようなショボくれた感じは全くなかっただけに、ここに来ての長期離脱は残念でなりません。靱帯断裂ではなかったことが不幸中の幸いですが、昨年に続き、ただでさえ手薄なFW陣がさらにまた手薄となることになりました。もっとも、華麗なる飲んだくれドライビングで北海道脱出チケット(片道)をゲットした昨年の某選手と異なり、岳也の場合はケガさえ治ればまた戻って来るというのが異なる点ですけど。
 岳也の抜けた穴は緊急補強で埋めるのか、それとも既存の選手で埋めるのかは不明ですが、シーズン終盤でかつ昇格争いをしているならまだしも、第1クールが終わったばかりの現在、穴埋め的な補強が必要だとは思えません(岳也がいるいないに関係なく補強はしたいですし)ので、当面はいるメンバーで何とかしていくしかないでしょうね。清野やルーキーの石井にとっては逆にチャンスだと思いますので、しっかりアピールしてもらいたいと思います。

2005年5月 9日

また不祥事

お兄さんさあ何駄郎くん、僕たち久しぶりの登場だよ。
何駄郎君こんな時に引っ張り出さないで欲しいよね。僕はローカルPING打つのにいそがしいんだから。
お兄さんそんなことしなくていいからちょっと。こんな時だからこそだよ。何駄郎くんもニュース聞いたでしょ?
何駄郎君うん、聞いたよ。Yahoo!にも載ってたし。まさかあんなことになるなんてねぇ。
お兄さんそうなんだよ。困ったことになっちゃったね。
何駄郎君乙葉のどこがよかったんだと思う?
お兄さんそれはお兄さんにもわからないよ。
何駄郎君突っ込んでくれないと困るんだけど。
お兄さん毎度同じパターンだと飽きられるからね。
何駄郎君僕はそんなお兄さんに育てたつもりはないよ!
お兄さん育てられてないしな。じゃあ本題行こうか。気は進まないけど。
何駄郎君ああ、某クラブの某役員が某ホテルで某女子中学生に某諭吉を某渡して某ちちくりして某道警に某逮捕された某件についてだね。
お兄さん意味わかんねぇよ。
何駄郎君何にしても事実なんでしょ?
お兄さん本人も容疑は認めてるみたいだしね。HFCも取締役を解任して懲戒解雇するって。
何駄郎君さらに市中引き廻しの上極楽、と。
お兄さんそれを言うなら獄門でしょ。楽しませてどうする。つうかそれ以前にそんな物騒な刑はないから。
何駄郎君でもまぁ、なんでこんなことになっちゃったんだろうね。
お兄さん本当だね。前に似たような事件で逮捕されたお兄さんの母校の野球部監督、お兄さんはよく知らないんだけど、酒もタバコもやらないきまじめな人だったらしいよ。お兄さんも今回の柳沼さんって人とは直接面識はないからどういう人かは知らないけど、知ってる人に聞くとそんな感じの人みたい。
何駄郎君そういう人に限ってストレスため込んでこういうことに走っちゃうのかも知れないね。
お兄さんそうなのかもね。まぁそれでもそんなのが言い訳になるわけじゃないんだけど…。
何駄郎君二次元で満足していればこんなことにもならなかったんだよ。ロゼッタたん(;´Д`)ハァハァとか言ってりゃ良かったんだよ。お兄さんみたいに。
お兄さんそういう誤解を招くようなことを言うのはよしなさい。お兄さんは別に二次元専門というわけじゃないんだから。
何駄郎君まぁ、どっちにしても人として終わってることには違いないけどね!
お兄さんほっとけ!
何駄郎君まぁ何にしても社会制裁受けて、その上で刑事罰も下るんならあとは会社がどうするかの問題じゃない?
お兄さん問題はそっちなんだよね。不祥事は今回が初めてじゃないし、どうしたってスポンサーや動員にも影響が出ることは予想されるから、そこをいかに最小限に抑えるかなんだけど…。
何駄郎君お客さん集めならいい案があるよ。
お兄さんほう、なんだい?
何駄郎君女子中学生の来場者に限って1万円ずつプレゼント!
お兄さんやめい!

