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2003年9月 アーカイブ

2003年9月 1日

夏の終わりのハーモニー

大宮アルディージャ 3-0 コンサドーレ札幌

サポーターなんて義務でも仕事でもなく、好きでやってることです。地元のチームだから、故郷のチームだから、好きな選手がいるから、あるいは何となく、人によってその理由は様々ですが、基本的にはみんな「勝手に」やっていることに違いはありません。ですから、選手はサポーターにコビを売る必要はまったくありません。

 だからってわざわざケンカを売ることもないと思うがな

 そんなわけで土日もフル出社してたため大宮に行くどころかテレビ観戦すら出来なかったんですけど、とりあえずあとから前半だけ見た、つまり失点シーンは全部見た限りでは、まぁサポーターが怒るのも無理はないかなと。ただでさえ大宮はバスを囲みやすいスタジアムだし。
 そんで観戦記ですが、すいませんすげえ忙しくて書くヒマがありません。とりあえず水曜日にはもう広島戦が控えてますのでなるべくとっとと片づけてしまいたいのですが、もう少しお待ちください。

2003年9月 3日

いつか来た道

 えーと。とりあえず、君たち全員桃の皮を肌にこすりつけの刑ってことで。この刑はマジでヤバイですよ?

 まぁ今となっては勝とうが負けようがどうだっていいことなんですがね。まだ試合見てないのでなんとも言えないし。まぁ今の状態ならこんなモンだろうなという気はします。早い話が末期症状ですからね。
 そんなわけで広島戦が終わったばかりですが、大宮戦観戦記は書きました。広島戦の観戦記はもう少しお待ちくださいっつっても3日後には鳥栖戦ですね。どうしよう。いっそもう不戦敗でいいやと思い始めているオレも末期症状です。オレのこの病気には特効薬が必要かもしれませんね。鈴木智樹という特効薬が。

2003年9月 6日

かわいい子には旅をさせよ

 来季の戦う場がJ1だろうがJ2だろうが、クラブ側は今の段階から来季の編成を考えなければなりません。札幌は前節サンフレッチェ広島に負けて9位に転落し、いよいよもってJ1昇格が厳しくなりました。まぁそんなことを言っても今更何を言うかといった気がしないでもないんですけど、とりあえず現時点ではよっぽどの奇跡が起きない限り来季もJ2で戦うことが濃厚となっています。予算的にも大幅な縮小が予想される来季は大幅な若返りを図り、新人選手も5~6人を獲得する意向のようです。つうかそんなの去年の段階から言ってたオレとしては結局1年を無駄にしたという気がしないでもないですけど。
 まぁそれはともかく、さらにはその若手育成の一環として吉瀬と新居の2人を短期留学させるという話もあるようです。かつて同じようにブラジルに短期留学をした中尾が今年ブレイクしたため、短期留学制度を思い出したかのように復活させたわけですね。吉瀬はブラジルへ、新居はアルゼンチンへ行くらしいですが、シーズンはまだ終わってないので、今のところ出番のなさそうな吉瀬はまだしも、出番は少ないけどゼロではない新居はシーズン終了後の出発になるようです。まったく違う環境に身を置くというのは彼らにとっても決してマイナスにはならないと思うので、是非修行に励んでもらいたいものです。ケガすんなよ。
 とりあえず来年以降もJ2チームとしてJ1昇格を目指すのは当然としても、とにかくオレは「試合を見てうっとりしたい」だけなので、クラブの強化担当の方々におかれましては、是非ともうっとりチームを作るほうを優先させて頂きたい次第です。

