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2003年7月 アーカイブ

2003年7月 3日

ジョアンの勝ち

 大宮アルディージャをホームに迎えたJ2リーグ第21節は、びっくりするほどの大味な試合で6-2の大勝。アンドラと西澤の移籍後初ゴール、ルーキー岡田のプロ初ゴールを含めて、砂川、ビタウ、尽と6得点が全員違う人によって挙げられたことで、「札幌はどこからでも点が取れる」と言えるようになったのかどうかは、得点ラッシュの中1人取り残された岳也がいるだけに微妙ですけど(まぁ3点に絡みましたけどね)、とりあえずうちの4バックは全員点取れますというのもそれはそれでオモロいのでいいか。

 ところで、大宮戦前にジョアン・カルロス・トシキ監督とホベルっちが悶着を起こしことについて、新聞紙上やネット上で大きな反応があったようですね。結局ホベは大宮戦のベンチからも漏れてしまったのですが、その悶着の理由として「ホベが『水曜どうでしょう』のDVDをフライングゲットしたから」とか「ホベの『田中邦衛のマネ』が全然似てなかったから」など様々な説が流れていますが、もっとも有力なのは「ジョアンが大事にとっておいた『きのとや』のケーキをホベが食べてしまったから」だと言われています。まったく食い物の恨みは恐ろしいですね。
 まぁ冗談はともかく、別に騒ぐほどのことでもないと思いますよ。まぁジョアンに関してはいろいろ「前科」があるだけに、「やっぱり」とか「またか」と思われる向きもあるとは思いますが、オノレのチームに対して全責任を負うのは監督です。試合には勝って当たり前、負ければ起用ミスだとか采配ミスだとか突っ込まれ、挙げ句の果てには4バックだからだとかいつまで経っても表面的な批判をされ、そして負け続ければ真っ先に切られるのは監督です。
 逆に言えば、その責任を負う代わりにチームを自由に作ることが許されているのですから、その監督の意向が最優先されるのは当然の話。そもそも個人の勝手気ままを許していたなら、組織として成り立たつわけがありません。それはサッカーに限った話じゃありません。誰が見てもケチのつけようのない活躍をしている選手ならまだしも、大宮戦のようなサッカーがジョアンのやりたかったことだとすれば、ホベがジョアンの逆鱗に触れた理由は納得できますし。
 とにかく今日の報道ではお互い(表面的には)しこりはなさそうですので、オレはどうでもいいです。大宮戦後の中尾の「僕らはプロ」というコメントが全てを表してるんじゃないですかね。

 まぁそういうわけで大宮戦観戦記出来ました。

2003年7月 5日

なんだこの変わり様は

 前半戦最後となるJ2リーグ第22節・対サガン鳥栖戦は、ビタウ、板長、新居のゴールで3-0の快勝。相手につけいるスキを許さず、前半に先制、後半開始早々に中押し、ロスタイムにダメ押しと、6点取った大宮戦以上の安定した内容。アウェイの鳥栖の選手に全然元気がなかったという側面はあるにせよ、久しぶりに安心して見ていられる試合でした。
 前節に引き続き今節も全てのゴールが違う選手と、ジョアンの掲げる攻撃サッカーがようやく形になってきた感がありますが、板長が今季初ゴールを決めたことで、この試合のスタメンのフィールドプレイヤー中、中尾以外の全員が得点を記録したことになります。カードならチームナンバーワンの中尾ですが、この試合でも惜しいシュートがあったように得点への意識も高いですから、ミドルシュートを磨けば得点を記録する日もそう遠くないでしょう。逆に言えばシュートを磨けば五輪代表だって夢じゃないと思いますよ。
 というわけでこの試合の3得点とも見事なゴールだったのですが、その中でも特に新居のゴールまでの動きは良かったですね。アンドラが加入してから控えに回り、ここ2試合出番なしの後にようやく巡ってきた出場のチャンスでゴールシーン以外でも積極的にシュートを打っていったように、前節も使ってみてもいい場面で使われなかったことが、いい意味での「飢え」に繋がったのかも知れません。ジョアンがこれを想定して大宮戦で敢えて新居を使わなかったのだとすれば、まったく恐ろしい策士ですね。