2005年5月14日

厚別開幕

 3対0で完敗したモンテディオ山形戦から1週間経った本日行われたJ2第12節、コンサドーレ札幌は水戸ホーリーホックとのホームゲームを戦いました。この試合は今季厚別開幕戦で、また第2クール最初のゲーム。GKに今季初出場となるシャイニング林を、山形戦で全治3ヶ月のケガを負い離脱した岳也の替わりには清野を、ここのところ不調の岡ちゃんに替えて火の玉ボーイ・徐暁飛を起用、またユース出身のルーキー石井謙伍を開幕戦以来のベンチ入りさせたヤンツー。林や謙伍らのお披露目に加え、勝てる試合を落とし続けてわずか2勝に終わった第1クールからの巻き返しを図るという位置づけの試合でした。本来であれば

 ご存じの通り週中に発生した不祥事で、そんな試合も全く別の意味を持つことになってしまったわけですが。開始早々のオウンゴールでラッキーにも先制し、後半に上里からのロングパスを中山が決めて2-0で勝利しました。勝てば万事オッケー! 誰かロマンティック止めて! とかいうわけじゃないですけど、とりあえず勝ててよかったと思います。

 まぁ勝ったから言えることですけど、実際問題例の件がなくても勝たなければいけない試合だったんですけどね。負けていい試合なんてひとつとしてありゃしませんし、特にうちみたいな債務超過クラブは、選手もクラブもサポーターも「危機感」なんて普段から持ってなければいけないんですよ。つってもそんなに大げさなもんでもないんですけどね。オレだって普段からお小遣いが毎月ピンチですし、毎日睡眠時間もピンチですので。そんな中で自分たちの出来ることを地道に出来る範囲でやっていくのがいいのではないかと思う次第です。

2005年5月17日

捨てる神あれば

 廣岡達朗。

 さて、前節水戸をホームで破り、とりあえずは今回の不祥事で垂れ込みつつあった暗雲を「勝利」という結果で吹き飛ばした札幌。ですが、当然この勝利ですべてが解決するはずもなく、クラブを取り巻く情勢は相変わらず厳しいものと言わざるを得ません。事件発覚直後には練習着スポンサーの「札幌セミナー」が契約解除となっています。伝え聞くところに寄ると推定額2500万円のスポンサー料の全額返還に加え、トレーニングシャツやジャージなどに入っていた同社のロゴの消去、宮の沢の看板撤去などに約1000万円の費用がかかると言われており、早くも事件の余波が広がっている格好です。札幌セミナーは札幌市内及び近郊の主に小中学生の学習塾を経営している会社。つまり同社のメインクライアントは今回の事件でモロストライクだったわけで、さらには塾に子供を預ける親御さんたちに対するイメージを鑑みても、今回の事件は見過ごせないものだったでしょうから、さすがに致し方ありませんね。ちなみにオレは北大学力増進会でしたけどね。

 他のスポンサーについては今のところ大きな動きは聞こえてこないながらも、来季以降の撤退がないという保障があるわけではないですから、まだまだ予断を許す状況ではありません。しかし、そんな中でもよりいっそうの支援をしてくれる奇特なスポンサーもいるものです。クラブのリリースによると、株式会社ニーズ札幌さんより、ユース用の選手バスが贈呈されたそうです。
 札幌市で自動車の販売や整備やジェットスキーなどの販売を手がける同社からは昨年にもユース用の選手バスが贈呈されており、今回のバスで2台目となります。1台目は移動費の節約のためにトップチームの合宿でも使用されるなど大活躍でしたし、U-18、U-15、U-12と3つのカテゴリを抱える下部組織にとっても「アシ」は多いほうがいいに決まってます。不祥事を起こしたクラブを支援することについていろいろ批判もあるようですが、将来プロ選手になることを夢見て一生懸命サッカーをプレイする子供たちに罪はありません。そんな彼らの夢を潰さないようにというその漢気に応えて、オレも車のパーツをニーズ札幌で買おうかと思いましたが、車といえばチョロQしか持ってないオレにはどだい無理であることに気づきました。