 それと広島戦観戦記も出来てます。

2003年9月 8日

明日を担う力

 はっきりと他チームとの比較をしたわけではありませんが、コンサドーレ札幌のサポーターというのはユースにも熱心な応援をしています。特にここ数年は全国大会でも好成績を挙げたり、世代別代表にもコンスタントに選手を送り込んだり出来るようになったりと順調に伸びていっていることもあって、ユースの大会へわざわざ足を運ぶサポーターも多くなりました。まぁ、ユースの観客が増えてきたのはここ2年くらいの間ですから、一向に成績の伸びないトップチームからの現実逃避という側面がないわけではないと思いますが、とにかくサポーターの中でもユースへの注目度は高くなっています。そんなわけで、ユースの試合レポートについては詳しく取り上げるサイトも増えてきましたので、オレがわざわざユースの話題を取り上げる必要もなくなったのですが、今日は久しぶりにユースの話題なんぞをしてみようかと思います。
 つってもまぁ、残念なことにまだオレは今年のユースチームを見てないんですよ。基本的に札幌にあるチームですから東京在住のオレが見に行ける試合なんて滅多にないですし、例年は夏のアディダスカップを見にジェイソン(Jヴィレッジ)まで見に行っているのですけど、今年はその時期に思わず入院なんぞしてしまったために時間、体力、資金とも全てで都合がつかないという逆三冠王による断念となったわけです。
 さらにはプリンスリーグを勝ち抜いたコンサドーレ札幌ユースU-18は今月末から高円宮杯全日本ユース選手権がありますが、カシマスタジアム、さいたまスタジアム、柏の葉競技場と関東圏のスタジアムが並ぶ中で、札幌ユースの属したDグループはよりによって静岡の藤枝サッカー場という何者かの陰謀としか思えないオチに終わっています。もちろんグループリーグを勝ち進めば関東での試合になるのですが、Dグループは国見、滝川二高、清水ユースと強豪中の強豪が居並んでいるだけに苦戦は必至です。

 というわけで、そんなオレに残された最後のチャンスとも言えるJユースカップが現在行われていまして、ヴェルディ、大宮、川崎というグループとなった札幌は3試合を終えた段階で1勝1敗1分の勝点4となっています。この3試合はいわば「ホームラウンド」で、残りの3試合は全てアウェイ。まずは大宮アルディージャユースとの試合が、9月21日14:00から大宮公園サッカー場で行われます。

 ワタシ、帰省中デスネ~

 それと鳥栖戦観戦記アップしてます。

2003年9月11日

助っ人春秋

 今年低迷した理由の一つとして、助っ人選手の失敗が挙げられます。シーズン前にやってきた俺王様、ベット、ホベルっちの3人全員が既に退団。そういえば、ベットとホベの2人はそれぞれ当初獲得を進めていたミネイロ、ファビオ・バイアーノが契約寸前でおじゃんになったための入団と、いわば「ハズレ1位」とも言える選手。2人とも実力的には申し分なかったのですが、ホベは監督とそりが合わず、ベットに至ってはホームシックで勝手に帰国と、ピッチの上以外の理由での退団。俺王様も(表向きは)ケガでの退団だっただけに、今思えばシーズン前の時点で既に今年は暗礁に乗り上げていたのかなぁという気はします。
 そんなわけで強化担当には同情の余地があるとはいえ、結果だけを見れば明らかに「失敗」だった今年の失敗を踏まえ、助っ人選手の補強方針をも見直す方針でいるとのこと。助っ人補強については、最優先がFW、第2に守備のリーダーとなれるDF、3番目にトップ下またはボランチということになっていますが、その最優先のFWはどうやら「高さのあるFW」ということらしいです。
 確かに一部「プライド」などの別にいらん高さだけはあったりするのかもしれませんけど、身長については自他共に認めるちびっ子チーム。FW登録の選手の中で一番の長身が相川進也の179cm、MFを含めてもレギュラークラスは軒並み180cm未満です。どこのチームもDFには180cmを超える選手が揃っていますから、そういう面ではどうしても見劣りしてしまいます。単純な放り込みだけのサッカーというのも困りものですが、だからといって今の札幌のように「高さ勝負は圧倒的に不利」というのもそれはそれで困りもの。今も思い出したかのように「ソダン大作戦」がしめやかに行われたりしていますけど、それはあくまでスクランブルですし、普段から練習をしてるわけではないですから、攻撃の選択肢の一つとしての「高さ」もないよりはあったほうがいいという感じでしょう。
 とはいえ、じゃあ単純にデカい選手を獲ればいいのか、という話になると、またそれはちょっと違うと思います。つうか、うちの場合点が獲れないのはそもそも高さとか以前の問題なのではないかという気がしないでもないですが、長身選手をたくさん揃えている大宮の決定力が高いかといわれればそういうわけでもないですし、逆に183cmと際だって長身というわけでもない崔龍洙(市原)がヘディングで点を獲りまくっているのを見ても、単純に背の高いFW=空中戦に強いというわけではないと思うんですよね。要はストライカーに必要なのは背の高低などではなく、「点を獲る嗅覚」ということになると思います。