 多分違うと思いますけど。

 とりあえずこのゴールでまたスタメン奪取といきたいところですが、こういう選手が控えにいるというのもまた強力な武器になると思いますので、当面は「スーパーサブ」というのもいいかもしれません。

 こういう試合は筆が進む鳥栖戦観戦記出来ました。

2003年7月10日

再始動

 前回の女子ワールドカップに関する記述で一部勘違いがありました。ワールドカップのアジア枠は「3.5」ではなく「2.5」で、本来ならアジア4位の日本に出場権はありませんでした。それがなぜ今回のプレーオフになったのかと言えば、本来中国で行われる予定だった次回のワールドカップがSARSの影響で開催返上となり、アメリカで行われることになったのですが、「開催国枠」の権利はそのまま中国に残り、その中国がアジア選手権で2位となったため、4位の日本がプレーオフに滑り込んだというわけです。お詫びして訂正致します。

 さて、コンサドーレは3日のオフが終了し、昨日から後半戦に向けたチーム練習が始まりました。前半戦のラストを完勝で締めくくり、いい形で後半戦に臨めるかと思いますが、それに加えて4月26日の甲府戦で足の甲を痛めて以来戦列を離れていた今野がようやく全体練習に合流。当初の「全治2週間」がなんだかんだで2ヶ月以上というのは札幌時間では誤差の範囲であるからいいとして、少しずつではありますが巻き返しを狙う体制が整ってきたような感じです。
 つってもまぁ、冷静に考えてみればシーズン始めに想定していた状態に戻るだけのような気もしないでもないのですが、砂川、ビタウ、板長、中尾という鳥栖戦の中盤のバランスが思いの外良かっただけに、今野が戻ってきたはいいけど果たして彼の入る余地があるのかどうかという「うれしい悩み」も出てきます。まぁリハビリ明けでコンディションはあまり良くないでしょうし、試合勘も鈍っていると思うのであまり無理はしないでもらいたいものです。

 しかしその一方で、右足半月板を痛めていた相川が左膝の後十字靱帯も断裂していたことが判明し、今季絶望というありがたくないニュースも流れてきています。せっかくナオキの復帰によって「ケガ博」から靱帯断裂ブースが撤去されたと思った矢先の悪い知らせ。素質はあるのにケガが多いというのはなんとも非常にもったいないです。

2003年7月15日

気は心

 十字靱帯断裂が発覚した相川が今季絶望となり、三原も右足首痛で長期離脱の可能性アリと怪我人禍はまだ収束の気配を見せてはいませんが、それでも前半戦の最後のほうになって板長や平間が復帰し、今週末に行われるアウェイ湘南戦では今野の復帰が見込まれるなど、少しずつではありますが体制は整ってきています。さらに今年は冷夏のようで関東地方は暑い日が少なく、夏場が苦手な札幌にとってはありがたい材料には違いありません。東京へ出てきて12年が過ぎても、夏になるとアメーバとなってしまうオレが今年は平気なくらいですから、その辺りでも追い風というほど強くはないかもしれませんが、巻き返しに向けて一つでも懸念事項が減るのはいい傾向です。農家はちっともよくないですけどね。
 ところで、前半戦最後の2試合を連勝で締めくくることが出来た理由の一つに、アンドラジーニャの存在があることに異論を挟む人は少ないでしょう。それに加えて、もう一人キーマンを挙げるとしたらビタウではないかと思います。特にビタウの貢献度は非常に高く、「得点の陰にビタウ有り」と言っても過言ではないほどで、星に帰ったベットに感謝する人も少なくないのではないかと思います。
 あまり語られることありませんが、シーズン途中の助っ人緊急補強が2度もあったにもかかわらず、その2度ともが成功したことについて、フロントはもっと評価されてもいいと思いますよね。去年も2度途中補強がありましたけど、2度とも思ったほどの成果を挙げられなかったですしね。怪我人が多くていっぱいいっぱいのチームで何とか勝負しているジョアン・カルロス・トシキ監督と同様、金銭的にはいっぱいいっぱいの状況であろう中、フロントもよくやっていると思います。ベットから違約金取り返したらしいですし。

