今日も元気に3失点

2018年YBCルヴァンカップ グループステージ第1節
ヴァンフォーレ甲府 3-0 北海道コンサドーレ札幌
得点者:甲/森晃太(33’)、ジュニオール・バホス(34’)、ジュニオール・バホス(52’)

ルヴァンカップも始まりました。

ちょくちょくレギュレーションの変更が行われるルヴァンカップは、今季もまた大会形式を変更。グループリーグは4チームずつの4グループに分けてのホームアンドアウェイ形式で行われます。ただし、J1の18チームのうち、AFCチャンピオンズリーグに参加する鹿島アントラーズ、柏レイソル、川崎フロンターレ、セレッソ大阪の4チームはシード扱いとなり、グループリーグには参加しません。

そうなると14チームとなり2チーム足りないので、昨季J1で16位となったヴァンフォーレ甲府と、17位のアルビレックス新潟の2チームが「徴用」されています。

昨季の「7チームずつの2グループに分けてのホーム”オア”アウェイ」という、妙に中途半端なクソレギュレーションよりはマシではありますが、数合わせに狩り出されるJ2のチームにとってはたまったモンじゃないでしょう。ともに1年でのJ1返り咲きを目指してスタートダッシュをかけたい両チームにとって、この時期にカップ戦を戦わなければいけないというのは、コンディション的にもエコノミック的にも厳しいはず。

最終節まで激しく残留を争った甲府、最初に降格が決まりながらも、終盤4連勝で17位に順位を上げた新潟の両チーム、頑張った結果が罰ゲームへの参加権というのも、泣きっ面に蜂ですよね。サッカー用語だと「崖っぷちにモリゲ」といったところでしょうか。

まぁ、終わってみればその罰ゲームできっちり罰を食らったのが札幌だったわけですが。

札幌のスタメンは、予想通りほぼ完全なサブ組メンバー。ベンチには5人しかいなくとも、セレッソ戦のスタメンはベンチにも入れない徹底っぷりですが、顔ぶれを見るとだいたい去年の開幕戦あたりと同じような感じ。去年のルヴァンなんてそれこそJ2に毛が生えた程度のチームしか作れなかったことを考えると、チームの全体的な層は上がっているのは確かなのですから、アウェイとはいえ同じくサブメンバー中心の甲府相手になら、それなりにかっこいいところは見せてくれるんじゃないかと思ってたんですよ。

そりゃあね。似たようなメンツでJ3相手に苦戦してたのは記憶に新しいですけどね。あれから1ヶ月近く経ったし、ちったあマシになってると思いたいじゃないですか。

おもくそ負けてんじゃねぇか。圧倒されてんじゃねぇか。シュート21本も打たれてんじゃねぇか。なんで3失点で済んでるんだよ。

まぁそんなわけでチーム全体としてはまるでいいところはなかったですが、一方でレギュラーに近いところにいる選手は割といい働きはしてたので、ルヴァンはルヴァンと割りきってリーグ戦へのきっかけにしてくれればいいと思います。そう思わないとやってられん。