 で、俺王様帰ってこないの?

 まぁ別に補強方針にケチをつけるわけではありませんが、とにかくギラギラした人がいいですね。もう「無賃乗車の上に目的がタダで機械の身体を手に入れること」くらいの強欲さが欲しいところですけど、そうじゃなくてもとりあえずオモシロ人間であれば何も言うことはありませんよ。「満月を見ると大猿に変身する」とか「得意技はヨガテレポート」くらいのオモシロさがあれば。

2003年9月14日

洋平磐田に移籍

 内容はアレながらも久しぶりの連勝に沸く札幌に、突然のニュースが舞い込んできました。コンサドーレ札幌GK佐藤洋平が、ジュビロ磐田へ今シーズン終了までの期限付きで移籍することが決まったそうです。
 1stステージの優勝を逃した磐田は高原寿康が骨折で戦線を離脱中な上、ヴァンズワムが首脳陣と衝突して退団が濃厚ということで、即戦力となるGKを探しており、今年ポジションを藤ヶ谷に奪われベンチを温め続けていた洋平に白羽の矢を立てたということのようです。聞くところによれば洋平自身も出場機会が減ったことで移籍を志願していたとかで、若返り策を推し進める札幌と三者の思惑が一致、シーズン半ばでの電撃移籍と相成ったようです。
 確かにサッカー選手は試合に出てなんぼですし、洋平の場合年齢的にもそう時間が残されているわけではないですから、このままで終わるわけには行かないと思うのも致し方ないと思います。わからないでもないです。でもねぇ。試合に出れないからと言って早々にチームをほっぽり出すっつーのは、キャプテンとしていかがなものかと思いますけどね。同じ年齢でありながら、試合に出ることがかなわなかった時でも腐ることなくいつ来るかわからない出番に備えて常にコンディションを整え、いざ試合となれば常に100%の力を出し続けていた選手だっていたのに。
 まぁ、そういう選手がクビを宣告され、張監督のミーティング中に大あくびぶっこいたり、練習が終わったら他のチームメイトに声をかけることすらもせずに真っ先に帰ったりなど、聞けば聞くほどゲンナリな話ばかりの選手を残したどころかキャプテンにまでしてしまったことがそもそもおかしいんで、オレとしては今更何を言うつもりもないんですけどね。もちろん、鹿島アントラーズから移籍してきた1999年以降、J1に昇格した2000年、J1残留を果たした2001年の功績というのは忘れるハズもありませんから、石持て追い出すつもりもないですけど(※用例間違ってます)。
 今季のレンタル終了後はそのまま完全移籍となるらしく、とりあえず札幌-磐田間は片道切符となる模様ですが、どっちにしても(札幌にしては)高額年俸の選手をベンチに置くほどの余裕のない札幌では、このままならシーズン終了後にほぼ間違いなく退団となることが確実だっただけに、強豪中の強豪である磐田への移籍というのはお互いにとっていい選択であることは間違いないでしょう。オレにとってもいい話でした。
 さてその洋平が抜けたあとのGK陣ですが、報道によれば来年はユースの「エビ」こと蛯沢省吾くんが昇格するらしいです。だとすれば心配はいらないですね。もちろん入団してすぐにどうこうしろとは言いませんので、来年どんな体制になろうともマザロッピだけは残して欲しいと思います。