 代わりといっては何ですが、誰もが忘れた頃に徳島戦観戦記を今更ながらに書いてみました。

2005年5月19日

それなりとはいえ

 今週末はアウェイで湘南戦です。湘南とは昨年から5試合やってすべて引き分けという、ある意味因縁の相手ですが、もともと湘南とはそれほど相性的には悪くないですし、分の悪いアウェイ戦でも平塚競技場だけは妙に勝率の高いスタジアムです。オマケに湘南は白井とバリシッチというセンターバックを丸ごと出場停止で欠くという非常事態。相変わらず決定的に決定力が不足している札幌にとっては朗報ですが、さりとて札幌も万全な状態かといえば実はそういうわけでもなく、攻撃の要であるスナマコと、草津戦でスタメン出場を果たして以来、右ストッパーのポジションを掌握した感のあるカガケンが負傷で欠場濃厚です。両者とも抜けられると非常に痛いのですが、痛いといえば多分本人たちが一番痛いと思うので無理せずじっくり治してください。

 本日の練習ではスナマコの代わりには金子が入ったようで、先日のサテライト柏戦で見た限りでは、金子はややもすれば「持ちすぎ」になりがちな砂川とは対照的に球離れも早く飛び出しの出来る選手なので、カズゥとの相性もいいはずですですし、実際そのコンビも割とスムーズでしたので特に心配はしていません。加賀についても、その口と同様の軽快なスピードと、その目つき同様に鋭く、そのツラの彫り同様に深いタックルは他の選手にはない武器を持ってはいますが、西嶋も池内もいますし権東もストッパーは出来るのでこちらも何とかなるでしょう。レベルはともかくとして誰が外れても誰が出てもそれほどチームとしてのパフォーマンスは落ちないだろうという感じです。岡田時代の「主力を抜いたら途端にペチャンコ」というドリフの家みたいなチームや、去年の「主力を抜いたらルーキーが出てきました」というカサブタみたいなチームから考えれば、まぁそれなりにチーム全体の力は上がっているのかなと思います。

 ところでこのカガケン、磐田時代での「秀人2世」という通りのプレイでサポーターからの評価も急上昇ですが、GK 原同様このカガケンも磐田からのレンタル選手であるため、「是が非でも完全移籍させろ」という声も大きくなっています。オレ個人も「たとえ抜かれてもすぐに追いついて止める」という破天荒なプレイスタイルは見ててオモロイので、出来れば来季以降も残って欲しい選手ですが、まぁこればかりは決めるのは本人ですし、移籍金の話もあるし、どうしましょうかねぇ。

 人間力:「ねぇヤンツー、この間貸した加賀と 原なんだけど…そろそろ返してくれないかな?」
 ヤンツー:「まるで、俺が借りた物を返さないみたいな言い方だな。オレがいつ返さなかった? 永久に借りておくだけだぞ!」

 よし、コレでいきましょう。城福さん。

2005年5月21日

コイツはたまげた

 連勝? 不思議と知っているような言葉だな…。

 本日行われたJ2第13節、平塚競技場でのアウェイ湘南戦は、カズゥのリーグ初ゴール、アイカーのトルネードボレー、そして石井謙伍がゲットしたPKを冷静に決めたタバタンのゴールで何とビックリ0-3の勝利でした。リーグ戦では約1年半ぶりとなる2連勝、しかも決定力不足といわれていたチームが3得点と、アウェイとしては申し分のない結果ではありましたが、内容的にはミスも多く、また元気とアイカーの2トップも今季初めてコンビを組んだためかコンビネーションがよくなかったため、ヤンツーはとてもおかんむりでした。
 実はこの試合、三角山放送局のライブ実況にゲストで出させていただくことになり、ラジオ中継のスタッフとして入りました。試合終了後の記者会見や選手インタビューに潜入するなどいろいろと貴重な体験をさせてもらったわけですが、そのヤンツーは開口一番「今季で一番出来の悪い試合」。得点を獲ったカズゥとアイカーについても「(よかったのは)得点を獲ったことだけ」とバッサリで、詳しくはJ's Goalの会見コメントを見ていただければわかるかと思いますが、とにかく全般的に不満だったようです。選手からも口々に「勝ったのは良かったけど、内容はよくなかった」と結果だけに浮かれている様子はなかったので、さほどの心配はないと思いますが。