 とはいえ、もちろん日本人にも今野や岡田など後半戦のキーマンとなりうる選手がいないわけではないですが、やはり中心となるのがブラジル人になるであろうことについての不安がある人もいるだろうと思います。ビタウの契約形態がどうなっているのかはちょっと不明ですが、期限付きの選手に依存するのは長期的な強化に結びつきませんし、そもそも枠がたったの3つしかない助っ人という概念からして、短期的な「取り替え」を前提とした選手であることは否めませんし。現在Jリーグのほとんどのチームが大なり小なり助っ人の力に頼っている状態ではありますが、だからといって日本人選手の力はどうでもいいというわけにはいかないですよね。
 あ、ということはお好み焼きが大好物で阪神ファンというビタウを身も心も関西人だと言い張るというのはダメでしょうか?

2003年7月17日

瓜田

 後半戦開始となる湘南ベルマーレとのアウェイ戦を土曜に控えた今週、大きなニュースが飛び込んできました。ホベルっちの退団と、1998年から2002年途中まで名古屋グランパスエイトに所属していたウリダ(オランダ)の獲得です。オランダ人の選手はチーム初ですね。国籍は日本のオランダ人を除けば。
 ブラジル代表の10番という肩書きを持ち、今年札幌にやってきたホベは、キャンプ中に発症した肉離れで開幕には間に合わなかったものの、第3節の水戸戦に後半途中出場し、わずか5分の間に直接FK2発を叩き込むという衝撃的なデビューを飾りました。その後も高いテクニックとキープ力を武器にホーム福岡戦での先制点、ホーム新潟戦の直接FKを含む2ゴールとチームトップとなる5得点を挙げていましたが、そのキープ力は時に「持ちすぎ」のクセを生むことになり、「使いどころの難しい選手」ではありました。
 第21節の大宮戦の直前にジョアン・カルロス・トシキ監督と口論し、大宮戦とその次の鳥栖戦で試合メンバーから外れてしまいました。もっとも、その口論の前のアウェイ福岡戦で、今季初めて途中交代させられていたという伏線もあった上、彼が欠場した2試合ともチームは大勝を飾ってしまい、既に居場所がないことが判明しただけにその去就が注目されていた、というよりはたった3つしかない外国人枠を試合に出ない選手に使うほどコンサドーレに余裕はないですし、ジョアンの構想から外れた時点できな臭さは皆さんも感じてたと思います。俺王様の時だってそういった理由が一番大きかったわけですからね。「いないと困る」という選手ではなかったですけど、彼の活躍で勝った試合もあったわけですから、とりあえず短い期間だったけどありがとうと言いたいです。
 ところで、ホベ退団はわかるとしても、そのわずか2週間でのウリダ獲得というのは迅速な仕事ですね。ベットが退団したあとのビタウ獲得の時といい、目にもとまらぬ早業です。これで投げる手裏剣ストライクなら完璧なのですが、そういう意味ではJリーグでの確かな実績を持つウリダですから、少なくともボールを通り越して牽制悪送球なんてことはないでしょう。

 そのウリダ、トーレスらと共にジョアンのもと天皇杯優勝を果たした時のメンバーで、札幌との対戦では2001年10月31日の2ndステージ第11節で1点取ってます。ピクシーの陰に隠れてあまり目立ちませんでしたが、一言で表すならまさに堅実といった感じのMFで、戦術眼の優れたプレイヤーです。日本で公式戦100試合以上に出場したというだけでもその貢献ぶりがわかると思います。報道によれば、名古屋を退団後に所属していたフランスリーグのスダン(notソダン)が今季2部降格。あっちのほうのチームって2部に落ちたら売れる選手はとっとと売ってしまう傾向が強いので、すんなり話がまとまった模様。
 そんなわけでますます名古屋色が強くなってきたわけですが、あの時の名古屋が札幌で再現されるのなら大歓迎です。あとはそろそろグララちゃん嫁入りも近いとかはないですか。ないですね。