 あと水戸戦観戦記もアップしました。

2003年9月16日

ラストスパート

 前回水戸戦で第3クールまでの日程が終了し、今週末の甲府戦から第4クール。全44試合のJ2もいよいよ最終局面を迎えます。毎年最後の最後までもつれることが多いJ2ですから、この最後の11試合というのはただの11試合ではありません。昇格争いをしているチームのサポーターにとって最も長く感じられるクールであることは間違いないでしょうし、その他のチームのサポーターも、その結末が気になる方は多いかと思われます。
 上位2着までのチームがJ1への挑戦権を手にすることが出来るJ2というのは、競馬にたとえるならばG1へのトライアルレースといったところでしょうか。そうするとこの第4クールというのは、第4コーナーを回って最後の直線勝負ということになると思います。この長い直線勝負の果てはハナ差での決着となることも少なくないだけに、ここからの叩き合いは見応えも充分だと思います。
 そんなわけで現在レースはビッグスワンが2馬身のリード。悲願の重賞制覇に向けて鞍上・反町康治がムチを抜きます。スタートから逃げ切りを狙っていた1番人気パープルベアーはさすがにやや後退、2番手の位置。3番手はナイスフロン、「もう3着はいらない」とばかりに石崎信弘騎手の両腕が動いた。ここからの伸びはどうでしょうか? 後続との差は3馬身といったところで4コーナーを回って、今直線に入りました! 残りはあと500メートル! J1への切符を手にするのは誰でしょうか!?

 なお、単勝2番人気ノーザンオウルは、スタートで出遅れて馬群に消えた上に騎手落馬により競争中止となっております。

2003年9月19日

ホーム参り

 私事になりますが、明日から遅めの夏休みで札幌に帰省します。つっても既に夏ではないというツッコミもありそうですが、関東はまだまだ尋常じゃなく暑いです。未だに生命維持装置を稼働させなければいけないほどです。
 そんな残暑厳しい関東を離れて北海道に戻るわけですが、おそらくサッカー観戦に飲みと、基本的にやることは変わらないっつーか、むしろさらにヤバさアップのような気もします。ただし、ハッピ企画の最後の山場、新居へのハッピ贈呈式を行う予定でおります。予定としては21日の練習後(15:00~宮の沢)に結構という考えでおります。どうせやるなら大々的にやりたい、というかここまで来たら既にヤケという感じですが。
 とりあえずその前にアレだ。甲府戦だ。先日仕事で大宮に行けなかったので、オレにとっては久しぶりの生観戦となります。まぁテレビだろうが生だろうが熱処理してようがいつだって勝ってもらいたいのは山々なんですが、勝負は時の運もありますからね。あまり贅沢は言えませんけど、少なくともいつも見ているアウェイの試合よりはまだそれなりに期待は出来るんじゃないかと思ってしまうわけです。ちなみに昨季のホーム参戦は8月31日の柏レイソル戦でした。

 うん、やっぱ自然体が一番ですね。

2003年9月23日

U-15全国へ

 というわけで帰省中です。更新もほったらかしで実家で溶けているわけですが、21日は高円宮杯U-15の北海道予選決勝を観戦してきました。コンサドーレ札幌の主練習場である宮の沢白い恋人サッカー場での試合は、コンサドーレ札幌ユースU-15とSSSジュニアユースというおなじみの組み合わせ。北海道のこの年代をリードする2チームだけあって、試合内容はほぼ互角。U-15日本代表の経験がある長沼恭平くん、去年の同大会の全国大会準決勝・00ディアマントFC戦で交代出場していきなりイエローカードをもらった主将・岡揚一くんを中心に攻めるコンサドーレ札幌ですが、GK斉藤直也くんを中心としたSSSの堅い守備を崩すことが出来ず前半は0-0で終了。
 後半も一進一退の攻防が続きますが、後半中頃にSSSのGK斉藤くんがルーズボールを処理した際に勢いあまってペナルティエリアから出てしまったらしく、ハンドのファウルを犯してしまいます。このセットプレイから2年生FW・大西洋平くんがDFと競り合いながらも頭で押し込みコンサドーレが先制。ミスからの失点にSSSイレブンが気落ちしてしまったか、その後コンサドーレペースの展開が続き、MF大野翔平くんが見事なミドルシュートを突き刺して2点目。終了前にSSSも意地を見せて1点を返しますが、そのまま2-1でタイムアップ。コンサドーレ札幌が勝利しました。

