外科手術
開幕から3試合を終えて1勝2敗となかなか波に乗りきれない札幌。主力メンバーを多く欠いていた事情もありますが、それでもホームゲーム2戦を落としてしまったのは非常に痛い。特に守備陣は3試合で失点9というちょっと見過ごせるものではないレベルで、いくら攻撃サッカーを目指しているとはいえ、前節1人で2得点を挙げたホベや、次節から復活する予定の俺王様がいくら奮闘したとしても、このままでは権兵衛が種まきゃカラスがついばむ状態となるのは火を見るよりも明らかです。
そんなわけで、さすがにジョアン・カルロス・トシキ監督も守備陣のテコ入れをはかった模様。昨日行われた紅白戦では前節までレギュラーを務めていたGK洋平、DF森くん、健作を外してAチームに藤ヶ谷、曽田、中尾を起用するという大鉈を振るいました。失点は何も守備陣だけの責任だけではないとはいえ、はっきり言えば今年の、イヤ去年からの洋平のパフォーマンスにはかなり不満がありましたし、ここいらでもう一度フジを見てみたいと思いましたので、個人的には納得の入れ替えですね。健作もベットにまるで信頼されてない状況では致し方ないですかね。つうか、ここまでの試合でベットは新居と今野しか見てないような気もするんですが。
「(新潟戦は)このチームで行く」というジョアンの言葉がどこまで本気なのかはわかりませんが、いずれにしても若手ベテラン関係なく入れ替えを頻繁に行うのは歓迎すべきことですし、こういった外科手術も時には必要かと思います。「すいません、医療ミスでした」とかでも、この場合それはそれで笑えるので大丈夫です。
そういえば、全然関係ないけど気がつけばもう4月じゃないですか。私事で申し訳ないですが、オレはもうまる1年トップチームの勝利を生で見ていないので、新潟戦は頑張ってください。