2003年7月23日

3連勝

 イヤすいません。ちょっと個人的事情で更新が出来ませんでした。つうか、入院してました。まぁ別に重い病気とかではなく、残念ながら出産でもないんですけど、予定していたサテライトリーグ観戦もキャンセル。「更新してねぇ!」と毎日訪れてくれていた皆さん、申し訳ありませんでした。とりあえず復活しましたので。
 さて今更な感はありますが、先週土曜日に行われた後半戦スタートとなる湘南ベルマーレとのアウェイ戦は、岳也とビタウのゴールで0-2の勝利。前半湘南の素早いプレスに手を焼きましたが、後半は一方的とも言える試合内容。それだけに2点というのは物足りないなというのは感じましたが、決定力不足にさいなまれていた一頃から考えればそれもまたゼイタクと言うもの。とりあえず今は「キッチリ勝点3をゲット」出来るようになったことは大きな進歩です。
 まぁそれはそれとして、オレとしてはとにかくオモロい試合が見られればそれでいいのですが、そういう意味でも湘南戦はオモロいどころかオモロアー(omoro + er = 比較級)を通り越してオモロエスト(omoro + est = 最上級)とも言えるものでした。

 既に英語じゃないですね。

 久しぶりに復帰した今野はまだ試合勘が戻っていないようでしたが、そのうちチームに慣れてオモシロプレイになるでしょうから心配していません。

 というわけで湘南戦観戦記お待たせしました。

2003年7月25日

ふんばりどころ

 チームはアウェイ山形戦を明日に控えているわけですが、本日新助っ人のウリダの正式契約がクラブから発表された他は週中はそれほど大きな動きはありませんでした。今までなら誰か彼かがケガしたとか退団したとか、ウニを密漁したとか地平を駆ける獅子を見たとかいろいろなことがあったものですが、まぁ便りなきは良い知らせとも言いますし、何もないっつーのはいいことでしょう。その代わり「代表入り」とかの知らせもないけど。
 さてその山形戦、守護神藤ヶ谷は相変わらず別メニューで欠場濃厚。前節に引き続き洋平がゴールマウスを守ることになりそうです。また、DFリーダーの尽が累積警告で出場停止で、センターバックは曽田と西澤のコンビということになるでしょう。名前で書くと特に違和感はありませんけど、姓で書くと「佐藤が出場、佐藤が出場停止」と意味不明なので注意が必要です。守備絡みのメンバー変更は気になりますが、まぁ洋平はベテランですし前節の様子なら問題なさそうですし、曽田と西澤もコンビ組むのは初めてじゃないですから、特に心配はいらないでしょう。何しろ相手は「元祖スペクタクル」古川先生率いる山形。目には目を、歯には歯を、スペクタクルにはスペクタクルを。しかもこちらはスペクタクル2倍なのですから願ったり叶ったりです。

 来週は水曜日に横浜FCとのホームゲーム、土曜日には新潟とのアウェイゲームと移動続きとなり、選手の疲労も相当なものとなると思いますが、メンバーのやりくりも含めてジョアン・カルロス・トシキ監督の腕の見せ所ですね。正しいタオルの振り方とか。