 前年に引き続き全国大会への切符を手に入れたコンサドーレ札幌ユースU-15の岡主将は、「コンサドーレの看板を背負っている以上、誇りを持って戦っている」と、どっかの誰かたちに聞かせたいコメントを残してします。そういえば、昨年の大会で全国準優勝した時の佐藤智佳主将(現コンサドーレ札幌ユースU-18)の「トップチームが低迷している時だからこそ、ぼくらが頑張らなければいけないと思った」とコメントしていますね。
 この同じ21日にはJユースカップでU-18がアウェイ戦で大宮を0-2で撃破、女子ワールドカップを戦う日本女子代表も6-0でアルゼンチンを蹴散らす活躍を見せるという、オレ的には実に素晴らしい一日でした。ええ、どっかのトップチームなんてどうでもいいほどに。

 それと今回の帰省の目的の一つだった贈呈式の模様はアップしました。あと観戦記も書きます。いつになるかはわかりませんけど。

2003年9月25日

ファイナルカウントダウン

 実家にはスカパー!がない上、ちょうど試合の時間に別の用事があって、23日の福岡戦は見られませんでした。まぁそれは事前にわかっていたんで、東京の自宅を出る前に録画予約をしておいたんですよ。甲府戦と、福岡戦と、あと女子ワールドカップの日本対アルゼンチン戦。別に甲府戦は現地に見に行きますので録画する必要はないといえばなかったんですけど、あとから見直す必要性も出てくるかもしれませんし、テープは180分テープだったんで3倍にしておけば超余裕で収まりますから、福岡戦は帰ってから見ればいいと思っていたんです。というわけで東京に戻ってきました。

 撮れてませんでした。

 正確にはなぜか甲府戦だけが録画されていたんですけどね。女子代表の試合は再放送が充実しているのでいいとしても、J2のローカルチームの試合如きにそんなに何度も何度も再放送があるはずもなく、唯一の再放送も録画失敗の事実に気づいた時にはとっくに終わっていました。
 そんなわけで開設以来約3年弱、リーグ戦については一度も欠かさなかった観戦記継続の記録が、ついに途切れることになります。どっちかってーと「書かなくて済む口実が出来た」という意味ではまさに願ったり叶ったりなんですけどね。どうせいつもの通りの試合だったんでしょうし。まぁ甲府戦は一回見てしまってますし幸か不幸かブデオ撮れちゃってるんで、書くことは書きますけどね。いつかどこかで。

 さて皆さんご存じの通り前節の福岡戦は0-1で敗れたんですが、この試合で頭を打った岳也が「外傷性健忘症」という診断となったそうです。試合終了後にそのまま倒れて担架で運び出されるほどのダメージだったらしいですね。箇所が箇所だけに心配されましたが、とりあえず大事には至ってないようです。ただ試合中の記憶が所々抜けているとのこと。まぁ、この際ですからそのまま2001年9月15日時点の記憶まで戻ってもいいかもしれませんけど。
 ただし、負ければその時点で見事J2残留となる次節湘南戦の出場は無理そうです。それはそれでいいんですけど、問題は福岡戦でイエローカードを受けたアンドラも出場停止です。出撃可能なFWが新居しかいないという非常事態に、張監督はついに「最終兵器ソダン」を持ってくる模様。ということは、祭ですね?
 しょせんは血塗られた道。最後は華々しく道民2トップで玉砕ってのもオツなものかもしれません。