 とはいえ、去年であればそういう悪い内容の試合をすればそのまま素直に結果も悪かったのが、今年はそれなりに勝点を取れているのですから、サポーターとしてはそれなりに満足出来る試合だったと思います。とりわけ、守備に関しては2試合連続無失点。この試合でも割と安心して見ていられましたので、手応えは掴んだのではないでしょうか。安定もそうですけど、林とソダンの「なんかスゲエとがってるコンビ」は迫力も満点、いろんな意味でヤバくて楽しいです。クセになりそうなので次節も是非頑張ってくださいあらゆることを。

2005年5月24日

連勝継続祈願

 それにしても連勝というのはいい響きです。天皇杯ではベスト8まで勝ち進みましたから当然公式戦で連勝はしているのですけど、やはりリーグ戦での連勝はいいものです。
 まぁ、冷静に考えれば4つ5つと勝ち続けたのならともかく、2つ程度の連勝で喜ぶというのも何だか普段ロクなものを食べてないんじゃないかという印象を受けますが、実際去年はその2つ程度すら出来なかったんだからしょうがありませんわね。もんじゃだって高級フランス料理より大皿一杯のカレーライスのほうがうれしいに違いありません。何より、まだ2つですけどこれが3つ4つと続く可能性があるだけでうれしいのです。何でもないようなことが幸せだったと思うわけですよ。
 そんなわけで3連勝を狙う今週末のホームゲーム。現在最下位に苦しむ草津が相手で、第1クールでは快勝した相手でもあるためやはりここは勝点3を求めたいところですが、当然草津もやられに札幌に来るわけではないでしょうし勝負は時の運もありますから、「確実に勝てる相手」ではないでしょう。それでも、去年は「出ると負け」だった札幌が「どこと当たっても負けるかも知れないけど負ける気はしない」と思えるようになっただけでも大変な進歩ではないかと思います。レッサーパンダだって自立二足歩行する時代、コンサドーレが勝ち続けることだってあっていいじゃないか。

 それと、またしてもみんなが忘れた頃に横浜FC戦の観戦記を書きました。ソダアスター教信者の方は是非。

2005年5月26日

次節のメンバーは?

 本日は道都大学との練習試合が行われました。結果はレギュラー組が出場した前半は砂川と相川(2ゴール)で3-0、サブ組の後半は清野のゴールで1-0、90分合計で4-0で勝ったとのこと。まぁあくまでも練習試合ですので結果はともかくとしても、気になるのはレギュラー組のメンバー構成。湘南戦で4枚目のイエローカードを首尾よくゲットした西澤画伯が草津戦で有給休暇(家族サービス)、加賀も肉離れで別メニューとなっており、DFが一気に2人も欠けてしまいます。その穴を埋めるのは誰かという話ですが、普通に池内でした。まぁ、池内は古傷を痛めていたり出場停止があったりとここのところ出てはいませんでしたが、開幕からスタメンで出てましたし、第1クールの草津戦で同点ゴールを挙げたのも他ならぬこの池内でしたので、問題はないでしょう。とりあえずお願いしたいのは、「イケはカードのみにて生きるにあらず」ということですかね。

 それよりも気になるのがケガで別メニューとなっていたタバタン。1ボランチとなってから、「たばたんメーター」を減らしながらも中盤を支えるようになってから札幌の試合内容がよくなっており、現状もっとも替えが効かない選手の1人であるだけに心配ですが、サブ組ながらも45分プレイし、草津戦の出場は問題なさそうです。ちなみにレギュラー組の1ボランチには智樹が入ったようで、タバタンがケガで万全じゃない以上、智樹の今季初のベンチ入りもありそうです。展開力、守備力、運動量、試合を読む目とあらゆるものが高いレベルで求められる1ボランチだけに、現時点では難しいとは思いますが、とりあえずお願いしたいのは「元気なのはホテルの部屋だけでじゃない」ということですかね。