2003年7月27日

連勝ストップ

 4連勝を狙ってモンテディオ山形とのアウェイ戦に臨んだコンサドーレ札幌、アウェイの試合らしく前半からパッとしない中、後半開始早々にアンドラジーニャのすんげえミドルシュートが決まり先制しましたが、後半31分に小久保にゴールを決められ、その7分後に大島に曽田が与えたPKを決められて逆転負け。この結果順位は山形と入れ替わり、再び5位に落ちてしまいました。
 決定力不足の深刻な湘南との試合はなんとかなりましたけど、さすがに山形クラスになるとアウェイではごまかしは利きませんね。ケガで欠場した藤ヶ谷だけならともかく、それに加えて尽も出場停止で、守備のキーマンが2人も欠けていたのが予想以上に大きかったということでしょうか。洋平も決して悪くはありませんでしたが、同点となったシーンで前に出るのを躊躇した消極性が気になりましたし、「正面からのボールには強いが横からの揺さぶりに弱い」という弱点をモロにさらけ出した格好です。とはいえ、藤ヶ谷がケガをしている以上は洋平に任せるしかありませんし、そもそもそんなオレみたいな素人にも見えるような弱点があるのなら、まずあんなにざっくりサイドを割らせないのが先決でしょうから、そこだけを責めるわけにはいかないでしょう。
 それよりも、この日のようにビタウと砂川が揃って不調だった場合、板長と今野では何も出来ないことも露呈したことのほうが大きいですね。「それなら中尾がいるじゃないか」という声も聞こえてきそうですが、複数のポジションをこなせる中尾のような選手がベンチにいると、監督としては選手交代の選択肢が大幅に増えますし、中尾の場合長いこと使うと物理的にいなくなる可能性も捨てきれないだけに、監督としてはどっちかといえばベンチにいたほうがいろいろとやりやすいでしょう。今は三原もケガしていますから、それ考えれば中盤過多と言われながらもなぜウリダを獲得したのかがよくわかります。というか、だからこそウリダなんでしょうね。きっと。
 その辺を踏まえた上で敢えて厳しいことを言わせてもらいますが、室蘭での福岡戦、ドームでの大宮戦、厚別での鳥栖戦と、大勝を飾った試合の全てに今野がいなかったという事実を本人はよーく考えるように。このままではワールドユースはともかくとしても、五輪代表入りもおぼつかないかもしれませんし、ましてやJ1への移籍なんて言ってられる場合じゃないですよ。

 まぁとりあえず山形戦観戦記アップしてます。

2003年7月29日

仕切直し

 明日は横浜FC戦です。前節山形戦は痛い黒星を喫してしまっただけにホームゲームとなるこの試合はしっかり勝っておきたいところです。
 ところで、相手となる横浜FCもどうやらかなり大変なようです。開幕戦で先制点を挙げたDFマシューが累積警告で出場停止で、それだけならまだしもGKがいません。レギュラーGKの水原と2ndGKの吉田がケガで別メニュー中の上、残された最後の菅野までもが前節大宮戦で一発退場。控えのGKがいなかったためDFの河野が急遽GKを務めるという珍事が起こりましたが、今節もちろん菅野は出場停止となります。今のところ田北GKコーチの現役復帰の話は聞いていないので、GKが誰になるのかが注目の的となっていますが、水原か吉田のどちらかがケガを承知で強行出場するか、もしくはいっそのこと城をGKにしてウケを狙うということになるでしょう。
 いずれにしてもまともな状態とは言えず、その辺り怪我人禍に苦しんだ札幌のサポーターとしては同情を禁じ得ませんが、それと勝負はまったく別。というよりは、こっちも山形戦でいらんカードをもらった岳也が出場停止で、藤ヶ谷も未だに別メニュー、何よりマザロッピが出場停止ですから、「同情するほど余裕がない」のが本音なんですけど。

 で、岳也の代役には、どうやら"King of Sapporo"新居が久しぶりのスタメン出場となる模様です。新居は現在のところは岳也にスタメンFWの座を譲っている格好で、まぁ今季の得点が2点の新居と、チーム得点王かつアシスト王の岳也とでは、残した結果に差があるだけに致し方ないところではありますが、考えてみれば新居もポストの出来るFWと組んだことはほとんどないんですよね。今季唯一の「俺2トップ」となった大宮戦では俺王様とかなり面白い絡みを見せてただけに、その俺王様と同じようなタイプのアンドラジーニャと組んだらどうなるのかが興味深いところです。
 とりあえずこういう時にドサクサ紛れに点取りまくるのもまた新居なので、遠慮せずに存分に暴れてきなさい。

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