2003年9月27日

J2残留

 これから~寂しい秋で~す~
 毎回~やる気を~欠き~ます~
 あきれて~ものも言えずにいた~なら~
 わかって~く~ださい~♪

 つーわけでわかる人は年がバレてしまうようなネタで始まりましたが、本日行われたJ2第36節・対湘南ベルマーレ戦に1-2で敗戦し、晴れてJ2残留確定となりました。まぁきっとなすすべもなく残留を確定させるだろうと思っていましたし、これで「可能性がある限り勝ちに行く」というお為ごかしも通用しなくなりましたので、むしろ気分はスッキリなんですけどね。とりあえず編成部の皆さん、今年のオフにやることはおわかりですね? チームの勝利を第一に考えようとしない選手についてってお金を出すほど札幌のサポーターもお人好しじゃないですよ?

 まぁそれはそれとして、もう随分前からほとんどのサポーターの目線は来季に注がれているのではないかと思います。オレももちろんその一人ですが、この時期気になることと言えば来季コンサドーレにどんな選手が来るのかということでしょう。そんなわけでそのうちの一人、先日来季の入団が内定と報道された鵬翔高校の上田常幸くんと、あと個人的に青森山田高校の上田大貴くんをチェックしに、カシマスタジアムで行われた高円宮杯U-18選手権のAグループ予選を見に行ってきました。
 その入団内定といわれる上田くんがいる鵬翔高校は第2試合に登場。つっても鵬翔には上田くんが2人(もう片方はFW)いるんですけど(話によると双子の兄弟だそうです)、DFのほうの上田くん、立ち上がりからヘディングの目測を誤ったりあっさり抜かれたりして観音高校に先制を許してしまいます。予想外のアレレな出来に「それってどうなのよスカウト?」などと思わず思わずにはいられなかった(?)のですが、その後は空中戦でもほとんど競り負けることなく、味方のコーナーキックではほとんどのボールが彼に向かって蹴られていたところを見ると、どうやら緒戦ということで固くなっていただけのようです。同点ゴールもコーナーキックからDF上田くんが頭で折り返したところをFWの上田くんが押し込んでのものでしたから、空中戦には絶対の自信を持っているようです。鵬翔高校は4バックでしたが、どっちかというとストッパータイプなのかなという印象を受けました。
 ちなみに試合は鵬翔高校が2-1で逆転勝ちを収めています。得点者は2点ともFWのほうの上田くん。DFの上田くんはすぐにトップでどうこうというわけではないかもしれませんが、素質はいいものを持ってますしリーダーシップもあるみたいで、鍛えればオモシロい選手になりそうです。
 まぁ鵬翔に限らず、第1試合の青森山田対愛媛FCユースも両チームとも固かったですけどね。試合は3-2で青森山田が勝ちましたが、愛媛FCも#4深水くんを中心とした堅守が印象的な、思ったよりもはるかにいいチームでした。ただし青森山田は守備の要である主将・大河内くんが負傷退場してしまったのが気がかりです。彼のキャプテンマークは上田大貴くんが引き継いでましたが、痛めた脚が相当ヤバそうだったので心配です。
 あと初出場となる広島観音高校はよくまとまっていましたが、それ以上に応援団がオモロかったです。誰の応援歌か忘れましたが「アルプス一万尺」で「これから始まる○○(誰か忘れた)のフィジカル何人倒すかわからない~」とか、「一週間」で「行け行け行け飛び出せ津村~フィールドの妖精津村~」には死ぬかと思いました。
 やっぱりユースサッカーはオモシロいです。Jリーグにお金出してる場合じゃないですね。

 で、かなり遅ればせで申し訳ないですが甲府戦観戦記をアップしました。あと福岡戦も記録だけ。

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