 それと、ようやく水戸戦観戦記も書きあげました。やっぱり試合が面白いと観戦記も書きやすいです。とりあえず山形戦はなかったことにしました

2005年5月29日

3連勝

 「いい連勝だろ?」
 「はい。久しぶりなのでありますか?」
 「679日ぶりだな」

 というわけで土曜日に行われたJ2第14節、ホーム厚別でのザスパ草津戦は、前半に相川が2ゴールを決め、後半に砂川が自ら得たPKを決めてダメを押し、後半ロスタイムに草津の山口にゴールを決められたものの3-1で勝利。札幌の3連勝は2003年の7月2日の大宮アルディージャ戦から7月5日のサガン鳥栖戦を経て7月19日の湘南ベルマーレ戦までの3連勝以来679日。ちなみに4連勝ともなれば、2000年の16連勝当時(引き分けを挟まない場合)までさかのぼらなければなりません。まさしくあなたの知らない世界です。
 とはいえ、連勝は気分のいいものですけど、それを意識するあまりに今のチームの持ち味が消えてしまうのは困りますので、まずは「アクションサッカー」を貫くことを最優先にしていただきたいと思います。その上で勝ってくれればなおよし。イヤ、本音は勝って欲しいんですけどね。どうであれ。

 そういえば、札幌は草津戦の勝利で今季5勝目。昨年よりも21試合も早い到達です。というよりは、昨年の勝ち数に早くも並びました。順位は前節より1つ上げて6位。3位のアビスパ福岡とは勝点3差、2位のサガン鳥栖とも勝点の差は5です。見上げた先に上位が見えているというのは選手もやる気が出てくるでしょうし、サポーターも気分がいいものです。去年なんて見上げたところで上位陣はカリン塔の上のほうでしたからね。
 まぁあとはこの3連勝中、実はメンバーが結構替わっているのは大きいですね。怪我人などで固定できなかったという理由はあるにせよ、特に守備陣は3試合毎回変わったのに1失点のみと、誰が出ても同じようにやれるということを証明したわけで、なんだかんだ言ってチーム力は上がっているのかなぁと思います。あとはこの勢いを止められても大丈夫なように、まだ今年出ていない選手たちもしっかりトレーニングを積んでレギュラー陣を脅かしてもらいたいと思います。

2005年5月31日

DF争奪戦開始

 上位への進出を狙う次節は、仙台スタジアムでベガルタ仙台とのアウェイ戦です。ここまで一向に調子の上がらない仙台ですが、もともと個人の力は高いチーム。札幌にとっては「天敵」の1人であるバロンもいますし、ケガで離脱していたシルビーニョが次節復帰するという話もあり注意が必要です。事実この2人がいなかった第1クールのホームゲームでは0-3で破れていますので、なおさら油断は出来ません。
 さて、札幌のここまで勝った試合は、すべて前半をリードして折り返しています。つまり前半のうちにリードを取っていれば勝てると言えるでしょう。逆に言えば前半でリードできなかった試合は勝てないということにもなるのですが、まぁそれはそれとして要は先に点を与えず、前半のうちに先制して必勝パターンに持っていきたいなと、そういうことでございます。

 そのためにはやはり守備陣の頑張りが不可欠となるわけですけど、肉離れで戦列を離れていたカガケンが全体練習に復帰、西澤画伯も出場停止があけました。前節出場した池内、ソダン、西嶋を含め、誰が出ても遜色ないというか、果たして次の試合は誰が出るのか予想もつかない状況で、なんかいつの間にか層が厚くなったなぁと思う次第です。開幕当初は「誰を外しても池内だけは外せない」という「チーム池内」でしたけど、気がついてみれば池内がいなくても何とかなるようになりましたし、シーズン当初は不調だった西嶋や西澤もだいぶ調子を取り戻してきています。つうか、「池内が戻ってきてもソダンは外せない」と、ネタじゃなしに言える日が来るとは思いませんでしたが、スポォツ報知によればヤンツーは「これからはコンディションのいい選手を使う」と言っており、ヤンツー自身も誰を出しても大丈夫という手応えを感じてるようです。ということは逆に、誰かがしょぼいミスを繰り返そうものならその選手はとっととベンチからも外されると言うことですから、全員が危機感を持つことになるでしょうし、ますます競争が激化しそうでいい按配です。

 まぁ、要するに何が言いたいかというと、ホンコンもがんばれ

 あと湘南戦観戦記アップ。

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