前日に引き続き、本日もU-18日本代表のテストマッチ・対FC東京戦を見に行って来ました。志村けんの「東村山音頭」で有名な東村山市にほど近い小平市にあるFC東京グラウンドに初めて足を運んでみたのですが、ギャラリー席こそ仮設のひな壇が何組かあるだけだったものの、立派な天然芝のグラウンドが2面もあるのは正直言ってうらやましい。この日は午後からトップチームの練習もあったため見学者も多数。
さて、昨日のヴェルディとの試合は45分×2本で行われていましたが、本日は大熊監督もメンバーを全員試したかったためか、30分×3本の変則マッチで行われました。昨日はついに試合に出ることはなかった鈴木智樹くんは、この日2本目に登場。U-18は立ち上げたばかりですからチームとしての連携などは望むべくもなく、それほど目立ったシーンはなかったのですが、それでもやはりボールコントロールのうまさとパスの正確さは何気ないプレイにも現れています。もちろん、他の代表候補選手たちもさすがに全国から選りすぐられた精鋭だけあって基本技術はみんな高いですから、智樹が熊さんのお眼鏡にかなったかどうかはわかりませんが、オレの場合基準が札幌のトップチームの選手ですので…。
ところで、ヴェルディ戦では試合前両チームの出場選手リストが背番号つきで配られたので、今日もまたもらえるだろうと思ってヴェルディ戦の時のメンバーリストは持参せずに行ったのですが、メンバー配布はどうやらヴェルディ独自の「サービス」だったようで、この日はそんなものはなし。ユース世代のサッカーは好きとはいえ、それほどたくさんの試合を見ているわけではないオレが全国から集まってきた選手全員の顔と名前が一致するはずもありません。昨日もメンバーリストとにらめっこしながらの対戦だったのですが、そのヴェルディ戦ですら人数が多くてユニフォームの背番号が足りないらしく、ピッチ上に同じ背番号の選手が2人いたりと「彼はどっちなんだろう?」と途方に暮れていたくらいですから、メンバーリストがないのではせっかくオモシロそうな選手を見つけても名前がわからず悶絶すること請け合いです。
前日の記憶を頼りに何とか選手を把握しようにも、瞬間記憶能力者じゃあるまいし30人からの選手を全員憶えてるわけありません。智樹以外ではサンフレッチェ広島FCユースの高萩洋次郎くんなど既にトップ出場を果たしている選手の他は前日にたまたまご家族と近くで一緒に観戦した静岡学園高校の小林祐三くんを憶えた程度で、その他憶えている範囲でなんとか前日の記憶を引っ張り出しておこうにも、誰が見ても忘れようがない平山相太くん(国見高)の背番号が、昨日の3番から10番に変わっています。どうやら何人かは昨日と背番号が変わっている模様。もう泣きそうです。いじめカッコ悪いです。
おそらくこの日見に来ていた人の大半も同じような思いだったと思いますが、さすがに1本目に2トップを組んだ市立船橋のカレン・ロバートくんと国見の平山くんは誰もが知っている模様。まぁ、2人とも見た目特徴がありすぎるせいもあると思いますが、やはりテレビ中継のある高校選手権の決勝に出た選手はJクラブユースの選手よりも知名度は高いのでしょう。オレのすぐ近くで、オノレチームの練習の合間にたまたま見に来ていたらしい中学生くらいのサッカー少年たちもこの2人はわかるらしく、興奮した様子の会話が耳に入ってきます。
「あのデカイの平山じゃねーか? 国見の」「あれイチフナのカレン・ロバートじゃん」「そうだそうだ。カレロバ」
その略し方はどうかと思いました。
あと正直に告白しますと、原博実監督とアマラオのサインもらっちゃいました。